毎日使うお箸。
買い替え時はいつぐらいかご存知でしょうか。
簡単な買い替え時の目安は、「お箸の先がはげてきたとき」だそうです。
普通のお箸では1年ほどでこのような状態になって寿命を迎えるそうです。
お箸の塗装がはがれてきてしまうと、口当たりが悪くなるだけでなく、雑菌やカビが繁殖する可能性が高くなってしまいます。
我が家では、ちょっとぐらいお箸の先がはげてきただけでは買い替えていなかったのですが。
でも、雑菌やカビが繁殖すると聞くと考えを改めないといけませんね;
菜箸に至っては、ちょっとぐらい歪んでいても使ってしまってます。笑
箸は長持ちさせる使い方がある?普段から気を付けたい5つのポイント
お箸には、長持ちさせる使い方があります。
普段から気を付けたい「箸を長持ちさせるための5つのポイント」をご紹介します。
箸を長持ちさせる方法①食洗機に入れない
基本的に、お箸は手で洗うことをオススメしますが、中には食洗機でも洗えるお箸があると思います。
しかし、長持ちさせたいと思うのであれば、極力食洗機には入れてはダメです。
食洗機は高熱で乾かします。
この熱でお箸が歪んでしまったり、プリントされている模様が薄くなってしまうこともあります。
我が家では、食洗機OKの子ども用のお箸を毎日食洗機で洗っていたのですが。
それでもいつの間にか、子どもの気に入っていたキャラクターが薄くなってしまいました。
大事にしたいものは、食洗機OKであっても手で洗った方が良いですね。
箸を長持ちさせる方法②長時間水に漬けっぱなしにしない
この「水に漬けたままにする」は、やりがちな行為だと思います。
本洗いをする前に、お箸にこびりついたご飯粒などを水に漬けてふやかしたりしません?
私はします。
割といつもしちゃっています。
お餅を食べたあととか必ずやります。
ある程度の時間であれば、水につけていても大丈夫ですし。洗うときにも力強くこすらず済みます。
でも半日や丸一日など、ずーっと漬けっぱなしにしていると、お箸に水分が染みこんでしまって、乾いたときに歪んでしまう原因になるんです。
なので、箸は水につけたら、放置せずにさっと洗ってしまいましょう。
箸を長持ちさせる方法③他のお箸と合わせてガシャガシャと洗わない
この「箸のガシャガシャ洗い」も、やりがちですよね。
確かにガシャガシャ洗ったら、箸の汚れが取れるような気がするんです…。
でも、これは間違い。
ガシャガシャしちゃうと、お箸の塗装が剥がれてしまいます。
丁寧に、できれば一本ずつ洗うようにしましょう。
箸を長持ちさせる方法④毎食特定のお箸ばかりを使わない
自分専用のマイ箸があると、毎食同じものを使うのが普通になってきますよね。
「これはお父さんのお箸、これはお母さんのお箸」みたいに。
しかし、毎食特定のお箸ばかりを使っていると、それだけ洗う頻度が高くなり、お箸は傷みやすくなってしまいます。
できれば、もう1本マイ箸があると、その分傷みは遅くなってm長く使うことができますね。
箸を長持ちさせる方法⑤食べるときは汁ものから
お箸の先に食べたものが固くなってこびりついてしまい、洗うのに苦労することってありますよね。
ゴシゴシと洗ってお箸に負荷をかけないための予防策として、「汁ものから食べる」というのは昔から言われています。
おみそ汁などから食べるとお箸の先が湿るので、その後にご飯を食べてもご飯粒がこびりつきにくいのです。
ご年輩の方であれば、当たり前のように汁ものから食べ始める方が多いような気がします。
箸の間違った洗い方してませんか?箸の正しい洗い方と収納方法
前述もしましたが、お箸は他のものと複数合わせて洗ってはいけません。
お互いがこすれ合うことによって、塗装が剥がれてきてしまったりします。
丁寧に一膳ずつ手で洗うようにしましょう。
お箸の収納方法は、箸立てに立てておくよりも引き出しの中に寝かせて置く方が良いです。
お箸は、紫外線で変色することがあるんだそうです。
できる限り、日光の当たらないところに保管するようにしましょう。
箸にも「一生もの」がある!?高価な箸はやっぱり長持ちするものなの?
お箸の中には、一生使える高価なお箸も存在します。
漆塗りのお箸は数十年使えるとも言われています。
漆は、抗菌作用があって油汚れも落ちやすいので、水で洗うだけでもお手入れはOKなんだとか。
結婚祝いや結婚○周年のお祝いに「夫婦箸」をプレゼントしたことのある方もいるかもしれませんね。
お忙しい方にはお手入れが少々面倒かもしれませんが、丁寧に食器を使いたいと思われる方にはぴったりだと思いますよ。
菜箸の寿命は?長く使いすぎてるとどんな問題がある?
でも、菜箸の寿命はどのぐらいなのでしょうか?
長く使いすぎていると、どんな問題があるのか解説していきます!
まず、菜箸の寿命としては、1~2年というところですね。
もちろん、見た目ではまだまだ使えるような状態という場合もあります。
でも、衛生面を考えると、毎日使うものなので適度に交換をした方が安心です。
何年も同じものを使っている…というのは、なるべく避けましょう!
菜箸の素材にもよりますが、そもそもあまり長持ちはしませんよね。
使っていると、だんだん劣化してきてしまうものです。
長く使いすぎていると、劣化がとにかく気になります!
例えば、菜箸の先に取れない汚れが付着してくることもあります。
使い続けていると、折れてしまってだんだん短くなることも!
あとはキッチンで毎日使うものなので、洗っても持ち手がベタついてくることもあります。
これは保管している場所にもよりますね!
コンロ周辺で保管している方は、劣化もちょっと早いような気がします。
使い続けると、傷がつくこともあれば、亀裂が入ることもありますよね。
菜箸は長く使い続けていると衛生面で注意が必要
衛生面で心配なのは、傷がつくとか亀裂が入った場所から、雑菌が入ることです!
木製とか竹製だと、雑菌が繁殖しますし、カビが生えやすいのも心配な部分です。
中には、折れてしまうとか変色してしまっても、使い続けている!というご家庭も多いです。
特に菜箸は、料理器具なので口まで運ぶこともありません。
そうなると、あまり気にせずに使い続けてしまうこともあるあるですよ。
ただ、状態が悪い菜箸を使って料理をするのは避けたいですよね!
なるべく1~2年ぐらい使ったら、買い替えるのがおすすめですよ。
箸の寿命と買い替え時はどれくらい?のまとめ
箸の寿命と買い替え時についてみてきました。
最後にポイントをまとめておきますね。
- お箸の買い替え時は、お箸の先がはげてきたときです。
- 一般的なお箸は1年ほどでこのような状態になり、寿命を迎えます。
- お箸を長持ちさせるには「食洗機に入れない」「長時間水につけっぱなしにしない」「複数のお箸と一緒にガシャガシャ洗わない」「同じお箸ばかり使わない」「食事は汁ものから食べる」などの方法があります。
- お箸は、一本ずつ手で洗うのが基本です。
- 漆塗りのお箸はきちんとお手入れをすれば数十年持ちます。
マイ箸であれば、なおさら愛着もわきますよね。
そんな「愛着のある箸」を長持ちさせるために、見てきたことを参考にされてみてくださいね。