ラディッシュが徒長したらどうすればいい?徒長させない育て方は?

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ラディッシュは二十日大根とも言われ、家庭菜園の初心者向けの野菜と言われています。

二十日で収穫できるということもあり、だいたいみなさんラディッシュの種を一度は買っていますね。

このラディッシュ、花壇などに種をまく場合は比較的成功するのですが、ベランダ菜園になると成功率が下がります。

プランターかどうかというよりも、日当たりの問題なのですよね。

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ベランダ菜園のラディッシュが徒長してしまう理由

ベランダというのはだいたい南側にあるので日当たりがよさそうなイメージです。

でも、洗濯などを干すみたく上の部分は日当たりは十分でも、地面に置く場合はあまり日があたりません。

壁で囲まれているベランダがほとんどなので、直射日光が当たる時間というのは実はとても少ないのです。

徒長というのは、茎のところがひょろ長く伸びてしまうことなのですが、日当たりが悪いとそうなります。

光をちょうだい!と首をながーーく伸ばした結果徒長した、というイメージです。

ちょっと切ないですね・・・

日光をたくさんあびた茎は、太く短い丈夫そうな見た目をしていますよ。

徒長させないためにはもっと日が当たるところにプランターを置かないといけないわけですが・・・

台やテーブルなどを置いて、ベランダの手すりより上にプランターがくるように置けば。

それだけで、昼間の大半は日が当たることになるので、徒長しません。

あとは、フックがついたプランターを買って、ベランダの手すりに引っかければ、日当たりよくなります。

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ラディッシュが膨らまない原因は?育ちを左右する5つの理由

ラディッシュが膨らまない原因はいくつかあります。

ここでは育ちを左右する理由を5つ挙げたいと思います。

ラディッシュが膨らまない原因①間引き

一番大きな原因は「間引き」が足りないことですね。

そもそも膨らむ隙間がなければ丸くもなりようがないです。

種をまくのでどうしても芽が生えた時はぎちぎちになってしまいます。

芽がでたら間引きをして実が膨らむスペースを作ってあげないといけません。

二十日で収穫なわけですから、のんきにしていると成長時期が終わってしまいます。

まん丸にするには相当間引きしないとだめなんです。

それでも多少隙間があれば楕円みたいなラディッシュができるので、食べることは可能ですが、見た目は二の次ですね。

ラディッシュが膨らまない原因②日当たり

間引きと共に大事なことは「日当たり」です。

日光が足らなくて徒長になってしまったらもうアウトです。

徒長になってしまったらまともな実はならないと思ってください。

同じ場所でまた種をまいてもまた徒長するので、プランターを日が当たるところに移動してまきなおした方がいいです。

徒長したら芽は抜いてしまって新たにまきなおした方が早いですよ。

芽がでてから移動したのでは遅いので・・・

ラディッシュが膨らまない原因③気温

気温が高すぎてもうまく育ちません。

気温が30度以上になったら栽培するのはやめましょう。

おすすめの季節は春と秋です。

今は春でも秋でも夏みたいな気温なので、なかなか難しいですが・・・

ラディッシュが膨らまない原因④カリウム

カリウムが不足すると育ちにくいので、カリウムが入っている肥料をあげましょう。

というか成長が早いので、種をまく前に土に肥料を混ぜ込んでおくか、肥料入りの土を使いましょう。

ラディッシュが膨らまない原因⑤連作障害

連作障害というのは、何度も同じ場所で、同じ種類の野菜を作り続けることなのです。

ラディッシュはアブラナ科なので、同じアブラナ科の野菜を作り続けると育たなくなります。

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ラディッシュの育て方の失敗例を紹介!一度に沢山植えるのはNG!?

ラディッシュは種をまくと書きましたが、小さい種なのでどうしても沢山まいてしまいます。

ですが、実を大きくするために間引きしないといけないので、沢山まきすぎると間引きする芽も増えてしまい、なんだかもったいないですよね。

一か所にまとめてまかないで、パラパラと適度なスペースを空けてまけると間引きする量も減ります。

芽がくっつきすぎて生えると、間引きしようとして抜いたら他の芽の根っこに絡まって、残そうと考えていた部分まで抜けてしまいます。

短期間に収穫できるのですから、種の袋を全部まくなどしないで、少しまいて取っておくという風にすれば何度も収穫できますよ。

1週間ごとに複数のプランターで種をまけば途切れることなくラディッシュを食卓に並べることも可能です。

毎朝のサラダに自家製ラディッシュ、おしゃれですね!

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ラディッシュが育ちすぎると良くないことがある?育ちすぎの時はどうすればいい?

ラディッシュの収穫時期を誤ると大きく育ちすぎることがあります。

このようなラディッシュは、比較的硬くなってしまって、水分が抜けて「ス」が入りスカスカの状態になります。

「ス」というのは、成長しすぎたことで内部が割れてできた空間(亀裂)のことです。

こうなってしまうと、辛味やうま味も抜けて美味しくありません。

スが入ったラディッシュがおいしくなる方法

せっかく育てたのに捨てるのはしのびないと思っている人は、スライスして多めの塩をふってみてください。

数分後ラディッシュ自身から水分が出てきて、乾燥部分が潤って辛味もうま味も戻ってきます。

ラディッシュは、生で食べるのがいちばん栄養をとれます。

スライスしてサラダや料理の彩りに、飾り切りをして見た目華やかな演出をすることもできます。

ラディッシュの収穫のベストなタイミングは?

種まきから1ケ月を目安に、根っこの直径が2~3cmになったラディッシュを収穫します。

土の上に出てきた根っこがふくらんできたら、葉っぱのつけ根をつまんで引き抜きます。

別名「二十日大根」と呼ばれているラディッシュは、その名の通り「種まきから収穫が早い」んです。

なので、収穫時期を逃さないように気を付けてくださいね。

また、ラディッシュの葉は栄養たっぷりで食べることができます。

捨てないでサラダや汁物にして食べてみましょう。

生のままだとトゲが気になるときには、サッと茹でたり塩もみをして、葉をしんなりさせましょう。

ラディッシュが徒長したらどう対処する?のまとめ

ラディッシュが徒長する原因は、日当たりが悪いからということにつきます。

畑などで育てると徒長することはあんまりないので、ベダンダ菜園はそのあたりが問題になりますね。

間引きをしてスペースを空けないと丸くもならないのですが。

でも日当たりが足らない場合、間引きする前に苗がすでに徒長していることが多いです。

徒長していたら、もうまともに育つ可能性はほとんどないので、種のまきなおしからした方が早いです。

もっと日が当たる場所にプランターを移動して、また種をまき、徒長せずに育ったら間引きをしましょう。

ここまでいけば、成功する可能性が高いです。

二十日大根だけど、大きくなるのに時間がかかって二十日過ぎる場合もありますが、根気よく育ててみましょうね。