離乳食での魚の進め方は?時期別で適切な与え方を解説

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離乳食もスタートし、お粥から始めて、野菜にも慣れたら、次はタンパク質です。

お肉はまだ早いので、豆腐やお魚から始めましょう。

この記事では「魚」に注目して、離乳食ではどうあげたらいいのかを見ていきましょう。

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離乳食での魚の進め方!どのように進めていけばいいの?

では早速、離乳食の時期ごとの、お魚の進め方とそのポイントについて見ていきましょう!

離乳食の魚の与え方①離乳食初期

お魚も離乳食の進みに合わせた柔らかさで与えましょう。

離乳食初期から使えるのは白身魚です。

最初はゆでた白身魚をほぐしてから、すり鉢でつぶします。

そしてお湯でよく伸ばして、ヨーグルトぐらいのなめらかさにして与えましょう。

かなり大変なので、5ヶ月から使えるお魚のフリーズドライの離乳食もとても便利です。

与える量は野菜などと同じで1さじから始めましょう。

ただし、タンパク質はお粥や野菜と違って消化が難しいので、多く与えすぎないようにしましょう。

慣れても初期の間は10gまでを目安に与えます。

離乳食の魚の与え方②離乳食中期

離乳食中期では目安が舌で潰せる硬さなので、すり鉢でする必要はなく、ほぐしておけば大丈夫です。

大きさの目安は2mm角からはじめて、中期の終わりには4mm角ほどまで様子を見ながら大きくしましょう。

中期では1食あたり10~15gほど与えればOKです。

離乳食の魚の与え方③離乳食後期

離乳食の後期になると歯茎で潰せる硬さになります。

多くの魚は問題なく歯茎で潰せる硬さです。

なので、中期から急に大きさを変えては食べにくいので5mm角から始め、1口大ほどのサイズで与えましょう。

1食の量も中期と変わらず15gです。

つかみ食べを始める時期には、1口大に切って衣をつけて焼けば、つかみ食べできる1品になります。

離乳食の魚の与え方④離乳食完了期

離乳食後期から変わるのは「1食の量」です。

赤ちゃんの様子を見ながら15~20gほどを与えましょう。

タンパク質は体を作る元になるのでしっかりと食べさせましょう。

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離乳食で魚を与える順番は?魚の種類で食べやすさが違う!

お魚はいろんな種類がありますよね。

どんな魚が離乳食に向いているのか、見ていきましょう。

離乳食初期には白身魚を!おすすめの魚はなに?

離乳食初期に与えていいのは白身魚の中でも身が白い、「タイ」や「ヒラメ」、「カレイ」などです。

「タイ」
「ヒラメ」
「カレイ」

は油分が少なく、お腹の負担になりにくいので、赤ちゃんが消化しやすいお魚です。

鮮度の良いお魚を与えたいので、お刺身を買ってきて、片栗粉をまぶして、お水を少し入れ電子レンジで加熱したり、茹でたりするのがおすすめです。

お刺身なら骨がないので、安心です。

釜揚げシラスも離乳食初期からOK

また、釜揚げシラスも離乳食初期から食べられるお魚です。

塩分がありますので、茹でたり、お水に浸して電子レンジで加熱して、塩抜きをしてから与えましょう。

ちなみにシラスというのは、実は青魚の稚魚なのですが、離乳食の初期から与えられます。

与える順番としては、タイかヒラメの手に入れやすいものから始めましょう。

カレイは魚特有の味が強いので、タイやヒラメで慣れてから、次にチャレンジするのがおすすめです。

サケやタラも白身魚ですが、こちらは離乳食中期から与えるようにしてください。

個人的には手に入るならタイが一番おすすめです。

ヒラメは身の締まりが良く、硬くなりやすいのでほぐすのに苦労することになると思います。

離乳食にシラスを与えるときの注意点は?

