子どもから大人まで年齢を問わず人気の枝豆。
実は、家でも簡単に栽培できるのです。
枝豆の栽培には
- 枝豆の種や苗
- プランター
- 培養土
ただ、問題なのは枝豆につく害虫です。
枝豆には害虫がつきやすく、枝豆の葉をかじったり、実についたりします。
害虫が大量発生すると、収穫量にも影響がでてくる可能性もあります。
植物には虫がつきものとはいえ、せっかく手間暇かけて育てている枝豆が虫にやられてしまったらショックですよね。
私は虫が苦手なので、家のプランターに虫がいると想像するだけでゾッとしてしまいます。
枝豆を収穫するときに、虫まで一緒につまんでしまったら、叫んでしまうかもしれません。
それなら害虫対策をすればよいのですが、枝豆のような食品に対して、あまり強い薬品などは使いたくない方も多いと思います。
安心で安全な害虫対策はあるのでしょうか?
風通しをよくし、日光がしっかり当たるように、葉を増やしすぎないようにしましょう。
そのためには、窒素分の少ない肥料を使うようにしましょう。
枝豆には根粒菌という菌があり、自ら栄養を作り出すことができるので、窒素肥料は控えめにしても大丈夫です。
防虫ネットに織り込まれている銀糸が光を反射して、害虫を寄せつけなくしています。
害虫の種類に合ったネットの目の大きさ選びますが、家庭用なら0.6mm~0.8mmのものがよいです。
草丈が低い枝豆であれば、防虫ネットをトンネルがけすることで、ネットの中に虫が入り込むのを防ぐことができます。
種まきしてすぐ防虫ネットをかけることで、害虫だけでなく種をねらう鳥からも守ることができます。
枝豆が大きく育つとネットの中が狭くなってきますが、ネットを外すと害虫の被害に遭いやすくなってしまうので、収穫が終わるまで防虫ネットをつけておく方がよいでしょう。
特に枝豆につきやすいカメムシやメイガに効果的です。
虫が苦手な方にはハードルが高いですが、特別な道具や薬品を使わずに手っ取り早くできる方法です。
ご存知の方も多いと思いますが、カメムシは手で触ると臭いにおいを出すので、ガムテープやセロハンテープなどでペタペタとくっつけて取ると、手に臭いがつかずに駆除できます。(カメムシの他に、アブラムシもテープを使って駆除できます)
カメムシは気温が低くなると動きが鈍くなるので、早朝や夕方に行うとカメムシに逃げられずに駆除することができます。
枝豆が大好物なシロイチモジマダラメイガは、幼虫がさやに入り込んで豆を食べてしまいます。
さやに小さな穴があいていたり、さやの先端が枯れていたりしていれば危険信号です。
中を確認して、もしメイガを見つけたら、その部分ごと切り取って潰すか埋めてしまいましょう。
枝豆の栽培では必須!害虫駆除にはどんな方法があるの?
上でお伝えしたように、見つけ次第駆除するのが手っ取り早いとはいえ、できるだけ虫に触りたくない!という方もいらっしゃるかと思います。
また、害虫が少ない場合は手作業で駆除しても効果があるのですが、害虫が大量発生した場合、手作業では駆除が追い付かないこともあります。
このような場合は、やはり市販の薬剤を使うのがおすすめです。
なるべく薬剤を使いたくないと思われるかもしれませんが、規定量と回数を守って使用すれば人への影響は少ないと言われています。
ここでは、枝豆栽培に有効な薬剤をご紹介します。
スプレータイプなので、手を汚さずに使うことができます。
■参考HP:住友化学園芸「ベニカベジフルスプレー」
天然成分を使って作られており、オーガニック栽培でも使用可能な薬剤なので、薬剤の影響が心配な方でも使いやすいかと思います。
■参考HP:住友化学園芸「STゼンターリ顆粒水和剤」
枝豆に害虫対策!防虫ネットをしておけば害虫がつくことはないの?
上でもご紹介した通り、防虫ネットは害虫予防に効果があります。
でも、本当に防虫ネットをしておけば害虫がつくことはないのでしょうか?
もし枝豆が少し育ってから防虫ネットを取りつけた場合、注意する必要があります。
それは、すでに害虫の卵が産み付けられている可能性があるからです。
害虫の卵が枝豆に産み付けられたまま防虫ネットをした場合、そのまま卵が孵って成虫になるとエサは豊富で天敵もいない、害虫にとっての天国になってしまいます。
また、害虫の卵が産み付けられていなくても、防虫ネットの隙間から侵入してくる可能性もあります。
なので、防虫ネットを取り付ける場合には、次のポイントに気を付けてください。
- 防虫ネットを取り付ける前によく消毒しておく
- 防虫ネットをかぶせたら、隙間ができないようにネットの端に土をのせる
枝豆の栽培での害虫対策!のまとめ
せっかく育てた枝豆なので、害虫の被害は最小限に抑えたいですよね。
今回ご紹介した方法をぜひお試しください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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