年に一度の健康診断、便秘の方の一番のお悩みは「検便」ではありませんか?
頑固な便秘だと、1週間お通じがないって方もおられるとか…。
そうしたときに、提出期日が決まっているだけで、ストレスですよね。
明日が検査日なのに!という場合は便秘薬と水分補給で乗り切りましょう。
実は検便検査は、検査当日の便である必要がないのです。
検査日から一週間以内の便ならOKなんですって!
このことを知っているだけでも、提出期日に関するストレスから開放されますね。
また、自分でできる対策もありますよ。
毎日牛乳を飲んだり、食物繊維の多い食材を口にしたり
腹筋を鍛えるのも対策としておすすめです。詳しく見ていきましょうね。
検便に下剤使用OKって本当?便秘に悩む人が健康診断を乗り切るコツ
便が出ないときに、下剤などの薬に頼ってよいものなのでしょうか?
検査なので、薬の使用はためらう方もいるかもしれません。
でも実は検便を検査する専門機関によると、下剤の使用はOKとなっていますよ。
とりあえず便がでて、検査用の棒についていればよいようですので、上手に下剤を使用して健康診断に備えてみましょう。
それでも「下剤を使用するのはちょっとねぇ~」という方は、食事面で便を出やすくする方向にもっていってみてはいかがでしょう。
検便の前におすすめ食生活①朝コップ一杯の水分
朝、起きてすぐに冷たい牛乳や水を飲むと、腸がめざめて運動を開始します。
すると、便をもよおすようになってくるので、毎日の習慣付けにも朝の水分補給を生活に取り入れてみるのもおすすめです。
検便の前におすすめ食生活②食物繊維やビタミンを意識する
食事のときに野菜が不足してはいませんか?
中でも、ごぼうやニンジン、レンコンなどの根菜類には食物繊維がたくさん含まれていますよ。
食物繊維が、大腸に到達すると、腸内細菌のえさになり善玉菌が増えます。
善玉菌が増えると、腸の不要物を排出して、腸内環境を整えてくれるのです。
野菜の摂取が難しいときには、ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食材を意識して摂取するのもおすすめです。
食物繊維が、水分を含むことで繊維のかさが増し、便を出やすくしてくれます。
食物繊維と一緒に、水分補給もお忘れなく!
検便までの便秘改善法!腸を鍛えるマッサージ
便秘を改善するために、食事面以外でできることといえば「運動」です。
運動ときくと面倒に思ったり、ハードな動きをしたりと想像するかも知れませんね。
しかし、簡単な動きやすき間時間にできる、ちょっとした動きで便秘が改善するなら試してみませんか?
検便までの便秘改善法①腹筋を鍛えよう
まず、基本は腹筋です。
腹筋が弱いと、トイレに行っても便を押し出す力がなく、便がなかなかでないことに…
腹筋を鍛えるには、「筋トレ」と思いますよね?
でもいきなり、そんなにハードな運動をする必要はないんです。
まずは背筋を伸ばした「きれいな姿勢」を心がけましょう。
それだけでも腹筋は鍛えられますよ。
検便までの便秘改善法②ウオーキングも便秘改善におすすめ
ウオーキングは、体を動かすことが苦手な方でも手軽にできる全身運動です。
姿勢に意識しながら短時間でも歩くことで
- 血流が良くなり
- 腸の動きにも働きがけをしてくれる
「一日30分」を意識して取り組めるといいですね。
検便までの便秘改善法③わき腹を伸ばす
立った姿勢で手の指を組んで頭の上にあげ、体を思いっきりのばしましょう。
息を吐きながら、体を横に倒し、わき腹を伸ばします。
10秒くらいそのままをキープし、元の姿勢に戻ります。
反対側も同じように伸ばします。
ストレッチと腸の刺激が同時にでき、排便を促すことにつながりますよ。
検便までの便秘改善法④「の」の字マッサージ
昔から言われている「の」の字マッサージは王道ですね。
手のひら同士を合わせて、手のひらをあたためておいてから「の」の字を書くように、お腹をマッサージしてください。
お腹が張ってつらいとき、ぜひ試して欲しいマッサージです。
検便が出ないときのまとめ
健康診断では、あらかじめ日程が決まっていますよね?
それが便秘の方には「どうしても便を出さないと!」と思うことがストレスとなり、便が出にくくなるという悪循環も起こしかねません。
検便の検査に必要な便は、検査日までの一週間の間に採取できればいい!ということが分かりました。
それに、便秘薬を使っても問題ないということも分かりました。
日ごろから、水分接種や運動を心がけることで、便秘の解消にもなります。
まずは、来年の健康診断にむけて、できることから始めてみてはいかがでしょう。