算数セットはいつまで使う?何年生になればお下がりに使えるの?

スポンサードリンク

小学生になると、習字セットや絵具セット、鍵盤ハーモニカなど、大きいものから小さいものまで、いろんなものがを使います。

「算数セット」もそんな道具のひとつですよね。

1年生のときに購入する算数セットですが、これはいつまで使うものなのでしょうか?

妹や弟が小学校に入学するときに「もう使わないんだったら、お下がりにできるんじゃない?」

そう思っても、

「もしもまだ使うことがあったら、お下がりにはできないし・・・」

なんて考えると、上の子が小学校を卒業するまではお下がりにできず、結局新しいものを買うことに。。。そんなご家庭も多いんです。

スポンサードリンク

算数セットはいつまで使う?お下がりは上の子が何年生なら大丈夫?

まずは、この「算数セットはいつまで使うものなのか」という点です。

実はこの「いつまで」ということについては、それぞれの学校の方針や、算数を教える先生のやり方によって差があるようです。

「小学校2年生までは授業で使っていた」という声が多数ですが、3年生になると使うかどうかは、学校によって違うようなんですね。

ただ、算数セットの中でも「おはじきなどの一番使うもの以外は、3年生になったら学校には持って行くことはない」ということが多いようです。

なので、算数セットは

「まず小学2年生までは使うもの」
「小学3年生になったら、学校によってはおはじきなどは一部使うことがあるので、聞くことができる人がいれば聞いてみる」
「小学校4年生にはもうつかわない」

と判断して、おさがりに使うことも考えてよさそうですね。

また、上の子が小学4年生だとまず大丈夫そうですが、小学3年生の場合でも、学校によってだとかものによっては「お下がりにしても大丈夫」そうです。

算数セットは、ほとんどの場合が学校に販売に来る業者さんから購入すると思いますが、うちの場合は

「おはじきセット」
「計算カード」

とかいう単位で、単体の販売もしてくれていたので、必要なものだけを買いそろえることもできましたよ。

算数セットはいつ頃だったら処分しても大丈夫?

使い終わってどこかに保管しておくにしても、意外とかさばり場所も取る算数セット。

小さな道具も色々入っているので、「赤ちゃんやペットがいる家庭では、誤飲しないように早めに処分したい」というご家庭もあるようです。

「算数セットをもう使わない!」と断言できるのは、小学校4年生という声が多く聞かれます。

なので、早めに処分したいという家庭では、小学校4年生を目安に考えてはいかがでしょうか。

ただし、学校や先生の方針によっては高学年になっても使うことがあるかもしれません。

なので、まず間違い何のは「一度先生に確認をとってから処分する」ことをオススメします。

スポンサードリンク

使わなくなった算数セットを知人にお下がりとして譲るのは失礼なこと?

使わなくなった算数セットを、兄弟などの下の子にまわすというのは良くあることです。

色々入っている算数セットの中には、ほとんど使っていない道具もありますから、ものによっては新品同様だったりしますし。

我が家には現在1年生の娘がいるのですが、

「算数カード」
「数を数えるためのブロック」

この2つは、ヘビーに使用しているようです。

しかし、今のところはそれ以外のものはほぼ手付かず。

おはじきや数え棒を今後使うとしても、かなりきれいな状態のまま使い終わる気がします。

我が家にはまだ下に妹がいるので、算数セットだけでなく回せるものはどんどん下の妹に回していこうと思っています。

ただこのお古に関して、姉妹兄弟であれば気兼ねなく回すことができますが、それ以外の人にお古を譲るのは失礼なのでしょうか?

これは人によって意見がもちろん違いますが、私は全く問題ないと思っています。

まだ使えるものを必要な人に渡すことは、なにも失礼とはいえないですよね!

ただ、中には

「色々な人からお古を集めて転売したりする人もいたり」
「やっぱり新しいものを買ってあげたいから、もらうと逆に迷惑」

なんて方もいるので、気心の知れたお友達に「ちゃんと確認してから譲る」というのが1番正解かなと思いますよ。

算数セットには細かく名前もついているので、その対処もしっかりと譲るお相手と話をしてから渡してくださいね。

スポンサードリンク

算数セットを捨てる前に知っておいて欲しいこと!寄付の仕方と正しい捨て方

お下がりであげる人もいない場合。算数セットを処分しようと思っている方に、ぜひ知ってほしいことがあります。

実は「算数セットを寄付することができる」ことはご存じでしょうか?

ご近所の方やフリマアプリなどで販売する方法もありますが、「海外の恵まれない子供たちに寄付をする」という方法もあるのです。

これは、アジアやアフリカの色々な国に寄付をすることになります。

もちろん「寄付」ですので、送料や手数料などは寄付する側の負担となります。

でも、その寄付によって救われる子供たちがいるかもと考えると、少し嬉しい気持ちになりますよね。

アジアやアフリカへの寄付は算数セットだけでなく、絵本やサッカーボールなどの寄付も募集されています。

自宅に眠っているものがあれば、捨てるくらいなら「寄付」という方法もご検討してみてはいかがでしょうか。

■「算数セットの寄付」について詳しい情報を見てみる

いらなくなった算数セットはどうやって捨てる?

