金魚の水槽に砂利は必要?どれくらいの大きさを選べばいい?
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金魚の飼育に砂利は必要不可欠です。
そして水槽に入れる砂利と一言で言っても、大きさもあれば、種類もいろいろとあるんですよね。
そして実際にはじめて金魚を飼う場合って、どれくらいの大きさと量の砂利が必要になるのかなんてわからないです。
そもそも、「金魚を飼育する水槽に砂利なんて、本当に必要なの?」とも思ってしまいます。
だって、水槽に砂利がたくさん入っていたら、水換えや掃除が大変そうじゃないですか…。
結論から言うと、金魚を飼育する水槽には砂利はあった方がいいんです!
この砂利って、決して「見た目が自然っぽいから」っていうオブジェ的な理由だけじゃないんですよ。
砂利は、水槽の中の水質を保ってくれて、金魚にとって快適な環境を作ってあげるために必要なアイテムなんですよね!
そこで今回は、金魚の水槽の砂利について
準備すればいいのかということについて、詳しく見ていきましょう!
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金魚の砂利って大きさはどれくらいのものを準備すればいい?
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まず金魚の砂利の大きさは、小粒のものがいいです。
小粒と言っても「グリーンピースくらいの大きさ」は必要です。
あまり小さすぎると、まず掃除をするときに困ります。
砂利が流れでてしまって、排水溝をつまらせてしまうかもしれません。
それにあまり小さすぎると、ちょっとしたことでも砂利が巻き上がってしまいます。
なのでグリンピー以上の大きさの砂利を準備しましょう。
オススメの砂利は「大磯砂(おおいそずな)」です。
この「大磯砂」は、もともとは神奈川県のにある大磯海岸付近で採られていたので、この名前が付けられています。
ただ、今では大磯海岸付近での採取が禁止されているので、主にフィリピンからの輸入品となっているようです。
砂まで輸入に頼っているとか、ビックリですよね。
で、この大磯砂は、大粒・中粒・小粒とサイズ展開があります。
この砂利だけを水槽の中に入れるのであれば、中粒を選ぶようにしましょう。
水草なども入れるのであれば小粒がオススメです。
砂利を選ぶときは色を気にしよう!
金魚の水槽に入れる砂利を選ぶとき、きれいな色の砂の方が良く見えますよね。
なので、もしかしたら
に目が行くかもしれません。でも真っ白な砂利は、逆に水質を悪くしてしまう恐れがあります。
水槽の中にバクテリアがいても、その処理は追い付きません。
そのため色はきれいですが、白色の砂利はオススメできません。
またカラフルな砂利も売られています。
金魚自体が赤色や黒色など、きれいな色をしていますね。
ただ、カラフルな砂利を入れてしまうと、金魚のキレイな色が生かせなくなります。
金魚よりも砂利に目が行ってしまい、なんだかせっかくの金魚がもったいないですよね。
そのため、金魚を引き立たせる砂利の色を選びましょう。
これもふまえて「大磯砂」はオススメできます。
色の濃い砂利が多いので、金魚の色と喧嘩することはないでしょう。
1つ大磯砂の欠点を挙げるとすると、砂利が角張っていることが気になりますね。
この角張が水槽を傷つけてしまう可能性があります。
なので、掃除をするときは優しく手入れするようにしましょう。
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金魚の水槽に入れる砂利ってどれくらいの量入れればいいの?
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砂利の種類や大きさが決まったら、次は砂利の量ですね。
結論としては「底から1センチ未満の量」でOKです。
砂利には、水槽の中の水の水質をきれいに保つ役割があります。
砂利があることで、バクテリアのすみかをつくることができるんです。
このバクテリアには、水質をきれいにしてくれるはたらきがあります。
水槽の水は一見きれいに見えるかもしれません。
でも実は目に見えない汚れがたまっています。
金魚の尿やフンなどの、アルカリ性の物質を含んでいます。
バクテリアは、そんな金魚にとって有害なアンモニアを分解してくれます。
アンモニアが分解されずに残っていると、金魚に悪影響を及ぼします。
弱ってしまったり、最悪病気になってしまいます。
大事な金魚を守るために、砂利は大事な役割を果たしてくれるんですね。
でも砂利を入れすぎてしまうと、逆効果になってしまうので気を付けましょう。
砂利が多すぎると、水槽内が低酸素状態になります。
そうすると「嫌気性バクテリア」というものが増加します。
この嫌気性バクテリアが増加すると、病原菌などが繁殖しやすくなってしまうんです。
金魚の健康を守るためには、砂利の入れすぎにも気を付けてくださいね。
金魚の飼育には砂利は必要?のまとめ
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金魚の砂利を選ぶ際は、いくつか気を付けなければならないことがあります。
サイズは小粒~中粒です。大きすぎず小さすぎないものを選びましょう。
また色はカラフルではなく地味な色がいいですね。
その方が金魚のきれいない色を引き立たせることができます。
白い砂利だと最悪、金魚が変色してしまう可能性があります。
白色に近い色に変色していくので心配になりますね。
砂利の量は1センチ未満で十分です。
砂利を適量入れてバクテリアのすみかをつくりましょう。
水草も入れてあげると、なおいいです。
水草は金魚の隠れる場所になります。
金魚が休みたいときに隠れられるので金魚のストレスをためない工夫になります。
金魚のために最適な砂利選びをしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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