離乳食のしらすの塩抜きはいつまで必要?離乳食と塩分のお話も

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そのまま食べてもごはんにかけてもおいしい「しらす」。

栄養豊富で、離乳食でもよく用いられる食材の1つです。

さばく手間もありません。

また、柔らかくて食べさせやすいです。

なので、我が家でもとても重宝しました。

そんなしらすですが、離乳食が終わる1歳半頃までは塩抜きが必要とされています。

しらすには塩分が多く含まれます。

そのため、そのままだと赤ちゃんの内臓に負担がかかってしまうのです。

離乳食で塩抜きを忘れた場合の対応!対処法と体への影響

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バタバタしていて、うっかり塩抜きを忘れちゃった!

気づかずそのまま食べてしまったけど大丈夫なの!?

と焦った経験はありませんか?

わたしはあります。

実は、娘が赤ちゃんの頃、塩抜きを忘れたツナをそのままあげていたんです。

そのときはとても落ち込みました。

結論から言うと、離乳食くらいの少量なら体への影響は心配しなくて大丈夫です!

塩抜きを忘れたツナを食べたうちの娘も元気にスクスク育ってます。

でも大事な我が子。

自分のせいで何かあったら・・・と思うと心配になりますよね。

そんな方に向けて、

  • 塩抜きを忘れたときの対応
  • 赤ちゃんの体への影響
について簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

離乳食でしらすの塩抜きを忘れた場合の対応

まず落ち着いて赤ちゃんの様子を見てあげてください。

いつも通り元気そうなら大丈夫。

安心してください。

どの食材についても共通することですが、離乳食に使うのはわずかな量です。

それくらいなら塩分の過剰摂取には当たらないといわれています。

こちらのサイトで管理栄養士さんが数値を交えて解説されていました。

詳しく知りたい方は、ご参照くださいね。

★「ベビーカレンダー」で管理栄養士さんの解説を詳しく見てみる

また、味が濃いものを食べると喉が渇きやすくなります。

これは体が余分な塩分を中和させるために、水分で薄めようとしているからです。

大人でもしょっぱいものを食べると、水分が欲しくなりますよね。

赤ちゃんも同じなんです。

もしかしたら、いつもより飲み物を欲しがるかもしれません。

もちろんジュースなどはNGです。

ですが、お水やお茶などは欲しがるだけ飲ませてあげてくださいね。

味が濃いものを食べたあと赤ちゃんの味覚への影響は?

もう1つ心配になるのが、赤ちゃんの味覚への影響でしょう。

特に離乳食期は味付けをほとんどしないですよね。

してもごくごく薄味なので余計に気になるところです。

今後薄味のものを食べなくなったらどうしよう、なんて考えてしまいます。

こちらも過剰に心配しなくて大丈夫。

子どもの本格的な味の好き嫌いが始まるのは大体2歳頃からだそうです。

市の離乳食教室で習いました。

味覚自体は赤ちゃんの頃から備わっているといわれています。

でもこの頃の味覚は本能的なもので、

  • 自分にとって危険なものを避けようとする
  • うまみのあるものや栄養分の豊富なものを察知する

ためのものだといわれています。

もしかしたら少しの間、薄味のものを嫌がるかもしれません。

でもそれが今後の味覚に影響することはありません。

またこの時期に特有の食べムラ(食事よりも遊びたい、眠たいなど)が関係しているのかも。

でも、大丈夫です。

赤ちゃんもお腹がすいたら食べます。

もちろん毎回濃い味付けのものが続くと、その後の味覚の発達にも影響が出てきます。

ですので注意はしてくださいね。


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離乳食期のしらすレシピ集!ママは楽チンこどもも喜ぶメニュー

日が経つにつれて離乳食ってマンネリがちになりませんか?

ここで、塩抜きしたしらすを使ったレシピをいくつかご紹介!

わたしは多忙な年子育児を経験しました。

そんなわたしが作っていた「簡単・楽チン・子どもが大好き」の3拍子がそろったメニューです。

ぜひ今日からお役立てください。

ちなみにしらすの塩抜きについては、こちらを参考にしてみてくださいね。
★「オリーブオイルをひとまわし」

塩抜きしたあとの保存方法についても書かれています。

ぜひ一度見てみてくださいね。

離乳食期のしらすレシピ①基本のしらすのおかゆ(離乳食初期から)

1.塩抜きしたしらすをなめらかになるまですりつぶす
2.月齢に応じたおかゆに添える

月齢によってしらすのすりつぶし方をかえたり、ほかのお野菜を混ぜたりします。

簡単ですがアレンジ無限大の万能レシピです!

離乳食期のしらすレシピ②しらすとほうれん草のあえもの(離乳食中期から)

1.塩抜きしたしらすを細かく刻む
2.あく抜きしたほうれん草を細かく刻む
(茹でた後、長めに冷水につけておくとしっかりあく抜きできます)
3.1と2をあえる

もしかしたら子どもが食べにくそうなことがあるかもしれません。

その場合は、水溶き片栗粉や加熱してから潰した木綿豆腐ですこしとろみをつけてあげてください。

ほうれん草の苦みを嫌がる子どもも、しらすに含まれるうまみ成分で食べやすくなるでしょう。

上の子どもや大人には、具材はそのままでとりわけもできますよ。

かつおぶしをかけてしょう油を少し垂らせば立派な副菜になります!

離乳食期のしらすレシピ③しらすとさつまいものおやき(離乳食後期・手づかみ期から)

1.塩抜きしたしらすを刻む
2.蒸したさつまいもをつぶし、1と片栗粉と牛乳(溶いた粉ミルクでも可)を混ぜる
3.赤ちゃんの食べやすい大きさに丸める
4.フライパンにオーブンシートを敷いて、両面を焼く

片栗粉と牛乳は小さじ1ずつくらいから入れます。

さつまいもの大きさにもよりますが、まとまりやすくなる分量に調整してみてください。

たくさん作って冷凍保存しておくと便利です。

さつまいもの甘みと、しらすに残ったほのかな塩気のあまじょっぱさが味の決め手!

大人もパクパクいけちゃいます。

離乳食期のしらすレシピ④しらすとチーズのトースト(離乳食完了期から)

1.食パンは耳を切り落として、塩抜きしたしらすをのせる
2.ピザチーズを1の上にのせて、トースターで焼く
3.食べやすい大きさに切る

こちらも家族みんなで食べられる簡単レシピです。

しらすに含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を促進させる効果があります。

カルシウムは健康な骨や歯を作るために必要不可欠です。

チーズとしらすのWのカルシウムとビタミンDで、じょうぶな体を作りましょう!

どのレシピも、具材の大きさや味付けなどは子どもの様子に合わせてあげてくださいね。

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離乳食のしらすの塩抜きはいつまで必要?離乳食と塩分のお話ものまとめ

離乳食のしらすの塩抜きはいつまで必要なのか?ということについて見てきました。

塩抜きに限らず、離乳食作りはなにかと気をつけることがあって大変ですよね。

誰でも失敗のひとつやふたつはきっとあるもの。

次から気をつけていけば大丈夫です。

しらすは調理が簡単で、アレンジもしやすい万能食材。

栄養満点で家族みんながおいしく食べられます。

子育て中のママの強い味方です!

ぜひ上手に活用して、おいしい離乳食作りに役立ててくださいね。