雪の季節が近づくと
「除雪の季節か……」と思ってしまうほど雪の降る地域に私は住んでいます。
車を持っている方は家の周囲の除雪の他に、車の雪下ろしの作業があります。
私は小さな頃から冬になると車のワイパーを上げているのをよく見てきました。
現在も同様に行っていますが、たまに忘れます……
そして翌日大雪が降っていて後悔するのです……
しかし、あまり雪が降らない地域の方には本当にその対応が正しいのか疑問ですよね?
最近では雪が降らない地域でも大雪が降ることが増えてきました。
今回はそんな雪の日のワイパーについて本当に上げるのが正しいのか。
また雪用のワイパーと夏用ワイパーの違いについてお伝えしたいと思います!
天気予報で雪マークがついても慌てないようしっかり準備しておきましょう!
ワイパーを上げるのは意味ない!?雪への正しい対策を解説
先程もお話しましたが、雪の季節は車のワイパーを上げる。
これを当たり前のようにしてきました。
そうなのです、このワイパーを上げるというのは雪の季節では大正解なのです!
ワイパーを上げずに雪が積もっている車をみると
「あらら」
とさえ思ってしまいます……
雪の状態はさまざまで水分量も違いますよね。
水分量が多い雪が降った後、グッと気温が下がることもあります。
サラサラのパウダースノーでしたらワイパー上げなくても支障は少ないでしょう。
でも実際に雪の状態まで把握するのは難しいですよね?
ですから、雪の季節はワイパーを上げておきましょう。
雪の日に車のワイパーを上げる理由
では、それはなぜなのか?
ワイパーを上げる理由は3つあります。
①凍結によるフロントガラスへの張り付きを防ぐ
②ワイパーの故障を防ぐ
③フロントガラスの雪かきをしやすくする
では早速詳しく見ていきましょう。
ワイパーを上げる理由①凍結によるフロントガラスへの張り付き
ワイパーはフロントガラスに密着しているので、雪の降る寒い気温ですと凍結してしまいます。
凍結してしまうととても厄介で動かなくなってしまいます。
雪が降っているのにワイパーが動かないのはとても大変ですし、氷が解けるまで時間がかかってしまいます。
私は冬ではいつ雪が降るかわからないので、車から降りるときはフロントガラスに温風が全開で当たるようにしておきます。
そうするともしワイパーを上げ忘れても、出かける前にエンジンをかけておき車内も温まりますし、氷も解けてくれます。
ワイパーを上げる理由②ワイパーの故障を防ぐ
凍結している状態で無理にワイパーを動かそうとすると故障の原因になります。
- ワイパーのゴムが切れる
- ワイパーブレードの変形
- モーターの故障
「動かせば何とかなるんじゃないか?」
と思いたくなる気持ちもあるかもしれませんが、壊れてしまったらさらに大変です!
車内から温めるほかに、解氷スプレーも準備しておくのもいいですよ!
ワイパーを上げる理由③フロントガラスの雪かきをしやすくする
雪が積もったフロントガラスに、ワイパーが寝たままですと雪かきがしづらいです。
雪の中に手を入れ結局ワイパーを上げて雪かきすることに……
さらに凍結していると解かしてから……
視界が悪いと運転も危ないですし、きちんと雪かきするためにはやはりワイパーは上げておきましょう!
ただし注意点がひとつ!
車を停めるところの上などが屋根で、雪が落ちてくる可能性のある場所ではワイパーは立てておかない方がいいです。
雪の重みでワイパーが折れてしまうこともあるので注意しましょうね。
雪用ワイパーの効果ってあるの?他のワイパーと何が違う?
スノーブレードとも呼ばれる雪用ワイパーは、夏用ワイパーとは特徴が違います。
雨をふき取ってくれるのは同じなのですが、夏用ワイパーでは雪はふき取れません。
雪が降ってきたのに夏用ワイパーで視界が悪い!
なんてなる前にきちんと違いを覚えておきましょうね。
雪用ワイパーにはどんな特徴があるのでしょう。
まず雪用ワイパーは、「雪や氷に強く作られているので、気温が低くてもゴムが硬くなりにくい」という特徴があります。
ですので、フロントガラスにしっかりと密着して雪をふき取ってくれます。
またブレード部分もゴムでカバーされており金属部分の凍結を防いでくれます。
雪用ワイパーはワイパーモーターの負担軽減のために夏用よりも“短め”になっている。
そんな特徴もあるんですよ。
雪の日は安全運転が必須です!
カー用品店が混雑する前に雪用ワイパーの準備はして、タイヤ交換の時に一緒に交換しましょう!
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ワイパーが動かないときの対応!のまとめ
雪が積もっても視界が良ければ車は走らせることができます!
“雪の季節はワイパーを上げて、きちんと雪用ワイパーに交換!”
これで急な天気予報の雪マークにも対応できますよね!
雪用ワイパーは雨もふき取れるので、通年使用も可能です。
ですが、夏用ワイパーよりはお値段が高めなので、雪の季節にだけにするのが長く使えておすすめです!
しかし状況によっては部分劣化もありうるので、必ず交換する際は確認してくださいね!
いざという時に使えないことが一番危険です。
安全運転で行きましょう!