大事な植物のまわりにコバエがたかっていると落ち込みますね。
でも、そんなコバエを駆除しようと思ったときに
「殺虫剤を簡単に使うわけにもいかないし…」
「なにかコバエ駆除のために良い方法はないの?」
と思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな悩みをお持ちのあなたのために「薬剤を使わない安全なコバエの対策方法」を詳しく見ていきたいと思います。
さっそく今日からあなたも、ぜひ試してみてくださいね。
鉢植えに湧くコバエの対策は?しっかりやればコバエも激減?
鉢植えに湧くコバエには
「キノコバエ類」
「チョウバエ類」
の2種類がいます。
このコバエは、土の中で産卵し増殖します。
卵を産み付けてから1週間もすると羽化します。
キノコバエ類の大きさは2ミリ程度なので、見つけ次第掃除機で吸い取っていきましょう!
コバエが発生するたびに土を交換するわけにはいきませんよね。
そのため、コバエが発生したら一部の土だけ交換しましょう。
土の表面の2~3センチほどを取り除きます。
そして取り除いた分新しい土を加えてください。
鉢植えの下には、水を受けるお皿を置いていますよね。
ここの水をきれいにしておかないと、このキノコバエ類が発生してしまうんですね。
でも、水をあげるたびにお皿に水がたまってしまうと思います。
なので、キノコバエ類を発生させないためには、この水をこまめにきれいにするクセをつける必要があります。
見ずをすべて捨てなくても、水面に浮いている土だとか幼虫などをすくうだけでも効果がありますよ。
どちらのコバエも湿気のあるところを好みます。
そのため風通しのいいところに鉢植えを置くことをオススメします。
水やりの水はきれいなものにしましょう。
米のとぎ汁が栄養たっぷりで肥料替わりになるという人がいます。
ただ、この米のとぎ汁はコバエのエサになってしまいます。
そのため、コバエ泰作としては、きれいな水を使った方がおすすめですよ。
モンステラにコバエが発生?植物を傷つけずバッチリ対策その方法は?
モンステラを育てている人も多いと思います。
この「モンステラ」は、コバエが特別発生しやすい植物というわけではありません。
なので、コバエが発生するということは、先ほど挙げたように、土か受け皿の水が原因でコバエが発生しているのでしょう。
- 土の表面を新しいものに交換する
- 受け皿をきれいにする
受け皿は一度洗剤を使って、きれいに洗った方がいいですね。
なかなかいなくならないコバエにはハエとり棒がオススメ
なかなかコバエがいなくならないようでしたらハエとり棒がオススメです。
ホームセンターなどに行くと「園芸用のハエとり棒」があります。
このハエとり棒には、コバエが好きな匂いがついているので、ぞろぞろとこの「ハエとり棒」に寄っていきます。
コバエを掃除機で吸うのに抵抗がある方は、ぜひ試してみてくださいね。
コバエの数が多いとびっしりついてしまって、びっくりするくらい効果がありますよ!
虫が苦手な人にとっては見たくもない光景かもしれません。
でも部屋の中でコバエに悩まされるよりはマシですね。
大事に育てている植物に殺虫剤をかけるのはイヤですもんね。
ハエとり棒なら植物を傷つけずに済むので安心です。
他にもめんつゆを使ったコバエの対策方法があります。
モンステラの近くにめんつゆトラップをしかけてください。
めんつゆトラップの作り方は簡単です!
いらない容器にめんつゆと中性洗剤、水を入れるだけ!
それを植物の近くに置いておくだけでコバエを取ることができます。
1時間もすれば死んだコバエが浮いていることでしょう。
台所などでコバエに頭を悩ませている場合も使えますね。
そのまま捨てられるようにいらない容器でトラップを仕掛けましょう。
効果的な園芸のコバエ対策のまとめ
特に夏場はコバエに悩まされます。
毎日掃除をしていても、気づけばコバエが発生していることはよくありますよね。
確かに、殺虫剤を使えばすぐにコバエを退治することはできます。
でも大事な植物に殺虫剤を頻繁にかけるわけにはいきません。
そのため、まずは土や受け皿の水をきれいにすることをまず意識してください。
これだけでも、発生するコバエの数はかなり少なくなるはずですよ。
そしてめんつゆトラップなどを仕掛けて、残りのコバエも退治してしまいましょう。
あなたの大事な植物からコバエが撃退されることを願っています!