年少さんから、幼稚園に通わせる子は多いと思います。そんな子供の中には
「幼稚園が楽しみで仕方がない子」
「ママと離れるのが寂しい子」
色んな子供がいますよね。
私は過去に幼稚園で働いていて、年少さんの担任をした事も何度もあります。
そして「夏休み明け、泣いて行きたくないと言って困っています」という相談は、毎年のように何件も受けて来ました。
こんなときって、子供はもちろん悲しいんですが、親としても「泣いてまで幼稚園に行く姿」を見届けるのは、本当に辛いですよね…
そんな相談を受けたとき、私は夏休みが終わったあと、子供たちが笑顔で通園できるように、保護者様にお願いしていた事があります。
今回は、そんな「夏休み明けに子供が幼稚園に行きたくない」といったときに、ママさんにぜひお伝えしたい「3つのこと」について、詳しく見ていきたいと思います。
夏休み明けに幼稚園に行きたくないとなってしまう原因
年少さんにとって初めての夏休み。
「ドキドキしながら通った1学期」楽しかった子供ももちろんですが、ママと離れるのが嫌で、毎朝泣きながらも頑張って通園してた子もいると思います。
特に、そんな風に毎朝頑張っていた子供にとって、せっかく慣れた頃にやってくるのが
- ゴールデンウィーク
- 夏休み
そして幼稚園がお休みで、せっかく慣れたものが振り出しに戻り、幼稚園に行くのが辛くなってしまうんですね。
幼稚園年少さんは切り替えが上手くできないのが当たり前
夏休みは、パパもママもお休みで、家族との楽しい時間が沢山です♪
大好きなパパやママ、兄弟と過ごす日々は、子供にとって「何よりも幸せな時間」なんですよね。
その楽しかった想い出の時間や気持ちを、すぐに切り替えるのが難しい子がいるのは、当たり前だと思います。
大人でも、楽しかった連休の後「明日からまた仕事か~嫌だなー」って思うこと、ありますよね。
それと同じなんです。
でもそれが理由で幼稚園を嫌がる子は、幼稚園で楽しい時間を過ごすと1週間もすれば。
きっとまたすぐに「明日も幼稚園に行く!」となりますよ♪
ママと離れるのが寂しい子供は時間がかかるもの
1番難しく時間がかかるのはこの「ママと離れるのが寂しい」といった理由なんですよね。
まだまだ年少さんは幼く、ママが大好きです。
そんな「大好きなママ」と長く過ごすと、離れるのは寂しいですよね。
でも子供の気持ちや対処法をしっかり理解していれば、1日でも早く笑顔で幼稚園に行ける日が来るので、安心してくださいね^^
夏休み明けに幼稚園に行きたがらないときの3つの対処法
そして、これからご紹介していく
- 幼稚園への期待をもたせる
- 幼稚園への期待をもたせる
- めいいっぱい褒める
幼稚園に行きたがらないときの対処法①幼稚園への期待をもたせる
「家での方が楽しい!」その気持ちがあると、幼稚園より家にいたいですよね。
でも「幼稚園でも楽しいことが沢山あるんだよ」と期待を持たせることにより、「嫌という気持ち」よりも、少しずつですが「ワクワクする気持ち」に変わります。
幼稚園に行きたがらないときの対処法②幼稚園へ行きたくない気持ちを理解してあげる
子供が「幼稚園に行きたくない」といった、嫌な気持ちをしっかり受け入れて、話を聞いてあげてください。
子供自身「幼稚園には行かないといけない」というのは理解していて。
ただ一方で持っている「嫌だ」といった気持ちを、大好きなママに受け止めてもらえるだけで、すごく安心することができるんですよ。
幼稚園に行きたがらないときの対処法③めいいっぱい褒める
嫌がって泣きながら行った幼稚園。でも幼稚園から帰ったら、沢山褒めてあげてください。
子供は「ママの喜ぶ顔」が大好きです。そんなママの顔を見て、それが嬉しくて「また頑張ろう」という意欲に変わります。
そして、これは幼稚園にもよると思いますが。
もし通っている幼稚園に2学期が始まる前にでも何日か「自由登園日」があるなら、積極的に行かせてあげるようにして下さいね。
そのときにも帰ってきたら「めいいっぱい褒める」ようにしてあげましょう^^
それでも幼稚園に行きたがらないとき
それでも、長いお休みのあとに幼稚園に行きたがらないとき。
中には
「もしかしたら、お休みの間にしっかり一緒に遊んであげなかったから」
「だから、”まだ足りない”という気持ちとかの、愛情不足が原因で行きたくないんじゃ?」
そう思ってしまう人も多いようです。
でも、ちょっと待ってください!
子どもが愛情不足を感じてしまうことって、実はすっごく大変な状態なんです。
そんな「子供への愛情不足」についてのことを
「保育園で別れ際に泣くのは愛情不足が原因?どう対応すればいい?」
に詳しく語っているので、ぜひ参考にしてくださいね。
登園渋りになったとき親がかけるべき2つの言葉
幼稚園や保育園に行きたくないと渋られると、ついつい「楽しいよ!」とか期待を持たせようとしてみたり「もうおいていっちゃうよ!」などと脅してしまったりしませんか?
でもこれ、逆効果です。
そんなあなたに、ぜひ試して欲しいおすすめの声かけがあります。
登園渋りの子供への声かけポイント①共感
登園渋りの子供への声かけポイント1つ目は「共感」です。
子供が「行きたくない~」と言ったら、「そっか、行きたくないんだね。いやだよねー。」と共感しましょう。
子供の気持ちを無視して励ましても、「行きたくない~」と繰り返されたりヒートアップする可能性が高いです。
まずは気持ちに共感。
登園渋りの子供への声かけポイント②励まし
登園渋りの子供への声かけポイント2つ目は「励まし」です。
共感を得られると少しこちらの話を聞いてもらいやすくなります。
たとえば
「ママも会社いきたくないよ!でもいって見たら面白いことも楽しいこともあったなって思うんだよね。」
「娘ちゃんは遊んでくるのがお仕事。ママも頑張るから一緒に頑張ろう!」
などちょっと挑戦して見たいなと思う声かけです。
真っ向から意見をぶつけるのではなく共感したり、自分に落とし込んだりして話すことで、ママがわかってくれているなと感じてもらうことが重要です。
ママが安心できる基盤だと理解できれば、一歩踏み出しやすくなるはずです。
是非試して見てくださいね^^
幼稚園年少の夏休み明けに行きたがらなまとめ
特に年少さんには、夏休み明けになると「幼稚園に行きたくない」という子供が多いです。
でも、お母さんの協力があればあるほど、早く笑顔で登園できる日が来ます♪幼稚園でも、先生がしっかりサポートしてくれます。
そして意外と、朝泣きながら離れても1日中泣いているという事はなく、ものの10分くらいでケロッとして遊んでいる子供も多いんですよ♪
お母さんも辛いと思いますが、子供のためにも「送り出す勇気」をもって、笑顔で幼稚園に連れて行ってあげてくださいね!