赤くて可愛らしい野菜を実らせるラディッシュは、二十日大根とも呼ばれていることはご存知ですか?
その名の通り、約1ヶ月で収穫をすることが出来るので、家庭菜園初心者の方でも安心なのです!
害虫にも強く、プランター栽培にも向いているラディッシュですが。
実は小さいがゆえに、栽培方法を間違えるとなかなか育たなかったり実が腐ってしまって失敗することもあるのです。
失敗を避けるために、ラディッシュを栽培するときのポイントを押さえて、是非家庭菜園を楽しんでほしいと思います!
ラディッシュの成長が遅い?!成長が遅い時の原因と対策を紹介!
ラディッシュの栽培の失敗として多いのが、根が伸びないことや太くて丸みを帯びた形にならないという2点です。
このような失敗を避けるためにも、家庭菜園の時に気をつけてほしいポイントを押さえて、美味しいラディッシュを収穫しましょうね!
ラディッシュの栽培をするときに気をつけたい3つのポイント
それでは、美味しいラディッシュを育てるために気をつけてほしいポイントを3つご紹介しますね。
是非、こちらをご覧になってから、栽培の準備に取り掛かってほしいと思います。
ラディッシュ栽培で気をつけたいポイント①土をふかふかに耕す
ラディッシュは大根の仲間なので、硬い土や肥料がしっかりと混ざっていない土に植えると根本が割れてしまいます。
野菜用の培養土を用意して、しっかりと混ぜ合わせたふかふかの土に種を蒔くと、大きなラディッシュに育ちますよ。
ラディッシュ栽培で気をつけたいポイント②指の第2関節くらいの深さに種を蒔く
種を蒔く場所が浅いと、根の部分が地上に出てきてしまい、育たなくなってしまいます。
なので、ある程度の深さのところに種を蒔く必要があります。
どのくらいの深さが良いのか判断が難しい方は、自分の人差し指の第2関節くらいの深さを目安にすると良いでしょう。
ラディッシュ栽培で気をつけたいポイント③本葉が出てきたら間引きを忘れずに!
ラディッシュは、間引きをしないと間隔が狭くなってしまうので、大きくなりにくいのです。
ある程度の本場が出てきた時点で、間引きを忘れずに行いましょう。
私は、ニンジンをプランターで育てたときに間引きをするのが遅くなり、細い赤ちゃんのようなニンジンしか出来ず失敗をした経験があります。
間引きをするときには、1cm以上間隔を空けるようにすると良いですよ!
ラディッシュを大きく育てるためにはどうしたらいい?そもそも大きなラディッシュって美味しいの?
ラディッシュを大きく育てるためには、事前の準備だとか間引きなどの、収穫前の工程がとても大切になります。
そして、この工程と同じくらい大切な手入れが「土寄せ」です。
土寄せという作業を行わないと、ヒョロヒョロになったラディッシュになってしまうのです。
土寄せを行うときのポイントは?
土寄せをすることで、しっかりと丸くなった太いラディッシュを収穫することが出来ます。
ラディッシュの赤い部分が土の上に少し見えたら、その部分を覆うように、土を被せて見えなくなるようにし、しっかりと土で抑えます。
プランターで栽培をする場合には、深めに溝を作ってから種を蒔き、後々の土寄せをする回数を減らすようにしておくと手間が省けるでしょう。
ラディッシュが美味しく食べられる料理を紹介!
ラディッシュは、大根をサラダ用に改良したもので、シャキシャキとした食感を楽しむことが出来るのが特徴となっています。
また、簡単に料理にすることが出来るので、忙しい主婦の味方としても、きっと役に立つことでしょう。
私がおすすめする、ラディッシュの料理をご紹介するので、収穫したばかりの新鮮なものを是非使って、料理を楽しんでくださいね。
おすすめのラディッシュ料理①ラディッシュとトマトの麹マリネ
用意するものは、ラディッシュとトマトのみです!
食べやすい大きさに切ってから、調味料の麹とオリーブオイルを大さじ1ずつ加えて味を整えて完成です。
忙しい時や、もう一品欲しい時に簡単に作れますし、野菜もたっぷりと摂れますよ!
お好みでバジルやレモン汁を加えて、楽しんで欲しいと思います。
おすすめのラディッシュ料理②サーモンとラディッシュのカルパッチョ
メイン料理としてラディッシュを使いたいと考えている方は、カルパッチョがおすすめです。
刺身のサーモンとの相性が抜群ですが、ブリや白身魚でも大丈夫ですよ!
切った魚の上に、薄くスライスをしたラディッシュを載せるだけで、完成です。
冬の時期には、ゆずをお好みで垂らすと、旨みも倍増しますよ。
おすすめのラディッシュ料理③ラディッシュのハチミツ甘酢漬け
たくさんのラディッシュが収穫出来て、作り置きをしておきたいという方におすすめのレシピです!
工程が多く、時間を要するので、ある程度の時間がかかると思って準備に取り掛かってくださいね。
用意するものは、以下の通りです。
- ラディッシュ 10個~15個
- 米酢 90ml
- はちみつ大さじ3
- 塩
続いて、米酢を鍋で温めたら、「はちみつ」・「塩」を加えます。
温めながら、はちみつが溶けるようにゆっくりと混ぜて火を止めます。
その後、粗熱を取るまで冷ましておきましょう。
冷めたものの中に、ラディッシュを入れて、3時間以上漬け込んだら完成です!
ラディッシュの成長の過程のまとめ
大根の仲間として有名なラディッシュは、シャキシャキとした食感が良く、料理にも彩りを添えてくれるので、家庭菜園にピッタリの野菜です。
是非、ポイントを押さえながら失敗しないラディッシュ作りを目指し、収穫まで楽しんで欲しいと思います。
ラディッシュは、華を添えるだけではなくメインとしても味わうことが出来るので、色々なアレンジをして食べてみてくださいね!