母子分離不安に効果的なおまじない!親の声かけや対応方法のポイント

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子どもが、母親と離れることに対して不安を感じる症状を、「母子分離不安」と呼びます。

「母子分離不安」は、ある程度の子供は、入園・入学を過ぎると落ち着くと言われています。

一方で、過剰に不安を感じてしまい、精神的、身体的な症状をひき起こすお子さんもいますよね。

常に抱っこをせがんだり、別れ際極端に大号泣をしたりなど、一際目立つ行動やスキンシップを目にして、他のことの違いに気づくお母さんも見ました。

もしも、我が子が母親と離れることに不安に思っていたら、少しでも不安を和らげる方法

「母子分離不安に効果的なおまじない」

があれば、知りたいですよね。

きっと子供の不安を和らぐことが出来るおまじないにもなるでしょう。

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母子分離不安を和らげるおすすめの声掛け!子どもが安心する言葉とは?

先ほど、母子分離不安のある子供には、精神的、身体的な不安な様子が見られるとお伝えしましたが、行動の現れ方は人それぞれなのです。

私が実際に保育士として担任を務めていた時に見られた様子も交えながら、具体的にどういった子供の姿が見られるのか、ご紹介をしますね。

また、不安がっている子供に対して、前向きに捉えられるおすすめの言葉掛けについても、併せてお伝えしますよ。

母子分離不安を抱える子供はどういった行動が見られるのか?

それでは、実際に保育士をしていた体験談を踏まえながら、どのような特徴的な子供の行動が見られるのか、ご紹介していきますね。

母子分離不安の子供の行動の特徴①常に母親の側から離れられなくなる

この行動パターンや様子が現れる子供が、一般的には多いと思います。

外だけでなく、家の中でも母親の元から離れられなくなったり、ずっと膝の上に座っていたりする様子が見られます。

また、父親や兄妹を敵視し、必要以上に母親を独占しようとする様子が見られると、子供の行動に疑問を抱くケースも多々ありますよ。

母子分離不安の子供の行動の特徴②外で友達と遊びたがらなくなる

4.5歳以上になると、同年代の友達と公園などで遊ぶことが大好きになりますよね。

いつもは、母親がそばにいなくても、友達同士で遊んでいたのに、友達と一緒にどこかで遊ぶことに不安を覚えるケースがあります。

また、公園などの外出先にすら行きたがらない様子が見られることも。

実際に、小学校入学したての子供の保護者から、このような今までは見られなかった様子を聞いたことがありました。

母子分離不安の子供の行動の特徴③寝つきが悪くなったり酷く夜泣きをしたりする

同じく4.5歳以上の子供に実際に見られたケースです。

個人懇談の時に、

  • お昼寝も全然していないのに寝つくことに1時間以上かかる
  • 夜中に何度も目を覚ます
などの不安な様子が見られると、保護者から相談がありました。

大人がストレスを感じた時の症状とよく似た様子が見られることも、実は母子分離不安の傾向パターンとしてみられます。

母子分離不安の子供が安心出来るおすすめの声掛けを紹介!

基本的には、母子分離不安は成長過程での一つとして、前向きに捉えると共に、子供に寄り添ってあげることが大切と言われています。

寄り添うとは、具体的にはたくさんスキンシップをとってあげることです。

保育園や学校などに日中通っていると、どうしても子供も疲れが出てくるはず。

大人も日中仕事に出ていると、疲れますよね。

そんな頑張りを認め、甘えたいときにたくさん甘えさせてあげられる環境をまずは整えてあげましょう!

母子分離不安の子供が安心する声掛け①子供の気持ちに共感をしてあげる言葉を掛けよう!

前述のように、子供の気持ちに共感をしてあげる姿勢を作ることから、まずは始めてみましょう。

「今日は、学校でたくさん頑張ってきたんだね。」
「明日は学校がお休みだから、お家でゆっくりと過ごそうね。」

どんな言葉でも構いませんので、子供の気持ちに共感をしてあげましょう。

共感をすることが難しいと考えている方は、子供が発した言葉を同じように繰り返すだけでも、共感をしていることに繋がりますよ。

母子分離不安の子供が安心する声掛け②見通しが持てるような具体的な言葉が大切!

