らっきょうをプランターで栽培すると収穫量はどれくらいになる?

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らっきょうは、植え付けから収穫までの期間が1年ほどと一般的な野菜よりも長いですが、初心者の方でも気軽に育てることができます。

露地栽培ではなく、プランターでも育てることができるので、広いお庭がなくても大丈夫です。

ベランダで「らっきょう畑」を作ることもできちゃいますよ。

そしてらっきょうが収穫できたら、塩漬けや甘酢漬けにして長く楽しみたいなと思われている方も多いのではないでしょうか。

これらは、らっきょうの定番ですもんね!

そんならっきょうの収穫量や大きさは、品種によってかなりの差があります。

初心者の方では「らくだ」と呼ばれる品種が収穫量が多いので一番育てやすいと言われています。

「らくだ」は、日本中のどの地域でも育てられているもっともポピュラーな品種です。

ホームセンターなどでも簡単に手に入れやすくて、おすすめですよ。

らっきょうの収穫量はどれくらいになるの?

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らっきょうの収穫は、通常は1年(エシャレットは半年ほど)ですが、2年間じっくり育てることもできます。

その育てる期間や、植え付け方によって大きさや収穫できる個数に差がでてきます。

  • 1年掘りのらっきょうの収穫量
    種球一つから5g~10g程度のらっきょうが、7個~10個ほど収穫できます。
  • 2年掘りのらっきょうの収穫量
    種球一つから、3g~4g程度のらっきょうが、30個~50個ほど収穫できます。

深いところに植え付けると分球が少なくなり、大きなものが収穫できるようになります。

浅めに植えるとたくさん分球するので、小さいものがたくさん採れます。

ただし

  • 日当たり
  • 土の栄養の具合
  • 品種
などの条件によっては、一律にこうなるわけではありません。

なので、らっきょうを継続的に栽培する場合、いろいろな方法を試してみるのもおもしろいと思います。

らっきょうは、連作(同じ土で毎年栽培すること)も可能なので、少しずつ条件を変えてご自身の好みにあった栽培方法を見つけてくださいね。

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らっきょうの栽培!収穫時期と収穫するときのポイントは?

らっきょうの植え付けは、8月~9月頃です。

寒冷地では8月中旬までに早めに植え付け、暖地では8月下旬頃までに植えられればOKです。

その後、通常のらっきょうは5月~7月頃に収穫します。

葉っぱが黄色くなってきたら収穫時期です。

しかし、12月中旬~次の年の4月頃までに早く収穫することも可能です。

この「早く収穫したらっきょう」のことを「エシャレット」と呼びます。

通常のらっきょうよりも辛みが少なく、やわらかいのが特徴です。

葉っぱがまだ緑色で柔らかいうちに収穫してください。

エシャレットは、「若採りらっきょう」「葉付らっきょう」と呼ばれることもあるそうです。

生でも食べられるので、サラダにも適しています。

このように、らっきょうは

  • 半年
  • 1年
  • 2年
といろいろな時期に収穫することができます。

その時期によって、味も変わるのでそれもまたらっきょう栽培の魅力の一つですね。

らっきょうの分球はどうすればいい?上手にできるポイント

らっきょうの分球はどうすればいい?上手にできるポイント

まず、あなたがどのように分球させたいかを考えましょう。

分球したものの大きさは大きい方が良いのか。

小さくてもたくさん分球した方が良いのか。

その希望によって植え方が異なってきます。

前述もしましたが、分球したものが大きい方が良い場合は「深く植え付ける」ようにしてください。

小ぶりでもたくさん分球してほしいという場合は「浅く植え付ける」と良いそうです。

植える深さだけでなく、植えっぱなしにすることでもたくさんの分球が見込めます。

らっきょうを植えたら掘り起こさずにそのまま2年植えっぱなしにします。

これは「二年掘り」と言われます。

1年で掘り起こす「一年掘り」よりも分球が促されます。

なので、たくさんの分球をゲットすることができるでしょう。

まず、収穫時に数本掘り起こしてみます。

そして、もうちょっと分球してほしいな、という場合は、一部を「二年掘り」としてそのまま育ててみましょう。

らっきょうはプランターでも栽培できます。

なので、いろいろな方法で実験的に試せるのでおもしろいですよ。

慣れてくると、好みの大きさや個数のらっきょうを思い通りに収穫できるようになるかも?!

試行錯誤しながら楽しんで栽培してみてくださいね。


らっきょうを収穫後には天日干しが必要?陰干しとどっちがいいの?

収穫後のらっきょうは、干す必要があります。

収穫したら、すぐに根っこをはさみで切り落とします。

そして、一つ一つばらして日陰で陰干しをしてください。

太陽にあてて天日干しをしてしまうとすぐに緑色に変色してしまうので、必ず陰干しにしましょう。

変色すると腐りやすくなってしまうので、気を付けてくださいね。

らっきょうは、自生する力が強いので、常温で置いておくとまた根っこが生えてきてしまいます。

陰干しした後は、光が当たらないように新聞紙で包んで、冷蔵庫などの温度の低いところで保存するようにしてください。

冷凍保存すると香りがおちて風味が悪くなってしまうので、野菜室で良いと思います。

食べなかったらっきょうは、ばらさずにそのまま乾燥させておくと、次に栽培するための種球として使うことができます。

植え付けのときは、一つずつわけて、皮をむいてから植え付けてくださいね。

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らっきょうをプランターで栽培する!のまとめ

らっきょうのプランターでの栽培について見てきました。

最後にポイントを簡単にまとめておきますね!

  • 1年掘り…種球一つから5g~10gが7個~10個程度収穫できます。
  • 2年掘り…種球一つから3g~4gが30個~50個程度収穫できます。
  • 深く植えると、少ないけれど大きく育ちます。
  • 浅く植えると、小ぶりがたくさん収穫できます。
  • 日当たり、土、品種によってはこの限りではありません。
  • 葉っぱが黄色くなってきたら収穫時期です。
  • 葉が緑のうちに早く収穫すると「エシャレット」として食べることができます。
  • 収穫したら、根っこを切り落とし、一つ一つばらして陰干ししてください。
  • 日光を当てると変色して腐りやすいので気をつけましょう。
  • 陰干し後は新聞紙で包んで、冷蔵庫(野菜室)で保存してください。
らっきょうは、「甘酢漬けにしてカレーに入れる」というのが我が家の定番の食べ方です。

しかし、これ以外にも、生でサラダとして食べたり、収穫直後は天ぷらにしてもおいしく食べることができるようです。

エシャレットは、お肉で巻いて焼いても良いですね。

ご自身で育ててたくさん収穫できたら、いろいろな“らっきょうレシピ”に挑戦して楽しんでくださいね。