赤ちゃん返りで真似をする子供がイヤ!効果的な対策はないの?

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私の娘は、3歳になったんですが、最近になって赤ちゃん返りになってしましました。
下の子が生まれたので、そのことが原因だと思うんですよね。

でも、産まれたばっかりの赤ちゃんのお世話で大変なときに、一緒になって赤ちゃんの真似をしている娘を見ると、ついついイラッとしてしまうんですよね。

こんなとき、どう対処すればよいのでしょうか?

こんな風に、下の子が産まれたことが原因で上の子が赤ちゃん返りをして、同じような悩みを持たれているママさんも多いんじゃないでしょうか?

  • そもそも赤ちゃん返りでの赤ちゃんの真似にはどんな意味があるの?
  • 赤ちゃん返りにはどんな行動がある?
  • 子供が赤ちゃん返りをしたときの対応はどうすればいい?
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赤ちゃん返りの原因は?

少しづつ成長していって、ある程度色々な事ができるようになった子供が、赤ちゃんに戻ったような行動をすることを「赤ちゃん返り」と言います。

うちの場合のように、下の子が産まれたときだけじゃなく、一人っ子の場合にでも、環境が変わったときなんかにも、起こることもあります。

  • 妹や弟が生まれて、みんなそっちに手をとられるようになったとき
  • 環境が変わって不安な気持ちになってしまったとき
そんなときに、「もっと自分にかまって欲しい」という気持ちが、赤ちゃん返りの原因だということです。

もっと構って欲しいという気持ちで、激しいワガママや自己主張をして、親に手をかけさせる行動に出るのです。

子供の赤ちゃん返りは、親の愛情や関心を求めるための行動です。逆に言うと、成長のあかしであり、健全な過程だといえるんですよね。

赤ちゃん返りにはどんな行動があるの?

赤ちゃん返りのときの行動には

  • ママのおっぱいを欲しがったり
  • 必要以上にベタベタしてくっついてきたり
  • 抱っこをせがんだり
といった、スキンシップを求めてきます。

そして、今までは一人でできるようになっていたことを、やらなくなってしまいます。

あとは、欲求の主張やワガママが増えてきます。
また、反抗的になったり怒りっぽくなって、急に機嫌が悪くなることが多くなってきますね。

夜泣きをしたりして、寝かしつけにも手間がかかります。
要は、まさに「赤ちゃん」のようになってしまうんですね。


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赤ちゃん返りの意味は?

子どもは、どうして赤ちゃん返りを起こすのでしょうか?

それは、赤ちゃんのように行動することで、何もできなくても無条件に可愛がってもらえる「赤ちゃん」のように、甘やかして欲しいからなんです。

赤ちゃん返りは自分の価値観の確認

赤ちゃん返りをするのは、自分への価値観を確認するという気持ちなのです。
自分が何もできなくても、関心を向けて欲しいという甘えです。

その甘えと自立を繰り返しながら、少しづつ成長していくのです。

自立から甘えに戻るのは、「自立はまだ不安だから、もっと手をかけてほしい」という、子どもの気持ちの表れなんですね。

赤ちゃん返りの対策は?

これまでできていたことなのに、急に何もできなくなった(やらなくなった)場合。

そんなときには、子供のことを「実際の年齢よりも、ずっと下なんだ」だと思って接しましょう。

子どもの気持ちが落ち着いたら、いつの間にか、またできるようになりますよ。

赤ちゃん返りに答えてあげよう

そして、赤ちゃんのときみたいに、優しくスキンシップを増やすと、「自分は大切にされているんだ」と実感することができるんです。

もし赤ちゃん返りをしている時期に、何かしら自分で物を片づけたり、手伝ってくれたときには「ありがとう」と声をかけてあげましょう。

そうすることで、「あなたのことをちゃんと見ているよ」というメッセージを送ることができます。

そういう対応をしてあげることで、子供の中に、しっかりと「自己肯定感」が育っていくんです。

赤ちゃん返りに答えてあげよう

これまでは自分一人が愛情を独占していたのに、下の子が生まれると、ライバルが出現したことになります。

でもやっぱり、どうしても愛情を独り占めしたいのです。

そんなときは、ときどき下の子は誰かに少し預けて、その子に100%構ってあげましょう。
そうすることによって、子どもの要求が満たされます。

赤ちゃん返りで親を困らせてる訳じゃない

赤ちゃん返りは、決して「親を困らせよう」と思って、しているのではありません。

「自分にもっと構ってほしいよ」という気持ちでいるだけなので、「そんなことしないで」などと怒らないことです。

怒ってしまうと、余計に心を閉ざしてしまうからです。

そして、やって欲しがっていることは、できるだけやってあげることです。

甘えてくることに対して、甘やかすのは良くないと思われがちですが、スキンシップなど情緒的な要求に応えてあげるのは、大切なことだと言われていますからね。

ちょっとしたことへの心遣い

また、ちょっとしたことにも「よく頑張ったね」などと声をかけてあげましょう。

「自分のことを認めてくれたんだ」っていう気持ちになって、子供の気持ちが落ち着くのです。

ママへの負担を軽くしてあげよう

赤ちゃん返りは、特に「ママ」を中心に甘えてくることが多いです。

なので、どうしてもママ一人に負担がかかってしまいがちになるので、周囲の人に助けてもらいましょう。

なのでパパには、下の子のお世話や、家事などをお願いするのです。
その分、ママは子供に十分に構ってあげられますよね。

赤ちゃん返りで赤ちゃんの真似のまとめ

赤ちゃん返りのことなどをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?赤ちゃん返りは、本当に手にかかるので、困ってしまいますよね。

しかし、成長するうえでの必要な過程なので、いろいろな工夫をしながら、一緒に赤ちゃん返りを乗り切ってきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。