家庭内でも、子供のそばから離れる瞬間があるはずです。

そんな時には、

「今からトイレに行ってくるからね。」
「20時になったら、ママもお風呂に入ってくるね。」

など、見通しを持てる声掛けをしましょう。

待っていられた時には、褒めてあげることも子供の自己肯定感を伸ばすことに繋がりますよ。

母子分離不安の子供が安心する声掛け③ネガティブワードはなるべく避ける

「また、出来なかったの?」
「〇〇しててねってさっき言ったよね?」

こんなネガティブな言葉掛けは、蓄積されるとより一層子供の不安に繋がってしまいます。

「ダメ」や「〇〇しない」などの否定的な言葉は、なるべく肯定的な言葉に変換をしましょう。

私は、
「走らないでね。」
  ↓
「歩こうね。」

「上らないでね。」
  ↓
「降りてね。」

という感じで変換して、子供に声をかけるようにしています。

もしも否定的な言葉をかけてしまったとしても、すぐに子供に影響が出ることはないので、自分を責めすぎないでくださいね。

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母子分離不安の育児に疲れたらどうすればいい?

「子供がベッタリで、常に自分の時間がない。」
「子供と少し離れて、ゆっくりとDVDでも鑑賞をしたい。」

そんな風に思っているママさんは、当たり前の感情を抱いているので、決して否定的にならなくても大丈夫ですよ!

ママであったとしても、一人の人間なので、自分の考えと子供の考えていることが全て同じだとは限らないはずです。

心身ともに疲弊する前に、是非実践してほしい子供への向き合い方と協力の仰ぎ方をご紹介しますね。

母子分離不安の育児を頑張っているママに試してほしいこと!

子供への向き合い方が、少しでも軽くなる方法について、私がおすすめしたい方法を3つご紹介しますね!

実際に保育現場でも活用して効果のあったものなので、試していただけたら嬉しいです。

子供への向き合い方が軽くなる方法①絵カードやイラストを使用する

保育園に預けられている子供達の中には、元々コミュニケーションが苦手を取ることが苦手だったり、スケジュール管理が出来ない子供もいます。

実は、子供は言葉での情報よりも、絵や図を見た情報の方が、理解しやすいのです。

私は、1日の予定や、朝の荷物チェックの手順をイラストにしたものを掲示していました。

これと同様に、学校帰りにやるべきリストをイラストにしたり、ママが今どこにいるのか場所をイラストで示しておく事によって、子供も見通しがつきやすくなりますよ。

子供への向き合い方が軽くなる方法②ジェスチャーのみでもコミュニケーションは出来る!

常に子供に声を掛けていると、何だか疲れが出てくることってあると思います。

大人よりも子供はパワフルですからね。

言葉でのコミュニケーションに疲れた時には、表情やジェスチャーだけでのコミュニケーションも有効です。

にっこりと微笑んだり、親指を立ててグーと見せたり。

それだけでも、子供には十分に伝わっていますよ。

子供への向き合い方が軽くなる方法③父親や親戚などの協力を仰ぐ

母子分離不安を抱えている子供は、母親と離れることに抵抗を抱えているとは思いますが、その大変さを一人で抱える必要はありません。

休日の時など、父親や祖父母に少しでも預けて、是非一人の時間を確保してほしいと思います。

きっと自分もリフレッシュ出来、新鮮な気持ちで子供と向き合えるはずです。

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母子分離不安に効果的なおまじないのまとめ

母子分離不安を抱える子供にとって、母親がどこにいるのか見通しが持てるように環境を作ってあげることは、不安を和らげる大きな一歩になるはずです。

是非、紹介したコミュニケーション方法を活用していただけたら嬉しいです。

また、ママがリフレッシュする時間を持つことで、子供を愛する気持ちが、より強くなっていくはずですよ。