広いお庭がなくても、ベランダ菜園を楽しんでいる方は多いですよね。
ベランダ菜園は手軽でいいのですが、コバエなどの虫がついてしまうのが難点です。
網戸の周りやプランターにまとまりついてイライラしますし、洗濯物を干せば洗濯物にくっついてきて、とっても不愉快ですよね。
特にコバエは数も多く、むなくるしいことこの上ないです。
ではなぜ、コバエが発生してしまうのか、その原因について見て行きましょう。
土の通気性が悪く湿気がこもりやすいと、キノコバエ類が土に卵を産み付けます。
プランターの土の通気性を良くするためには、鉢底石を入れて水はけをよくすると、通気性もよくなります。
②受け皿に水がたまっている
受け皿に水がたまっていると水垢が発生し、チョウバエ類が水溜りに卵を産み付けます。
受け皿はこまめに水を捨て、捨てた後は水垢が発生しないよう雑巾でしっかり拭くようにしてください。
ですが、一度発生してしまったコバエは、土や受け皿を改善したところでなかなかいなくなってくれません。
コバエが発生してしまったプランターは、コバエ駆除をしましょう。
コバエ駆除の方法ですが、プランターの表面の土を取り除きます。
表面の土を取り除くことで、プランターの中にいる卵や幼虫を退治するのです。
そして、表面の土を無機質の用土に入れ替えると、キノコバエ類が卵を産み付けられなくなります。
チョウバエ類は受け皿を清潔にしておくと、卵を産み付けられず自然に駆除が出来ます。
ちなみにコバエ対策として有名な「めんつゆトラップ」ですが、アルコールに反応するショウジョウバエ等にしか効果がなく、プランター周りに発生した虫には効果はないと言われています。
家庭菜園をプランターでするとき 虫よけに効果的な方法は?
では次に、ベランダ菜園の虫除け方法についてです。
ベランダ菜園に虫が発生してしまうと、下の階の方に迷惑がかかってしまいますので、徹底して行いましょう!
(1)これで害虫はよりつかない!オススメ方法3選
虫除けも出来る上、育てば食べられるミントやバジルは、育てると一石二鳥ですよね。
お酢や牛乳を使うときは、水で薄めてスプレーします。
かけすぎると根っこや葉が傷む恐れがあるので、様子を見ながらスプレーしてください。
唐辛子を使う際は、ウォッカや焼酎と言った度数が高いアルコールを用意し、唐辛子を中に入れて1ヶ月ほど放置します。
唐辛子エキスがしっかり染み出してきたら、300倍~500倍にうすめて使用してください。
唐辛子スプレーは効果が高い分、野菜自身にもダメージがある危険性があります。
まずは500倍に薄めたものから初め、徐々に強くしていきましょう。
ネットをしたまま水遣りが出来るタイプがいいですね。
ベランダに置いてるプランターから肥料の臭い…洗濯物には臭いがつかない!?
ベランダに肥料を置いていると、洗濯物を干したときに臭いがつかないか心配になりますよね。
また、ご近所さんに肥料のにおいで迷惑をかけていないかどうか、こちらもやはり心配になると思います。
肥料の臭いが気になる場合は、密閉容器に入れて保存するのが一番です。
密閉容器に入れておけば雨風も防げますし、肥料が劣化するのを防ぐことが出来ます。
粒上の肥料であればペットボトルに移し変えれば、再度使うときにも便利ですよ!
家庭菜園でのプランタ―のコバエが嫌!のまとめ
ベランダでのプランター菜園はとっても楽しいですが、臭いや害虫、コバエ対策はきちんとしなくてはいけません。
正しい方法を身につけて、ご近所さんや近隣の方に迷惑をかけないよう、べランダ菜園を楽しんでくださいね!