
引っ越し当日って、やることが多すぎて頭がパンクしそうになりますよね。
そんなバタバタの中、ふと気づいてしまった。
「あ……古いモバイルバッテリー、まだ処分してない」。(引っ越し前日に気づいていれば…!なぜか当日に限ってそういうことが起きる不思議)
ゴミ袋に突っ込んじゃダメなのはなんとなくわかってる。
でも、どうすればいいの?という焦りを感じているんじゃないでしょうか。
大丈夫です。
引っ越し当日でも、モバイルバッテリーをきちんと処分できる方法はあります。
この記事では、今日中に解決できる具体的な方法を3つお伝えします。
ちょっとだけ動くだけで、スッキリ解決できますよ。
引っ越し当日でも大丈夫!モバイルバッテリーはその日のうちに解決できます
結論からお伝えすると、引っ越し当日でも、家電量販店の回収ボックスや自治体の回収場所を利用すれば、その日のうちにモバイルバッテリーを処分することができます。
「もうダメだ、引っ越し後に処分するしかない」と半ばあきらめかけていた方、焦らなくて大丈夫です。
引っ越し業者の到着前や、移動の合間にちょっと立ち寄れる場所があれば十分間に合います。
ただ、ひとつだけ絶対に覚えておいてほしいことがあります。
それは、モバイルバッテリーは燃えるゴミにも燃えないゴミにも絶対に入れてはいけないということ。
理由は次で詳しくお話ししますね。
そもそもなぜ普通のゴミで捨てられないの?
「なんでゴミ袋に入れちゃダメなの?」と思う方も多いと思います。
これ、意外とちゃんと知らない人が多いんですよね。
モバイルバッテリーのほとんどには、リチウムイオン電池が使われています。
この電池、強い圧力を受けると発火・爆発する危険性があるんです。
ゴミ収集車は中のゴミをギュウギュウに圧縮しながら収集しますよね。
その圧力でモバイルバッテリーが押しつぶされると、引火・爆発につながることがあります。
実際に全国でゴミ収集車の火災事故が起きており、その原因のひとつがリチウムイオン電池だとされています。
「うちの1個くらい大丈夫でしょ」という気持ちはわかります。
でも、その1個が収集作業員さんを危険にさらすかもしれない、と思うとちょっと怖くなりませんか。
だから自治体も、通常のゴミ収集では回収しないルールになっているんです。
「小型家電回収ボックス」とは別物なので要注意!
ここで多くの方がやってしまいがちなミスをひとつお伝えします。
役所や公共施設に置いてある「小型家電回収ボックス」という大きな投入口のボックス、見たことありませんか?あれにモバイルバッテリーを入れてしまう方がいるのですが、小型家電回収ボックスは、基本的にモバイルバッテリーを入れてはいけない場所です。
モバイルバッテリーを処分するには、「電池の回収ボックス」が置いてある場所に持ち込む必要があります。
次の章でその具体的な場所をお伝えしますね。
引っ越し当日にモバイルバッテリーを捨てる方法3つ
実際に引っ越し当日でも使える方法を3つ紹介します。
お住まいの状況や時間に合わせて選んでみてください。
方法①:家電量販店の「電池回収ボックス」に持ち込む
一番手軽でおすすめな方法です。
JBRC(一般社団法人JBRC)という団体が全国の家電量販店と連携して、使用済み充電式電池の回収を行っています。
- ヨドバシカメラ
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- エディオン
- ケーズデンキ
- ノジマ
これらの店舗には、入口付近やサービスカウンター近くに「小型充電式電池回収ボックス」が設置されています。
購入したお店でなくてOK。
近くの店舗に立ち寄るだけで、無料で回収してもらえます。
最寄りの回収協力店は、JBRCの公式サイト(jbrc.com)にある「協力店・協力自治体」の検索機能で調べられます。引っ越し前夜や当日の朝に一度チェックしておくと安心ですよ。
なお、回収ボックスに入れる前に、端子部分をビニールテープなどで覆う「絶縁処理」を忘れずに。
端子が他の金属に触れるとショートの危険があるからです。
テープを1〜2枚貼るだけなので、難しくはありません。
私も先日、引っ越しの荷づくり中に古いAnkerのモバイルバッテリーが出てきて慌てました。
当日の朝、引っ越し業者さんが来る1時間前にヤマダ電機に駆け込んで、入口の回収ボックスに入れてきたんですが、本当に5分もかからず終わって拍子抜けするくらい簡単でした。
場所がわからなかったので店員さんに聞いたら、すぐ案内してもらえましたよ。
方法②:ホームセンターや携帯ショップを活用する
家電量販店が近くにない場合でも、ホームセンターや一部の携帯キャリアショップでも回収に対応していることがあります。
- カインズホーム
- コーナン
- DCMグループ(ホーマック・ダイキ・くろがねやなど)
- ドコモ・au・ソフトバンクなどの携帯ショップ(店舗によって異なる)
