花火は湿気ると復活できない!?捨てる前に試したい方法

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花火セットってとっても便利なんですが、ついつい多く買いすぎてしまって、余してしまう事って有りませんか?

わが家にも、去年買ったけど封もあけていない花火セットが1つ、おしいれにひっそりと残っています。

こんなとき「去年買った花火に火をつけても、湿気っていてダメだった」という経験をした事はありませんか?

いくら湿気ていても、中には火薬が残っているので、処分するにしても困ってしまいますよね。

でもちょっと待ってください!

実は、湿気った花火を復活させる方法はあるのです!

しっけた花火を復活させる方法とは?

その方法は意外と単純、「花火を天日干しして乾かす」という方法なんです。

花火を袋やビニールバッグから取り出し、新聞紙の上に重ならないように並べ、丸1日乾かすという方法です。

乾かす際には、

  • 形状が潰れて歪んでいる
  • 触るとぶよぶよ柔らかい
  • 薬品部分がはがれている
と行った花火は使えないので、チェックしつつ乾かしましょう。

でもこのとき、「真夏の日光を長時間当てて、暑くなって発火したりしないの?」と心配になる方もいるでしょう。

きっと小学校の時に行った、虫眼鏡で太陽の光を集めて発火させたイメージがあるのですね。

花火を点火するには、太陽の熱程度の温度では点火しないと言われています。

ただし、窓ガラス越しや車内で天日干しすると大変危険ですので、ベランダや庭を使って直接太陽の光を浴びせましょう!

ちなみにこの方法を実践すれば、すべての湿気った花火が復活するわけではありません。

この方法を試しても復活しなかった場合は、残念ですが処分するしかありませんね。

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花火が残ってしまったとき!来年までしけらない保管方法なんてあるの?

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そんな風に余った花火ですが。

そもそも「余った花火が湿気らないようにする方法」があれば、わざわざ湿気た花火を前に「どうしよう…」なんて悩む必要もないですもんね!

古い花火を湿気らずに来年の夏まで保存する方法

まずは湿気をしっかりカットする事、コレが最大のポイントです。

湿気を防ぐためにも、乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れてあげましょう。

乾燥剤は100円ショップでも購入できますし、お菓子等に入っている乾燥剤でも大丈夫です。

更に乾燥剤と併用したいのが、新聞紙です。

新聞紙は湿気を吸い取る力が強くて、花火の湿気対策に大きな力を発揮してくれますよ。

やり方としては、花火を新聞紙で包んだ後、乾燥剤を中に入れるのが正しいです。

保存場所は

  • 火の気がなく
  • 通気の良い場所
が最適です。

例えば、押し入れやクローゼット、床下収納あたりですね。


花火には使用期限がある!?期限を過ぎて使うとどうなるの?

花火は使用期限があるのかな?と思われたあなた。

実は、花火には使用期限はありません。

なぜなら、保管状況が悪くて湿気てしまうという以外であれば、時間の経過で劣化することがないからです。

ですが、花火の業界基準としては「10年間」という期限を設定しているそうです。

花火のパッケージに買った日などをメモしていない限り、正直「いつ買った花火か」なんてわからなくなってしまいますよね。

明らかに10年以上過ぎていると思われる花火が、家の倉庫の中などで見つかった場合。

その場合は「早く使う」に限ります。

もし湿気ていたのであれば、ご紹介してきた方法で乾燥させたり、後述しますがうまく処理して捨てるようにしてください。

10年以上過ぎている花火を使ったところで大爆発が起こったり、暴発するということはまずないと思われます。

花火は、火薬という危険な物質を使っているので使用期限がありそうな気がしますが、実はそうでもないという以外な結果でした。

ご実家の倉庫の中に

「え、これ私が小学生のときに買ったやつじゃないの?!」

という花火が出てきたという人は、季節を問わず、是非すぐに使って処分することをオススメします。

我が家でも、なんとなく年末の大掃除のときに発見しそうですが、冬の花火も良いもんですよ。笑

湿気った花火の捨て方はどうすればいい?

さて、しっけた花火が復活しなかったとき、どのように処分すべきなのか見ていきましょう。

まず初めに、花火を水につけます。

大きなバケツに水を張り、その中に花火を入れて1日置いておきましょう。

その後濡れた新聞紙で花火を包み、自治体の分別方法に従って処分しましょうね。

また、使用後の花火であっても、半日は水につけておく必要がありますので、注意してください。

このとき多くの人が思うのが「いくら花火を水につけて濡らしても、乾いてしまったら危ないんじゃないの?」ということだと思います。

「使った花火を半日も水につけておかなきゃいけない理由」とあわせて、ご紹介していきますね。

花火を捨てるときに水につけるのは何故?

花火はなぜ、「水を張ったバケツに入れるように」と言われるのでしょうか。

もちろん「花火をきちんと消火する」、という目的はありますが、実はそれ以外にも大きな目的があるのです。

それは、「花火の中の火薬を水に溶かす」という目的です。

花火は点火して使い終わった後でも、その中には微量ですが「火薬」が残っている可能性があるのです。

火薬の成分である硝酸カリウムは、水につけておくと溶け出してくる性質があります。

そうすると火薬は無効化され、発火事故を防ぐ事が出来るのです。

なので、使っていない花火を処分することにも、水に1日つけておくことで火薬を無力化して、安全に捨てることができるんですね!

このとき面倒臭がって水につけずに処分すると、ゴミ処理場やゴミ捨て場で火薬に発火し、大事故になる可能性があります。

面倒かもしれませんが、安全を守るために火は水につけてから捨ててくださいね。

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しっけた花火を復活する方法のまとめ

花火が湿気ってしまっても、天日干しすれば復活する可能性が高いです。

ただし、潰れていたり様子がおかしかったりする花火は危険ですので、天日干しをしながら花火の様子をチェックしましょう。

また、花火は新聞紙にくるんで乾燥剤を入れれば、長期間保存することも出来ます。

押し入れやクローゼット、床下収納などの風通しのよく火の気がない場所に入れましょう。

花火が湿気って使えない場合は、水を張ったバケツに1日つけ、濡れた新聞紙に包んで捨てましょう。

水を張ったバケツに入れておくことで火薬の成分が流れ出し、火薬の爆発や点火事故を防ぐ事が出来るのです。