赤ちゃんの寝かしつけに「おひなまき」を取り入れてみたいけれど、正方形と長方形のおくるみってどう違うの?と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
どちらも一見似ているように思えますが、実は使い方や巻き心地にちょっとした違いがあり、それぞれに向いているシーンや赤ちゃんのタイプがあります。
正方形のおくるみは、全身をしっかりと包み込みやすく、赤ちゃんに安心感を与えやすいのが特徴です。
まるでお母さんのお腹の中にいたときのようなフィット感があり、ぐっすり眠ってくれる子も多いですよ。
一方、長方形のおくるみは、手足の動きを少し残したまま巻けるので、じっとしているのが苦手な活発な赤ちゃんにもぴったり。
巻き加減を調整しやすいのも嬉しいポイントです。
また、赤ちゃんの月齢や性格、普段の生活リズムによって、どちらを選ぶかも変わってきます。
新生児期にはしっかり包める正方形が合うことが多く、成長して手足をよく動かすようになったら長方形を試してみるのもおすすめです。
この記事では、正方形と長方形のおくるみの違いや、それぞれのメリット・デメリットだけでなく。
上手に使い分けるコツ、安全に巻くためのポイントなど、実際の育児にすぐに役立つ情報をわかりやすくまとめています。
「どっちを選べばいいの?」という悩みをスッキリ解消できるよう、具体的な使い方や体験談も交えてご紹介していきます。
おひな巻きが上手く巻けない!詳しい巻き方を動画で紹介!
おひな巻きが上手く巻けない!という方に向けて。
詳しい巻き方を動画と一緒にご紹介していきますね。
私自身も、おくるみを出産祝いでいくつかもらいました!
たまたま、どれも正方形だったので、最初は長方形があることも知らず。
おくるみ=全て正方形だと思っていました!
でもママ友と話しているときに、長方形があることを知りましたよ。
そして、正方形と長方形では、おなじおくるみでも巻き方が違います!
おくるみを使いこなしたいけど、巻き方が良く分からない…という方。
まずは巻き方を覚えていきましょう!
正方形のおくるみを使った基本巻き
まずは、正方形のおくるみを使った基本巻きからご紹介します!
- おくるみをひし形の形に置く
- おくるみ上の部分を、少し内側に折りこむ
- 折りこんだ部分に頭を置くような形で赤ちゃんを寝かせる
- おくるみの左側を赤ちゃんに巻き付けて、下の部分を体にあわせて折りこむ
- おくるみの右側も赤ちゃんに巻き付ければ完成!
正方形のおくるみを使った基本巻き~動画でチェック~
動画だと分かりやすいので、是非ご覧ください!
口で説明されるとか、文書を見ても分かりづらいですが、動画ならイメージできますね!
我が家では正方形のおくるみを使っていたので、この方法でした。
一度覚えてしまえば、すぐに巻けるようになりますよ。
寝かしつけのときにおくるみで巻きたい!という場合。
赤ちゃんがぐずり始める前に巻いてしまいたいですよね。
赤ちゃんが寝ている時にぬいぐるみを使って練習をするのがおすすめです。
産前の時間があるときに練習しておくのも良いですね。
長方形のおくるみを使ったおひな巻き
次に、長方形のおくるみを使ったおひな巻きについてです!
こちらも、一度覚えてしまえば簡単ですよ。
- 横長の状態でおくるみを置く
- おくるみの中央に、おくるみから頭を出した状態で寝かせる
- おくるみの左端を持って、赤ちゃんにかぶせるように巻き付ける
- 同じように右端を持って、赤ちゃんにかぶせるように巻き付ける
- 最後に足元のおくるみを下から上に巻き付けて、赤ちゃんの首あたりに折りこめば完成!
長方形のおくるみを使ったおひな巻き~動画でチェック~
こちらも、一度動画でチェックしてみて下さい!
正方形と長方形のどちらがやりやすいのかは、個人差があります!
私自身は正方形しか使ったことがなかったです。
でもママ友は、長方形が使いやすかった!と言っていました。
どちらも慣れてしまえば簡単ですよ。
でも覚えるまでがちょっとややこしいかもしれませんね。
動画であればすぐにチェックできますし、まずは練習あるのみです!
おひなまきの死亡例がある!?寝返りをするようになったらやめる?
おひなまきには死亡例などもあるのでしょうか?
寝返りをするようになったらやめるべきなのかも、悩ましいですよね。
おひなまきは、それが実際に死亡につながった…という例は確認できませんでした。
おひなまきをしたまま寝かせると危険と言われる理由は?
でも、おひなまきをした状態で寝かせると、危険と言われることもありますよ。
なぜ危険なのかというと、窒息死のリスクが高まるということです。
おひなまきは、赤ちゃんの手足を包み込むことで、安心感がうまれるものですよね。
その安心感から、赤ちゃんの寝付きがよくなる…というとても便利なアイテムです。
でも、寝返りをするようになってから使っているのは危険です!
赤ちゃんが手足を動かせないまま寝返りをしてしまった場合。
身動きがとれず、窒息死する可能性があるからです。
よく、赤ちゃんが寝ているそばに、クッションなどを置かないように!と聞きます。
クッションも同じで、寝返りをすると窒息する可能性があるからです。
おくるみの使用期限はいつ頃まで?
おくるみは、具体的にいつまで!という使用期間は決まっていません。
でも個人的には、寝返りをするようになったら使わない方が良いと思っています。
我が家でも、生後3~4ヶ月以降は、おくるみは使わなかったです。
使わなくなったおくるみは、ブランケットとして使用していましたよ!
寝ているときは、万が一のことまで考えないといけないですね。
おひなまきは乳幼児突然死症候群のリスクも高まるの?
おひなまきは、乳幼児突然死症候群のリスクも高まるのでしょうか?
乳幼児突然死症候群というのは、寝ているときに急に亡くなってしまう病気です。
なぜ突然?と思いますよね。
乳幼児突然死症候群が起こる理由は?おひなまきとの関係はあるの?
乳幼児突然死症候群の理由としては、いろいろと言われていますよ。
赤ちゃんの体を温めすぎること、二酸化炭素の濃度が上がることも原因になります。
体を温めすぎることと二酸化炭素の濃度が上がることって、まさにおひなまきですよね。
おひなまきをすることで、おくるみの中の体温が上がっていきます。
私自身も娘を出産したとき助産師さんに、手足は覆わないように!と言われました。
子供って、手や足で体温調整をするのですよね。
なので、温めすぎるのはとても危険です。
そして、寝返りをしたときの窒息も、乳児突然死症候群の原因になることがありますよ。
寝かしつけのときにおひなまきをする場合。
赤ちゃんが眠ったら、巻いた部分はほどいてあげるのが理想的ですね!
おひなまきのやり方で正方形の場合のまとめ
赤ちゃんの寝かしつけに最適!と言われるおひなまき。
寝かしつけの悩みをもつママやパパはとても多いですよね。
巻き方を覚えれば、どこでも簡単にできるので、おすすめです!
正方形でも長方形でも、どちらでも簡単にできますよ。
おくるみをもらった!とか、買った場合は、是非試してみて下さいね。
でも、おひなまきをするのは、寝返りをする前までにするのがおすすめです。
寝返りをするようになると、窒息死の原因にもなります。
乳幼児突然死症候群のリスクが高まるなら、尚更ですよね。
おひなまきは、使い方や使う時期を守って、安全に活用しましょう!