水道代は毎月バカにならないですし、節水して節約に努めたいですよね。
そこで節水トイレに思い切って変え、楽をして節水したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、節水トイレには「詰まりやすい」という弱点があるのです!
ではなぜ詰まりやすいのか、その原因を見ていきましょう。
節水トイレは、「サイフォンの原理」を利用して汚物を流しています。
サイフォンの原理とは、
「液体を満たした容器に管をつけ、高い位置にある容器と低い位置にある容器を繋げると、何もしなくても低い位置にある容器に液体が流れ込む」
という現象です。
普通のトイレでもサイフォンの原理を利用していますが、節水トイレは水を少なくする代わりに最大限、この「サイフォンの原理」を利用して汚物を流すのです。
普通に使用している場合は問題ありませんが、汚物やトイレットペーパーの量が多いと詰まってしまう恐れがあります。
また、連続して汚物やトイレットペーパーを流すと、詰まる可能性が高くなるので注意してくださいね。
更に普通に使っていても詰まってしまう場合は、排水管に原因があることが多いです。
その場合は一度専門業者に相談し、排水管を取り替えてもらうようにしましょう。
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節水トイレに変えるとき補助金があるって本当?知らないと損なお得情報
実は知らない方も多いですが、普通のトイレから節水トイレにリフォームすると、「自治体から補助金が出る」ということがあるんです。
節水トイレにリフォームするときに出る補助金は、自治体によって金額は違ってきます。
さらには
- 住民税納付に滞納がなかったり
- リフォームを行う業者が補助金制度を実施している市町村にある
お住いの自治体にかならずしも補助金があるとは限りませんが、節水トイレにリフォームしたいと思っている方は、一度調べてみるのがいいでしょう。
介護でトイレをリフォーム…補助金は出るの?
更に節水トイレに変えるだけではなく、介護のためトイレをバリアフリーにするのも、補助金が出る事があります。
- 手すりの設置
- 段差の解消
- トイレのドアを引き戸に変更
- 便座の取り替え
- 滑り防止効果のある床材への変更
介護のため補助金を申請する場合は、自治体ではなくケアマネージャーに相談しましょう。
更に、リフォーム前に相談しておかないと補助金がもらえないので、忘れず事前に相談をしておきます。
ちなみにリフォームの補助金はどれだけ行っても、1人あたり20万円と定められています。
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トイレの水を節水する方法は?節水トイレ以外で節水する方法
最後に、節水トイレに変えずとも出来るトイレの節水法を、いくつかご紹介していきますね。
小用事の時は大の方向にレバーを回さず、小に回すだけでもかなりの節水になります。
音姫のような装置を活用し、2度流しをしないよう心掛けましょう。
残り湯を洗浄水として利用するには、トイレの止水栓を止めて、タンクの中に残り湯を入れます。
トイレを使い終わったらその都度タンクに残り湯を入れる、これを繰り返すだけでかなりの節水に繋がります。
節水トイレは詰まる?のまとめ
節水トイレは詰まりやすいのか?というこつについて見てきました。
トイレの水道代は意外と高く、節水に努めるとかなりの節約に繋がります。
節水トイレに変更する場合は助成金をうまく使い、変更しない場合でも上記で紹介した節水方法を試してみましょう。
また、節水トイレは詰まりやすいと言われていますが、使い方に気をつければ問題ありません。
日頃から汚れが溜まらないよう掃除を行い、清潔なトイレ作りを心がけましょう!