料理のアクセントとして、良い香りとスパイシーな雰囲気を添えてくれるバジルは、ピザやスパゲッティなどの料理に使われることが多いですよね。
また、バジルは水耕栽培をすると、数ヶ月に渡り何度も収穫をすることが出来るので、買い物いらずで食費の手助けにもなるのです。
家庭菜園初心者の方でも、気軽に始めやすいバジル栽培は、特にハイドロボールを使った栽培がおすすめです。
園芸店やホームセンターの園芸コーナーへ行くと、オシャレに栽培が出来るというポップが目に入るハイドロボール。
実は、100均でも簡単に購入をすることが出来ますよ。
園芸店のしっかりしたものじゃなくて大丈夫なの?と不安に思っている方も、ご安心ください。
しっかりとした作りになっているので、安心してバジル栽培に使うことが出来ますよ!
水耕栽培をハイドロボールでやるとき100均のものでも大丈夫?
100均で売られているハイドロボール、実際には、園芸店で売られているものと大きな差はありません。
まず、100均で購入出来るハイドロボールは、粒の大きさが荒く大きめのものが販売されていることが多いです。
しかし、大型の100円ショップでは、小粒タイプのものも店頭にあるケースがあるので、一概に大きいものしか売られていないとは言えないのです。
また、色は濃いめの茶色のものが主流となっていますよ。
最大のメリットとしては、空き瓶に汚れがつきにくい素材となっていることでしょうか。
手入れの時はもちろん、観賞用として置いておき、もしも倒したとしても、簡単に掃除をすれば終了なので、嬉しいですよね。
100均のハイドロボールを使用してバジルを栽培する方法を紹介!
実際に100均で購入したハイドロボールを使用して、バジルを栽培する手順や用意するものをご紹介していきますね。
ほとんどの用意するべきものが100均で購入出来るので、コスパも良いのが魅力となっています!
用意するものは、
- バジルの苗
- ハイドロボール
- 穴が空いていない透明の容器
- 根腐れ防止セット(用意できる場合のみ)
②袋から出したハイドロボールを軽く水洗いします。袋詰めされた時の摩擦で砂や埃などが出てしまっている場合もあるので、そのような細いゴミを取り除くのですね。
何度か水洗いをしたら、少量の水につけておきます。
③用意できる場合には、根腐れ防止剤を容器の底に入れましょう。
その上にハイドロボールを敷き詰めて、苗を植えます。
このときに、ピンセットがあると細い作業もやりやすいですよ!
バジルが水耕栽培で育たない!?そんな時の原因と対策
家庭の中でも気軽に始めることが出来るバジルの水耕栽培ですが、ポイントを落としてしまうと、なかなか育たないこともあり得るのです。
せっかく栽培を始めたのに、スムーズに育たなかったら悲しいですよね。
「大きくならないな。」と諦める前に、もう一度見直してほしいポイントを3つご紹介しますね。
今の飼育環境と照らし合わせて、チェックをしてほしいと思います。
バジルが水耕栽培で育たない原因は?チェックしたい3つのポイント!
それでは、バジルが育たない原因になり得る3つの理由をご紹介しますね。
自分のバジルにも当てはまるかも?と思ったら、すぐに飼育環境を見直してほしいと思います。
バジルが水耕栽培で育たない原因①日陰に置いて栽培をしている
元々バジルはひなたを好む植物です。
日照不足になってしまうと、光合成がうまく行えず、植物の体内に蓄積された養分が減少してしまうので、なかなか育たない原因になるのです。
1日6時間以上の日照を得られる場所が一番おすすめですよ!
日照不足だと、光合成が妨げられ、植物の体内に蓄積された養分が減少してしまいます。
室内に置いて栽培をする場合には、窓際に置いてみてはいかがでしょうか?
バジルが水耕栽培で育たない原因②室内の気温が低い
バジルは熱帯で育つ植物なので、寒さより暑さに強いのです!
なので、寒い環境に置かれてしまうと、自分で育とうとする力が湧いてこないのですね。
気温は、日中は22℃前後、夜間は13℃前後に保つようにすると良いでしょう。
また、10℃を下回ってしまうと、葉が黄色く変色し枯れてしまうので、注意が必要です。
バジルが水耕栽培で育たない原因③肥料が不足している
土での栽培の場合には、培養土の中に肥料も含まれているのですが、水耕栽培の場合は液体肥料が必要になります。
液体肥料はストレートで足しても良いというものも売られていますよ。
なので、「上記の2点はクリアしているのに全然大きくならない。」という方は、液体肥料を足してみてはいかがでしょうか?
また、薄めて使うタイプの肥料を間違えてそのまま足してしまうと、肥料の上げ過ぎで枯れてしまうので、足す前に必ず注意事項を確認してくださいね。
対策をしても育たない場合には植物用ライトがおすすめ!
賃貸に住んでいたり、地域によっては日光があまり入らない場所もありますよね。
私は、豪雪地帯に住んでいるので、特に1月の寒い時期はほとんど太陽は出てきません。
そんな条件のもとでバジルの栽培をしている方には、植物用のライトを使用するのがおすすめです。
ライトを使用することで、自然と光合成出来る環境も整うので、枯れやすい環境を打破出来ますよ!
園芸店で購入も出来ますし、ネット通販でも入手出来るので、是非試してくださいね。
バジルの水耕栽培にはハイドロボールのまとめ
室内でも簡単に栽培を楽しむことが出来るバジルは、栽培に必要なものを100均で全て揃えることが出来る嬉しいメリットもあります。
なかなか大きくならずに困っている方は、ご紹介した対策を試してくださいね。
そして、これから栽培を検討している方も、今栽培を楽しんでいる方も、是非毎日の手入れを忘れずに、成長を見届けてくださいね。