叱ったあとのフォローはどれくらい大切!? 子どもを叱りすぎたあとにやるべきこと

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子育てで一番重要なんだけど、一番難しいのが「子供のしかり方」ですよね。

子供を叱った後で

「あんな事言わなければよかった」
「ついつい感情的に叱っちゃたなぁ」

と、よく後悔していたものです。

でも、どうしたら感情的に成らずにしかれるのでしょうか。

そして叱った後には、どのようにフォローすることが大切なんでしょうか?

子どもを叱りすぎたあとにお母さんがやるべきことは?

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子供を叱ってしまうと、親としてはとにかく後悔します!

でも、世の中には全く子供を叱らない親もみかけますよね。

それはそれで、教育としては良くないような気がしてしまいます。

「叱らない=良いこと」ではないので、いけないことをしたときは叱る必要があります。

そして、そのあとのアフターケアはしっかりと行いましょう!

子供を叱ったあとのアフターケアのポイント

「アフターケアといっても実際にはどうしたら良いの?」と思っている方は、怒ったあとにそのままにしないのがおすすめです。

自分自身も子供だったとき親に叱られたら、いつも親の顔色をうかがっていました。

親がまだ怒っているかもしれない…と思うだけで、子供も気を遣うものですよね。

なので、叱ったら叱りっぱなしというのは、親も子もストレスに感じます。

叱ってしまったあとは、まず子供と話せる時間をつくりましょう。

そして、なぜ叱ったのかを子供に分かりやすいように説明してあげると良いですね。

分かりやすい説明というのは、年齢によって異なります。

でも1歳を過ぎればある程度、コミュニケーションがとれるようになりますよね。

そのときの子供の年齢で分かりやすい言葉で、叱った理由を説明してあげてくださいね。

もうその頃は親も子も、気持ちが落ち着いてきているはずです!

冷静になったタイミングで話せば、きっと解決しますよ。

子供がある程度大きくなってからの叱ったあとのアフターケア

ある程度子供が大きくなっていれば、次からはどうするのかというところまで話せると良いですね。

そして、親が叱った理由を伝えるときには、子供の気持ちも聞いてあげましょう。

例えば、ママはさっき○○だったから怒ったけど、なんで○○をしちゃったの?というようなイメージです。

次回の解決策をみつけるには、子供の気持ちも理解する必要がありますよね!

そして一段落したら、怒ってごめんね!と言いながら抱きしめてあげると良いですね。

そうすれば子供も、まだ怒っているのかな?と顔色をうかがわずに済みますよ。

どんなときでも、そのままにしておかずに、切り替えるというのが大切ですね。

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子供に対して「絶対にダメなしかり方」とは?

子どもを叱る時は、どうしても声が大きくなってしまいますよね。

大声でしかる親を見て

「私はあんな風に感情的に叱るような親にはならないぞ!」

そう思っていたのに、結構自分も感情的に大声を出して叱っていました。

子供を叱るとき!大声は子供に恐怖心を与えてしまうだけ

大声を出して叱ってしまうと、子供にとっては「ただ恐怖を味わせるだけ」になってしまうんです。

そして子供はいったん恐怖を覚えてしまうと、自分が今、なにを叱られているのか理解できなくなってしまうんです。

私なんかも、時間がない時なんかに子供が何かやらかしてしまうと、ついつい感情的になってしまって、声を大きくして叱ってしまうことがあります。

親が感情的に叱ってしまうと、子供は「自分はママ(パパ)に嫌われているんだ」と思ってしまうんです。

なので叱る前に、ひとつ大きく深呼吸しましょう。自分の気持ちだけを押し付けても、後から後悔するだけですよ。

子供を叱るときにはまず理由を教えてあげる

子供のことを叱る時は、まず子供にきちんと「何で叱るのか」その理由を教えましょう。

なぜ叱られているのかをきちんと教えないと、子どもは「なんで自分が怒られているのか」すらわかりません。

叱ることで、イライラする親の気持ちだけをスッキリさせても。

子供がしかられている理由をきちんと理解していないままだと、何のしつけにもなりませんよね。

  • 良いこと
  • 悪いこと
をきちんと教えるのが、親の仕事なんです。

私もつい「なんでわかんないの?ダメでしょ!」と、理由も言わず怒ってしまっていました。

子供は、最初はキョトンとしていていました。そのあとになって、急に怒られたことでびっくりして泣いていた感じでした。

これって、全然「しつけの効果」なんてないですよね。

それと、叱るときの基本は「その場で叱る」なのは間違いないのですが、「大勢の前では叱らない」ようにしましょう。

大勢の前で突然叱られると、子供はパニックになってしまいます。

なのでその場から離れて、できるだけ早く叱るといいですね。

  • 「褒める時もすぐ褒める」
  • 「叱るときもすぐ叱る」
この2つが、子供を叱るときの基本です。

できるだけ、2人きりになれる場所を見つけましょう。


感情的にならずに子供を叱るにはどうすればいい?