ただし、すべての店舗で回収しているわけではないので、事前に電話か公式サイトで確認してから行くのが確実です。
「充電式のモバイルバッテリーの回収ボックスはありますか?」と一言聞けばOKです。
引っ越し当日は時間が限られているので、事前確認なしで飛び込むと「うちでは対応していません」と断られる可能性があります。
前日の夜にでも調べておくと当日スムーズですよ。
方法③:引っ越し先(新居)に持っていって、落ち着いてから処分する
「引っ越し当日は本当に時間がなくて無理!」という場合は、モバイルバッテリーだけ手荷物に入れて新居に持っていき、落ち着いてから近くの家電量販店に持ち込むのも全然アリです。
モバイルバッテリーは小さいので、リュックやバッグに入れて移動できます。
「今日中に絶対処分しなければならない」というルールはありません。
新居に引っ越した後の最初のお買い物ついでに、近くの家電量販店の回収ボックスに入れてくればOKです。
ただし一点だけ注意。
使わなくなったモバイルバッテリーを長期間放置するのは危険とされています。
電池残量がゼロのまま放置すると「過放電」という状態になり、発火リスクが高まることがあるので、引っ越し後できるだけ早めに処分しましょう。
絶対にやってはダメ!モバイルバッテリーの危険なNG処分方法
引っ越しのバタバタの中でついやってしまいがちな、絶対にNGな行動をまとめておきます。
引っ越し後に「あ、やっちゃった」とならないように、ここだけはしっかり確認しておいてください。
NG①:燃えるゴミ・燃えないゴミの袋に入れる
これは最もやってはいけないことです。
前述の通り、リチウムイオン電池が入ったモバイルバッテリーをゴミ袋に入れると、収集車での圧縮時に発火・爆発する危険があります。
自治体の条例に違反するだけでなく、収集作業員さんを危険にさらすことにもなります。
「もうバレないから大丈夫」ではなく、ちゃんと回収ボックスに持ち込みましょう。
NG②:引っ越し業者に「一緒に捨てておいて」とお願いする
引っ越し業者さんは家庭ゴミの処分サービスは行っていません。
また、危険物に分類されるリチウムイオン電池入りのモバイルバッテリーを荷物として預かることを断るケースもあります。
「プロが来てるんだからお任せ」とはならないので注意してください。
NG③:膨張・破損したモバイルバッテリーをそのまま回収ボックスに入れる
バッテリーがぷっくりと膨らんでいたり、ひびが入っていたりする場合は、通常の回収ボックスに入れることができません。
そういった状態のものは発火リスクが非常に高く、回収ボックスへの投入を断られます。
膨張・破損したモバイルバッテリーが出てきた場合は、メーカーのカスタマーサポートや、お住まいの自治体に問い合わせてください。
多くのメーカー(Anker、エレコムなど)が個別の回収・送付対応をしています。(膨らんだバッテリーを発見したときの「ぎょっ」とした気持ち、なかなかのものですよね)
以前、引き出しの奥から3年前に買ったモバイルバッテリーを発見したら、パンパンに膨らんでいてびっくりしました。
触るのも怖くて、とりあえずそのままにして、エレコムのサポートに電話したら、送付用の対応方法を丁寧に教えてもらえました。
変だなと思ったら、無理せず相談するのが一番ですよ。
まとめ:引っ越し当日のモバイルバッテリー処分、これさえ知っておけば大丈夫
今日お伝えしたことを整理しますね。
- モバイルバッテリーは燃えるゴミ・燃えないゴミには絶対に捨てられない
- 家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ・ヤマダ電機・エディオンなど)の電池回収ボックスへの持ち込みが一番手軽
- 最寄りの回収場所はJBRC公式サイト(jbrc.com)で検索できる
- 回収ボックスに入れる前に、端子部分をテープで絶縁するのを忘れずに
- 当日に処分できない場合は新居に持っていき、引っ越し後できるだけ早めに処分する
- 膨張・破損しているものはメーカーや自治体に相談する
引っ越し当日のバタバタの中で、こんなことまで気にしなきゃいけないの?って、正直しんどいですよね。
やることリストがどんどん増えていく感じ、よくわかります。
でも、モバイルバッテリーの処分は知っていさえすれば数分で終わることです。
「どこに持っていけばいいか」さえわかれば、あとは立ち寄るだけ。
引っ越しは体力的にも精神的にも大変な作業ですが、終わった後の「やりきった感」はなかなかのものです。
細かいことも一個ずつ片づけながら、新しい場所での生活を気持ちよくスタートできるといいですね。
モバイルバッテリーのことも、ちゃんとスッキリ解決できますように。
他にも「膨らんでしまったバッテリーの詳しい対処法」や「絶縁テープの貼り方」みたいに、細かい疑問があるときには、こちらのガイド記事もぜひチェックしてみてくださいね。