メロンは何歳から食べさせても大丈夫?1歳で食べさせるときには何に気を付ければいい?

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1歳になってくると、食べれるものも少しづつ増えてきて、旬のおいしい果物をあげたいですよね。

メロンは高級な果物なので、我が家では滅多に買わないけど、買ったときにはできるだけたくさん子どもに食べさせたいなと思いがちです。

確かによく熟したメロンはやわらかいから、離乳食にもいい感じな気がしますよね。

でもちょっと待ってください!実はメロンは「アレルギーが起こる可能性のある食べ物」なんです。

なのでメロンを子供に初めて与えるときには、少し注意が必要なんです。

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1歳でメロンを食べるとき!最初はどんなことに気を付ければいい?

1歳で初めてメロンを与えるときに気を付けるポイントを見ていきましょう!

1歳での初めてのメロン①アレルギーの可能性がある

牛乳や卵など、アレルギーの起こりやすいものについては、「特定原材料」(7品目)や「特定原材料に準ずる物」(20品目)として市販の加工品に表示されています。

そして実はメロンは、その中に含まれていないけど、アレルギーが発症する可能性のあるものとされています。

卵などに比べると少数かもしれないけど、一定数の方はアレルギー症状が出ています。

「まさか自分の子はなるわけない」と思い込むと赤ちゃんからのSOSを見逃してしまいます。

脅すようだけど、食べている最中から食後のしばらくの様子(仕草、皮膚の状態など)をよく観察するようにしてくださいね。

1歳での初めてのメロン②初めて与えるのは平日の午前中がオススメ

万が一、アレルギー反応が出た場合にすぐ対応できるよう、病院の開いている時間帯に食べさせてあげると安心です。

1歳での初めてのメロン③メロン単品で与える

いろいろなものを混ぜて与えてアレルギー反応が出た場合、どの食材に原因があるのかがわかりにくいから、できるだけ単品で与えてください。

いつどのような離乳食を与えたのかのメモもつけておくと、振り返るときに便利です。(面倒ですが…;)

1歳での初めてのメロン④一さじから始める

赤ちゃんがどれだけねだっても、最初は1さじから!を守りましょう。

特にメロンは甘いので、「もっともっと♪」となる子供さんが多いと思うけれど、最初だけはぐっとこらえましょう…!

1歳での初めてのメロン⑤メロンの下処理をする

メロンはスジが多いので、離乳食にする前にはスジや種を取り除いてあげましょう。

離乳食の時期ごとのメロンの与え方

メロンは離乳食の初期から食べさせることができるとご紹介したけれど、最初から固形で与えてはいけません。

月齢ごとのメロンの食べさせ方をご説明します。

月齢ごとのメロンの食べさせ方(1)初期(生後5~6ヶ月)のメロンの食べさせ方

この頃は、メロンの果汁のみです。

メロンを小さく切って、お茶パックなどに入れてしぼると上手に果汁を取ることができます。

これをそのまま飲ませると少し味が濃いから、お湯などで薄めるようにしましょう。

アレルギーなど少し心配なら、電子レンジで少し加熱してから与えても良いです。

月齢ごとのメロンの食べさせ方(2)中期(生後7~8ヶ月)のメロンの食べさせ方

この頃になると、固形の部分も食べられるところが出てきます。

メロンの柔らかい部分を、包丁やフォークで2~3mm角に切って与えてください。

月齢ごとのメロンの食べさせ方(3)後期(生後9~11ヶ月)のメロンの食べさせ方

後期になると、5mm角ぐらいでもOKです。

中期と同じように、包丁やフォークで切ってあげましょう。

月齢ごとのメロンの食べさせ方(4)完了期(1歳~1歳半)のメロンの食べさせ方

子どもに口に入る大きさに切って、そのまま与えることができます。

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赤ちゃんに与えるメロンは冷凍保存しても大丈夫?どれくらい解凍すればいい?

一度に与える離乳食の量はほんの少しだから、下処理のことを考えると冷凍をされる保護者の方、多いと思います。

私も、まとめて調理して食材を冷凍していました。

おかゆも、野菜も、お肉も、ほとんど何でも冷凍できるので便利でした。

では、メロンはどうでしょうか。

実はメロンも冷凍保存が可能なんです!