育児書などには

  • ちゃんと理由を説明して叱る
  • 子どもと同じ目線で叱る
  • 傷つけない言葉を選ぶ
などと理想が書かれています。

でもこういった「理想」って、頭ではわかっていてもなかなかそのとおりにはいきません。

「こんなの所詮、専門家の人が言ってるだけのキレイごとやん」って思ってしまいます。

ただてさえ、やる事がいっぱいでイライラしている時。

そんなときに「冷静に叱る」なんて、誰にだって本当に難しいんです。

子供の自尊心を尊重した叱り方ってどうすればいいの?

小さい子を叱る時には「自尊心」を尊重してあげることが、とっても重要です。

子供の「人格」や「能力」を全否定してしまうような叱り方をしてしまうと、子供は簡単に自信を無くしてしまいます。

「あなたのやった、今の行為は悪いことなんだよ」という感じの「何が悪かったのか」が子供にもわかるような叱り方にしましょう。

感情的になってしまい、つい子供に否定的な言葉を言ってしまったら、必ず後でフォローする事を忘れないようにすることがポイントです。

子供にはあれこれ一緒に叱らない

子供を叱る時は、「ひとつのことに絞って叱る」ようにしましょう。

叱っていると「今叱っていること以外にも、欠点がいくつも見えてくる」。

そしていつの間にか「叱っていたこととは、別のことでも叱ってしまっている」なんてこと、ありますよね。

でも、叱るのは「今いけなかったこと、ひとつ」に対してだけ叱るようにします。

他の気になったこともついつい言いたくなりますが、そこはグッと我慢が必要です。

子供は短い時間で叱るようにする

子供を叱るときには、短い時間でしかりるようにしましょう。

30秒位で叱るのが、上手な叱り方です。

あまり長い時間叱っていると、子供は叱られている内容よりも、恐怖のほうが大きくなってきてしまうんです。

「叱っている理由」をしっかり説明する事も、忘れないで下さい。

いい性格をつくるための親の口ぐせにはどんなものがある?

子供に対しての親の声掛けって、とても大切なのだそうです!

確かに振り返ってみると、親に言われて嬉しかったことって、覚えていますよね。

もちろんこれは、ある程度大きくなってからの話です。

でも幼いときでも、例えば親に褒められると嬉しいとか。

きっと誰でも経験があるはずです!

上手な子育てというのは難しいものですよね。

でも、とにかくどんな時にでも、否定をするというのはよくありません。

もちろん難しいときもありますが、できる限り何でも肯定するのが大切です!

子供への声掛けのポイント

そして、親から子供への声掛けは、短い言葉で十分です。

子供の集中力って、大人に比べると少ないですよね。

なので、長々と話しても覚えていない…ということがよくあります。

例えば、すごいね!とか、頑張ったね!とか上手だね!などなど。

短い言葉ですが、親に笑顔で言われたら子供は嬉しいですよね。

失敗をしても、また次頑張ろうね!とか、○○ちゃんなら絶対できるよ!など。

また頑張ろうと思えるような声掛けってとても大切ですよ。

子供の性格を良くするのは、大人の言葉だけでは難しいこともあります。

でも、親の育て方ってとても大切ですよね。

親に言われたことって、子供が大きくなってから誰かに言ってあげられることが多いのです!

そう考えると、日々肯定的な言葉をたくさんかけてあげたいものですよね。

もちろん間違ったことを肯定するのはよくないです。

気持ちをこめて、感情的に褒められるのって、子供は喜びますよ。

これを繰り返し伝えていくと、子供もどんどん頑張れる子になります。

そして、向上心があって前向きで、性格の良い子にどんどん近づきますよね。

どんな時でも大切なのは、親の言葉で伝えてあげることです!

感情がこもっていれば、それだけで子供にはしっかりと伝わりますよ。

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子供の叱り方がわからない!のまとめ

子供を叱るとき。

感情的になって頭ごなしに叱るのは簡単なんですが、実はそれだと「なんで自分が叱られているのか」がわからないままになってしまいます。

子供を叱るときのポイント

  • 感情的にならないように
  • 短い時間で叱って
  • なんで自分が叱られているのか」がきちんとわかるようにする
これらのことに注意して、「しつけとしての叱り方」ができるようにしたいものですよね。