赤ちゃんに柿を与えていいのはいつから?大丈夫の見極め方

柿は好きですか?

私は大好きなのですが、小さい頃は少し苦手でした。

我が子たちも、調子によっては食べたり食べなかったりします。

私は、物心ついたときに何かに気付いて(?)好き嫌いが出てくる前のピュアな状態で、いろいろな食材に親しんでもらいたいなと思っています。

なんだか食べさせにくいなと思って、納豆をあまり与えなかったツケで我が子たちは納豆が好きではありません;

こういうことになる前に、離乳食期にはたくさんの種類のものを与えてあげたらいいのではないかなと思っています。

特に、旬の食材は積極的に離乳食に取り入れたいですね。

フルーツは、旬のものが一番おいしいですし、栄養もたっぷり。

今回は、その中でも秋の味覚の一つ「柿」について、赤ちゃんに柿を与えるときの注意点やレシピについて詳しく見ていきましょう

赤ちゃんが柿でアレルギーを起こすことはある?その症状と大丈夫を見極める方法

実は、柿は「アレルギーを起こしにくい食材の一つ」なんです。

なので、口の周りについてかぶれることがありますので(どんな食材でもそうですが)、食べたあとは口の周りをきちんと拭いてあげたり、口の中が汚れたままにならないようにお茶を飲ませるなどしてあげてください。

そして柿を初めて食べたときにアレルギー反応が出ては困りますので、これは柿も限ったことではなく、初めて与えるときは病院が開いている平日の午前中がオススメです。

そして、最初に食べさせるのは一さじから、お湯を少量加えてのばして与えましょう。

どれだけ赤ちゃんが欲しがっても、少し食べさせて様子を見て、徐々に量を増やしていくようにしてくださいね。

柿の種類によっては、渋く感じるものもあります。

ママさんパパさんがが味見をしてから、赤ちゃんにあげるようにしてくださいね。

柿アレルギーの症状

滅多にないですが、柿アレルギーが出たときの症状は、

  • 口の周りが赤くなる
  • かゆみや目の充血が起こる
  • じんましん
  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐
などです。

赤ちゃんは、自分の症状を言葉で伝えることはできません。

食物アレルギーは、食べている最中から食後30分以内に出現することが多いそうです。

特にこの時間の間は、赤ちゃんの様子をしっかり観察してあげるようにしてください。

  • 喉のあたりを痒がる仕草が出たり
  • 突然不機嫌になったり
  • 下痢気味になったり
などといった感じで、普段と違うことがあればアレルギーを疑ってください。

ちなみに、私は、娘に卵アレルギーの症状が出ていることに気付いたのは食後数時間経ってからでした。

ですので、半日ほどはオムツ替えのときなどに気を付けて見ておく必要があるかなとは思います。

初めて与えたときに異常がなければ、おそらくアレルギーは大丈夫でしょう。

徐々に量を増やしたり、月齢に合わせて形を変えて与えてください。

くれぐれも、突然大量に与えるのではなく、少しずつ様子を見ながら進めることを忘れないでください。

柿の栄養について

柿には、みかんの倍のビタミンAやビタミンCが含まれています。

食物繊維やカリウムも豊富なので、お腹の調子も良くなります。

風邪予防にも効果が期待できる食材ですよ。

昔から「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われているほど、柿には免疫力を高めてくれる作用があります。

「柿を食べていればお医者さんには行かなくて良い」と言われるほど栄養満点な食材で、昔はとっても重宝されていたということですね。


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赤ちゃんの柿を使った離乳食のおすすめの簡単レシピ8選!

柿は、離乳食の初期から食べさせることができます。

柿を使ったオススメの簡単レシピをご紹介します。

★柿の初めての食べさせ方【初期(5~6ヶ月)】
まずは柿の柔らかい部分をすりおろします。

裏ごししてさらになめらかにし、お湯でのばします。

割合は、「柿1」に対して「お湯1~2」です。

それを電子レンジ500wで30秒加熱し、冷めたらスプーンで飲ませてあげてください。

柿を加熱するのはなんだか変な気がしますが、加熱するとさらに甘味が増しますし、殺菌されるのでお腹に優しくなりますよ。

★ヨーグルトの柿ソース添え【初期(5~6ヶ月)】
柿の熟してやわらかい部分をすりつぶしてヨーグルトにかけます。

オーソドックスな食べさせ方ですね。

★柿粥【初期(5~6ヶ月)】
おかゆに柿を適量かけます。

「おかゆに柿って、どんな味になるんだろう?」と不安に思いますが、さつまいものような味になって、意外ととても美味しいですよ。

★パン粥の柿ソース添え【初期(5~6ヶ月】
パン粥を作り、その上にすりつぶした柿をかけましょう。

甘味があっておいしく仕上がりますよ。

★柿とかぼちゃの和えもの【中期(7~8ヶ月)】
柿(2分の1個)と、かぼちゃ(つぶしたもの大さじ2)を混ぜます。

二つとも、甘味のあるものなので赤ちゃんも喜んで食べてくれると思います。

★柿とバナナのヨーグルトがけ【中期(7~8ヶ月)】
柿(大さじ1)と、バナナ(6分の1本)を小さく切り、その上からヨーグルト(大さじ1)をかけます。

栄養満点の素敵なデザートになりますよ。

★柿のサラダ【後期(9~11ヶ月)】
柿と、柔らかく茹でたブロッコリーをみじん切りにします。

ふたつを混ぜ合わせて完成です。

見た目も綺麗でおしゃれなサラダができあがります。

★柿の蒸しパン【完了期(1歳~1歳半)】
柿1個をトロトロになるまでつぶします。

そして、ホットケーキミックス100gを加えて混ぜて生地を作ります。

固ければ少し牛乳を加えてください。

カップ型の3分の1まで生地を流し込み、蒸し器で10分蒸したら出来あがりです。

手で持ってパクパク食べられる健康的なおやつになりますね。

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赤ちゃんに柿を与えてもいいのはいつから?のまとめ

赤ちゃんに柿を与えてもいいのはいつから?ということについて見てきました。

最後にポイントをおさらいしておきましょう。

★赤ちゃんに柿を与えてもいい時期のポイント
  • 柿はアレルギーの出にくい食材ですが、万が一のことを考えて初めて与えるときは病院の開いている平日の午前中い行いましょう。
  • 柿は、風邪予防にもなるほど免疫力を高める効果があります。
  • 離乳食初期から取り入れることができます。
  • 柿でアレルギーが出たときの症状は、「口の周りが赤くなる」「目の充血やかゆみ」「じんましん」「腹痛」「下痢」「嘔吐」などです。
  • 食時中~30分は特に様子をよく観察してあげてください。