兄弟育児は、一人目と違って想像以上に思い通りに予定が動きませんよね。
特に年子の兄弟は、上の子もまだ赤ちゃんみたいなものなので言葉だけで解決することがまだまだむずかしいですよね。
また、言葉はしゃべるので自分の主張はしっかりしてくる・・・。
食事でも、自由時間でも、お風呂の時間でも、まさにカオスです。
最大の難関は「寝かしつけ」
そして、最後の難関は「寝かしつけ」。
特に、甘えたくなる時間になるのでしょうね。
上の子を優先させると、まだしゃべれない下の子は泣き続けるのみ。
そうなるとうるさくて、上の子もなかなか寝てくれません。
下の子を先に寝かせて・・・と思っても。
下の子が落ちかけてるときなどに限って上の子が活発になり、やたらテンション高くおしゃべりしてくる・・・。
その声に反応して、下の子が覚醒する。
など、ワンオペで対応するにも限りがあります。
それでも、頼れる人もいないなら、なんとか自分でするしかない!!
現実、周りに頼れる人はいなくても同じ時間に、同じ境遇に陥っているママは世界にたくさんいます。
みなさん、どんなふうにこのピンチを乗り越えているのか、一緒に見ていきましょう。
年子の寝かしつけにコツなんてあるの?上手くやるコツはないの?
寝かしつけのスタイルは、各家庭によってさまざまなのでこれが正解はありませんよね。
寝かしつけスタイルは、ざっと3パターンに別れるのではないでしょうか。
下の子を先に寝かしつけるパターン
上の子がある程度一人遊びもできるのであれば可能な方法ですよね。
あかちゃんの授乳が終わり、お腹いっぱいで寝るモードになったタイミングで、先に寝室に連れて行って寝かせるパターンですね。
みんなで一緒に寝室にいって寝るパターン
みんなで寝室に行き、2人一緒に寝かしつけをするパターン。
ワンオペのママならほとんどが、このやり方ですよね。
上の子を先に寝かしつけるパターン
もちろん、下の子を別室に置いて目を離したりすることができません。
安全な場所を確保しておくことが大前提です。
ベビーサークルの中に入れたり、ベビーベッドの中に入れたりと、とにかく安全確保です。
オプション対応「入眠グッズ」などを活用する
代表的なのは、「おやすみホームシアター」でしょうか。
部屋を暗くして、スイッチを入れると天井いっぱいに映像がと音楽が流れ、こどもを睡眠に導いてくれるという神アイテムです。
また、アプリなどで眠気を誘う音楽ものもあります。
強行手段は、「鬼から電話」でしょうか。
★「鬼から電話」をGoogle Playで見てみる
★「鬼から電話」をApp Storeで見てみる
夜遅くまで起きている子供にかかってくるというアプリです。
ダウンロードして、時間の設定をしておくとその時間に呼び出し音が鳴りスマホの画面にリアルな鬼が写し出されるというものです。
(ただ、このアプリは効果を実感できますが怖がらせて寝かせるのはどうなのかなぁと、個人的には思います)
最終的には子どもにあった寝かしつけ方法を
ざっと寝かしつけるパターンをお話してみましたが、どれに落ち着くかは、個人差になりますよね。
これが絶対といった方法は無い!です。
毎日の生活から、こどもにあった方法を見つけるしかないでしょう。
年子の夜泣きをワンオペでこなす方法!大惨事にならない為のポイントは?
2人がやっと寝てくれたと安心するのもつかの間。
次なる試練は、あかちゃんの夜間の授乳と上の子の夜泣きですね。
生活のペースができてくると、赤ちゃんはほぼ決まった時間に夜起きて授乳することになってきますよね。
そのタイミングで、上の子が起きてしまったりすると大惨事。
ミルクを飲みたい赤ちゃんと、起きてしまったのにママは赤ちゃんを抱っこしていて、すぐに自分のところにきてくれない寂しさを抱える上の子。
どちらを取っても、どちらかが大泣きすること間違いなしですね。
上の子目線で気持ちに寄り添ってあげる
赤ちゃんが家に来るまで、ママの愛情を独り占めしていた上の子。
すぐに気持ちを察してくれて、対応してくれたママ。
なのに、赤ちゃんが家に来てから、どうも自分が後回しにされている気がする。
みんなが赤ちゃんばかりを可愛がって「お姉ちゃんだから、お兄ちゃんだから」と我慢させられることが増えてきた。
そんな気持ちになっているのではないでしょうか。
この気持ちが続いてしまうと。
ママを赤ちゃんに取られたと思い、ますます言うことを聞いてくれなくなったり、わがままをわざと言うようになったり。
ひどくなれば、赤ちゃんに意地悪するようになるかもしれません。
下の子が泣いていたとしても上の子を優先してみる
環境が変わって戸惑っていることに寄り添ってあげて、上の子とのスキンシップを優先してあげてください。
自我が目覚めてきている上の子の方が、大切な時期だと感じてあげましょう。
上の子優先を続けているうちに、下の子が泣いていると「赤ちゃんが泣いているよ」と教えてくれるようになります。
そして、「おむつじゃない?」「ミルクじゃない?」と下の子を心配してくれるようになります。
そして、さらに「抱っこしてあげて」「ねんねさせてあげて」と自分はいいから、あかちゃんのお世話をしてあげて欲しいと言ってくれるようになります。
そこから、下の子のお世話をするようにすると夜中のカオス状態も短時間で済むようになります。
さらには一緒にお世話をしてくれるまでに成長してくれるかもしれません。
年子の寝かしつけをワンオペで!のまとめ
年子育児は本当に大変ですよね。
何度、お腹の中に戻したいと思ったことか・・・。
妊娠中は、あんなに早く会いたいと思っていたのに・・・。
月並みな言い方ですが、大変な時期はあとちょっとです。
確実に毎日、子供たちは成長してくれています。
半年後には、二人で寝室に行って寝てしまうこともあるかもしれません。
そうなると、逆にママの方が。
「あんなに私がいないと寝なかった子供が私を必要としないで寝るようになったこと」を嬉しくあり、寂しくもなるでしょう。
きっと、寂しさのほうが勝ってしまうはず。
離れると泣いてしまうほど、必要とされる時期はほんの一瞬です。
その時期を、大変ですが、幸せなんだと感じて乗り切ってほしいと思います。