お仕事をしているママにとっては、いつから子どもを保育園に預けるかは重要な問題です。
できればゆっくり家で子どもの成長を見守りたいママもいれば、早く子どもを入園させて仕事に復帰したいママもいらっしゃると思います。
ママの希望通りに保育園に入園できればいいのですが。
でも待機児童が多い地域では、1歳児以降に入園させたいと考えても、募集枠に対し応募者数が多過ぎるなんてことはよくあります。
その結果、泣く泣く0歳児から保育園に預けることになったというママも少なくありません。
逆に0歳で入園が決まっても、やっぱり子どもと離れたくなくて、入園を辞退して育休を延長するというケースも増えています。
0歳で保育園に預けることに対してどんな不安がある?
では、0歳で保育園に預けることに対して、ママはどんなことに不安に思うのでしょうか。
0歳で保育園に預けることへのママの不安★①病気が心配
いわゆる保育園入園の“洗礼”です。
保育園に入園すると、たくさんの子どもがいるので、病気をうつしたりうつされたりします。
0歳児だと体もまだ弱いので、月の半分は病欠ということも珍しくありません。
0歳で保育園に預けることへのママの不安★②子どもの成長をゆっくり見られない
0歳児の1年間で子どもは急激に成長します。
保育園に預けると、初めての寝返りや初めての立っちなど子どもの初めての瞬間を見逃してしまう可能性もあります。
子どもと一緒に過ごす時間が短くなることで、どうしても子どもの成長をゆっくり見守ることが難しくなってきます。
0歳で保育園に預けることへのママの不安★③人見知り・場所見知りで泣いてしまう
生後5ヶ月頃になると記憶が発達してきて、よく知っている人と見知らぬ人の区別がつくようになってきます。
それに伴い、知らない人や場所に対して泣いてしまうことがあります。
保育園に入園すると、人見知りや場所見知りのある子は、しばらく泣いてしまうかもしれません。
0歳で保育園に預けることへのママの不安★④復職して育児と両立できるか不安
0歳児は、夜間授乳や離乳食作りなど、お世話することがたくさんあります。
仕事で疲れていると、子どもの世話をするだけでいっぱいいっぱいになりがちです。
仕事から帰っても。子どもと遊んだり本を読んであげたりする余裕がなくなってしまうこともあるでしょう。
他にも「可愛い盛りの0歳児と離れることが寂しい!」という意見もありました。
ママの心の中に不安や寂しいという気持ちがあると、「0歳で保育園に預けるなんてかわいそう!」と思えてくるのかもしれませんね。
あとは、0歳から子供を保育園にあずけていると、朝別れ際に大泣きしてしまう子どもがたくさんいます。
そんな姿を見ていると「これって、早くから保育園にあずけてるから、愛情不足が原因?」って思ってしまうママさんもいるかと思います。
そんな「愛情不足」を不安に感じたときのことを
「保育園で別れ際に泣くのは愛情不足が原因?どう対応すればいい?」
に詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひ参考にされてくださいね!
0歳児を保育園に入れるのはかわいそう?そんなこともない!その理由は?
それでは、本当に0歳児を保育園に預けるのはかわいそうなのでしょうか?
0歳で保育園に通うようになった子どもは
- 病気をたくさんもらってきたり
- 保育園でたくさん泣いたり
- 親子で過ごす時間が少ししかなくなり
そんなことはありませんよね。
もちろん、保育園に通う以上病気をもらうリスクが高くなったり、時間的にも家族で一緒に過ごす時間が少なくなることはあります。
それでも、0歳児から保育園に通うメリットもあります。
0歳児からの保育園のメリット★①保育園に慣れやすい
人見知りや場所見知りが始まる前、低月齢の頃に預けると、あまり泣かずにスムーズに預けられることが多いです。
小さいうちから、「パパとママが仕事のときは保育園に通う」ということを覚えると、保育園に慣れやすいと思います。
逆に自我が出てくる年齢になると、保育園に通うのを嫌がって登園が大変になるかもしれません。
0歳児からの保育園のメリット★②たくさんの人に見守ってもらえる
特に初めての子どもだと赤ちゃんの育て方で悩むことも多いと思います。
でも、保育園に通っていると保育のプロである保育士さんに気軽に相談することができます。
相談するだけでなく、子どもの成長を一緒に喜んでもらえ、子どもの初めての瞬間を記念に写真に撮ってくれる保育士さんもいるそうです。
保育士さんだけではなく、同じクラスのお友だちのママやパパにも育児の相談することができるかもしれません。
0歳から通うことで、小学校入学までの6年間の成長をパパやママだけでなく、たくさんの人に見守ってもらうことができます。
0歳児からの保育園のメリット★③生活リズムが整う
家庭内で時間通りにお世話をしようと思っても、
「他にもやらなければいけない家事があったり」
「何となくダラダラしてしまったり」
といった感じになってしまって、結構難しいのではないでしょうか。
その点ほとんどの保育園は、午前中に外遊び、ミルクや離乳食を食べた後お昼寝をするという1日のスケジュールが決まっています。
保育園の中だけではなく、家でも登園時間に間に合うように朝早く起きられるようになります。
0歳児が保育園に通うことでの影響は?どんなことができるようになる?
これまでにお伝えした以外にも、0歳から保育園に通うメリットはあります。
保育園には保育士さんだけではなく、同じ0歳児クラスのお友だちやたくさんのお兄さんお姉さんがいます。
たくさんの子どもや先生と触れ合うことによって、色々な刺激を受けることができます。
また、保育園には子どもの発達に見合ったおもちゃや道具、絵本などがそろえてあります。
家庭では子どもにどんなものを与えたらよいのかわからなくても、保育園に行けば子どもに合ったおもちゃで遊ぶことができ、体や言葉の発達が促されていきますよね。
0歳児を保育園にまだ預けたくない!のまとめ
うちには3歳から幼稚園に通った子と0歳から保育園に通った子がいます。
どちらもそれぞれメリットデメリットがあったので、0歳から保育園に通うことが必ずしもかわいそうだとは思いません。
個人的には、0歳から保育園でも3歳から幼稚園でも、家でママやパパがたくさん可愛がってあげられればどちらでもよいかと思います。
0歳から保育園に通うことについて、ぜひご家庭で話し合ってみてくださいね!