算数セットを処分しよう!と思った時、迷うのが捨て方についてです。

こまかく名前がついていたり、色々な材質を使っていたりと、捨て方に迷う方も多いのではないでしょうか。

まずは、材質によって分別をします。

プラスチックや紙などは問題ありませんが、マグネットシートの捨て方はそれぞれ地域によって分別が異なることがあります。

事前にゴミの処理についての問い合わせをしておくと安心です。

分別が終わったら、できるだけ名前をとりましょう。

シールであればはがせば良いですし、直接書いたものなどはマニキュアの除光液などを使うと簡単に落とすことができますよ。

やっぱり名前の書いてあるものをただそのまま捨てるのは気が引けますよね。

とりきれない名前などもあると思いますので、中身の見えない袋にいれて、それぞれの分別でゴミにだしましょう。

マグネットシートだけは確認を取ることを忘れずにお願いします。

スポンサードリンク

算数セットでほぼ使わないものは?「これ必要なの?」ランキング

たくさんのグッズが入っている算数セット。

「これ必要なの?」というものランキング(私調べ)をご紹介します。

【1位】いろいた
【2位】さいころ
【3位】おかね
【4位】かぞえぼう
【5位】おはじき

ちなみに1位~3位については、我が子の算数セットには入っておりません。

なので、なくても差し支えないのかなと思い、ランク付けさせていただきました。

私の子どもの頃は、いろいた(と磁石がくっつくボード)とさいころがありましたが、使った記憶はほぼありません。

夫の算数セットには、おかねと複数個のさいころが入っていましたが、これも使った記憶がほぼないようです。

今では子どものおもちゃになっています。

かぞえぼう・おはじきについては、名前付けがとにかく面倒ですよね;

そして、使う頻度はとても低いです。

すぐに物を壊してしまう我が子ですら、ぴっかぴかの状態で保管できています(笑)

それでもやっぱり算数セットが必要な理由は?

数の概念を学ぶには、教科書の絵や先生からの口頭での説明だけでなく、“実際に触れる”というのがとても大事なんだそうです。

正直、小学校1年生で数の概念を知ってしまっている(言い方が悪いですが)子どもはまぁまぁいますよね。

知らない子どもももちろんいますが、子どもは吸収が早いので、先生が

「全員理解した」

と思えば、「かぞえぼう」や「おはじき」は使わなくなってしまいます。

それが割と早期に訪れたときに、保護者は「不要だったのでは」と思ってしまうのかもしれませんね。

算数セットがない地域がある?算数セットは全国必須じゃないの?

私の住んでいる地域では、算数セットは必須です。

しかし、算数セットが不要な地域もあるようです。

“不要”、というか“保護者が買わなくて良い”、というニュアンスです。

算数セットを買わなくて良い理由①公費負担で購入

保護者負担ではなく、市町村が公費で購入して学校で保管します。

備品扱いの算数セットですね。

それを必要な時に授業で使用する、という感じで使っているので、購入する必要がない地域があるようです。

買わなくて良い理由②

PTA主導でリサイクル

PTA主導で不要な算数セットを集めて、それをリサイクルして貸し出す。

こちらはとても良い取り組みだと思います。

きっと、保護者が購入していた時代から購入しない時代への過渡期の試みですね。

紛失してしまっているパーツもあるので、複数の児童から数年にわたって寄付を募ったようです。

その後、名前を手作業で消して、完全な状態の算数セットを2クラス分作って貸し出し用にされたとか。

リサイクルの気持ちも芽生えて良いですよね。

算数セットをリサイクルするメリットは?

算数セットをリサイクルしていくためには、また次の学年に引き継いでいく必要があります。

なので、「来年の一年生も使うから大事に使ってね」と伝えて物を大事に使うことを教えるきっかけにもなります。

入学して自分専用の新しい算数セットを買ってあげたい、という保護者の方の意見もあるようです。

ですが、私としてはこの引き継いでいく方式はとても良いなと思います。

このような取り組みが全国に広がったら、転勤族のご家庭でも歯がゆい思いをせずに済みそうですよね。

短期間だけしか使わないのに、転校先の算数セットを購入しなければいけないこともなくなります。

我が子の小学校でも是非取り入れてほしいなと思います。

スポンサードリンク

算数セットはいつまで使うの?のまとめ

小学校の入学時に購入する「算数セット」はいつまで使うのか?きっと誰もが思うことだと思います。

小学校の学用品は、使わなくなったとたんに、使われることもなく場所だけをとってしまうので、処分したくなるんですよね!

ただ捨てるだけではなく、譲ったり寄付する方法もありますので、それぞれのご家庭にあった処分方法を検討してみてくださいね。

「ものを大事にする」ということを子供に態度で示す、貴重な実体験にもなるはずですよ。