メロンの冷凍保存の方法
1.月齢に合わせた大きさに切る(すりつぶす)

2.耐熱皿に入れてふんわりラップをかけてトロっとするまで電子レンジにかける。
目安は600wで30秒程度です。
10秒ずつ加減して様子を見てくださいね。

3.あら熱がとれたら製氷皿に入れて急速冷凍保存します。
上記の保存方法で、だいたい2週間ほど持つようですが、できるだけ早めに使い切ることをオススメします(すりつぶした場合は特に)。

冷凍メロンの解凍方法
解凍方法は2種類あります。

「電子レンジでチン」
「自然解凍」

完了期までの赤ちゃんなら、電子レンジで加熱して解凍する方が良いと思います。

自然解凍だったら、半解凍状態でシャーベットのように食べることができます。

メロンは水分が多いから、自然解凍するとべちゃっとして食感や風味がなくなります。

半解凍状態でミキサーにかけてジュースなどにしても良いですね。

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メロンを一歳に食べさせるときおすすめレシピ!

メロンを加熱してあげる場合、おすすめのレシピはメロンジャムです。

離乳食用のメロンジャムの簡単おすすめレシピ

<材料>

  • メロン … 1/2玉
  • 砂糖  … 大さじ1~2(メロンの甘さによって。なくてもOK)
  • レモン果汁 … 小さじ1/2

<作り方>
①メロンの皮をむき、種とワタを取り除いて適当な大きさに切る

②鍋にメロンを入れ残りの材料をいれ、30分ほどおく。(置いておく間にメロンから水分が出る)

③水分が出たら、中火で混ぜながら煮る。(アクは取り除く)

④20分ほど加熱してとろみが出てきたら完成

食パンやヨーグルトにかけて食べます。

熟れすぎたメロンや甘さが足りなかったメロンもおいしく食べることができます!

離乳食用のメロンセリーの簡単おすすめレシピ

また、一歳なら、ゼラチンもそろそろ食べてもいい時期だからメロンゼリーもおすすめです。

<材料>

  • メロン … 1/8玉
  • 水   … 120ml
  • 粉ゼラチン … 小さじ1/2

ただこの場合、注意点があります。

ゼラチンはアレルギーが出る可能性があります。

気になる人はアガーや粉寒天などに変更してもOKです。

使い方は箱や袋の裏面を参考に作ってみてくださいね!

<作り方>
①メロンの皮を剥むき、種とワタを取り除いてみじん切り

②鍋にメロンと水を加えて温める

③温まったらゼラチンを加えて泡立て器でよく混ぜる

④容器に小分けにし、粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷やす

調理するときに加熱するから、一歳の子にも安心して食べさせることができます。

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メロンは何歳から食べさせていいものなの?果汁入りアイスも与えるときには注意が必要?!

実はメロンは0歳から食べてもよい食材になっています。

離乳食初期の生後5か月~6か月くらいから、メロンを食べることができるのです。

とはいっても、離乳食初期では果肉ごと与えるのではなく、果汁をしぼって与えるようにしましょう。

メロンは赤ちゃんにも生で食べさせることができるけれど、やっぱりアレルギーが心配なので加熱処理した方が安心です。

メロンの果汁入りアイスはいつから食べられる?

メロンの果汁は生後5が月くらいから食べさせることができるけど、果汁入りアイスとなると話は別です。

そもそもアイス自体、食べさせられるのは1歳以降です。

市販の赤ちゃん向けのアイスも、「生後12か月から」となっています。

アイスは牛乳が主な主成分だけど、牛乳を飲用するのは「1歳以降が望ましい」とされています。

他にも、離乳食の進みが悪くなったり、虫歯のリスクがあったりするから、アイスを食べられるのは1歳以降とされているのです。

なので、メロンの果汁入りアイスも1歳を過ぎてから与えるようにしましょう。

冷たいメロンをあげたい場合は?

赤ちゃんに冷たいメロンを食べさせてあげたいなら、フローズンフルーツとしてメロンをあげるのがおすすめです。

冷凍メロンの作り方は、すでにお伝えしましたね。

ただし、冷たいものを食べさせると赤ちゃんの胃腸に負担がかかってしまうから、量を少なくするなどの工夫をしましょう。

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赤ちゃんにメロンはあげても大丈夫?のまとめ

赤ちゃんにメロンは食べさせても大丈夫なの?ということについて見てきました。

さいごにポイントをおさらいしておきましょう。

  • メロンは離乳食の初期から与えることができます。
  • 卵や牛乳ほどではありませんが、メロンもアレルギーを発症する人が一定数います。
  • 初めて与えるときは、一さじから。アレルギーが出てもすぐに対応できるよう、病院の開いている時間帯に行ってください。
  • 離乳食の進度によって、「薄めた果汁」→「2~3mm角」→「5mm角」→「一口サイズ」と進めていってください。
  • メロンは、月齢に合わせた大きさに切ったりすりつぶして冷凍保存ができます。
  • 解凍は、電子レンジか自然解凍で行ってください。