シラスは他の魚と違い1匹丸ごと全身食べることになりますが、離乳食初期ならではの問題があります。

すりつぶして与えるしかないので仕方がありませんが、内臓の臭みがどうしてもでていましますので、嫌がる赤ちゃんも多いです。

もし嫌がる場合は、もう少し大きくあげられる段階で再チャレンジしてみてください。

また、シラスは青魚なので、アレルギーにも気を付けないといけません。

青魚という理由だけではなく、シラスは「エビ」や「カニ」を餌として食べている場合がありますので、甲殻類アレルギーにも注意が必要です。

初めてあげる場合は少量から始めましょう。

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離乳食で赤身魚を与えるのはいつから?時期と赤身魚の特徴を解説

ここまで白身魚の話ばかりしていましたが、他の魚はいつから食べさせていいのでしょうか?

白身魚の次に食べられるようになるのは赤身魚です。

赤身魚は離乳食中期からOKで、マグロやカツオなど。

離乳食中期には積極的に赤身魚を!赤ちゃんの鉄分ケアに!

中期になったら、ぜひ積極的に赤身魚を取り入れてください!

赤身魚は、魚特有のDHAなどの栄養だけではなく鉄分が豊富です。

鉄分は離乳食中期の赤ちゃんが積極的に摂りたい栄養の1つ。

生後6ヶ月までは、体の中に蓄えている鉄分を消費しているのですが、だんだんと減り始める時期がちょうど離乳食中期です。

離乳食後期に入る9ヶ月には体内の鉄分のストックは無くなってしまいます。

中期以降は赤身魚や小松菜、ほうれん草などの鉄分豊富な野菜を積極的に取り入れたいです。

プラスできなこや胡麻などをお粥にかけたり他のものと和えたりするのもおすすめです。

赤ちゃんの鉄分ケアの一環として、離乳食中期には赤身魚を取り入れましょう。

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離乳食の魚で鮭フレークはOK?便利な鮭フレークの使い方を解説!

離乳食で魚を取り入れるのに、鮭フレークをあげられれば手っ取り早いですよね。

鮭は白身魚を慣らしてから、少しずつ取り入れるのがいいようです。

では、ママたちは鮭フレークを実際にどのくらいの時期からあげているのでしょうか。

1歳児ママAさんの体験談
鮭は白身魚を嫌がらずに食べれるようになった7ヶ月頃から食べさせました。

でも、鮭フレークは塩分が高いのが気になったので、11か月頃からあげました。

熱湯に数分浸して塩抜きをした鮭フレークを軟飯に混ぜてあげました。

1歳児ママBさんの体験談
鮭は茹でたものを7ヶ月、焼いたものを11ヶ月に食べさせました。

でも、鮭フレークは塩分や添加物が気になったので、1歳5ヶ月頃から食べさせ始めました。

ママたちは赤ちゃんに鮭を食べさせたい気持ちがあるので、鮭自体は食べさせています。

でも、鮭フレークをあげるのはやはり塩分などが気になるので塩分を十分に抜くか、離乳食を終えるころにあげるというママが多いようですね。

鮭フレークの取り入れ方

鮭フレークを離乳食に取り入れる場合は、塩分を確認しましょう。

「塩分控えめ」や「塩分少なめ」のものを選ぶようにしてくださいね。

離乳食が終わるまでは、塩抜きをしてからあげると良いそうです。

鮭フレークの塩抜きのやり方は、

  • うつわに食べる分の鮭フレークを入れて、
  • お湯を注ぎ、
  • 3分ほどおいてから茶こしなどの網目が細かいざるにあけて、
  • 心配であればその上からお湯をかける
これをやることで、塩分を流すことができます。

離乳食後期や完了期であれば、塩抜きせずにスープなどの水分が多い料理にしてあげるというママもいるようです。

離乳食での魚の進め方のまとめ

離乳食中期までは詳しく説明しましたが、後期以降はサバ以外の青魚が、完了期にはサバも食べられるようになります。

離乳食はいろんなルールがあって煩わしいことも多いです。

白身魚から始める理由は消化のしやすさですし、いろんな理由があってルールがあります。

どうしてかな?と思ったら、自治体の保健師さんなどに相談してみるのもおすすめです。

離乳食は悩みが多いですが、肩の力を抜いて、できるだけ楽しくやりましょう!