車のフロントガラスが汚れていると、前が見えづらくとても危ないですよね。
フロントガラスを綺麗にするには、ワイパーから洗浄液を出すのはわかっていても、肝心な「洗浄液の出し方」が分からなくて困っていませんか?
まずフロントガラスに洗浄液を出すには、ウィンカーを出すレバーを手前に動かします。
レバーを引っ張るのではなく、レバーの位置をずらすイメージです。
スイッチを引いている間は、洗浄液の噴射とワイパーの動きは止まりません。
大抵ウォッシャー液1回の噴射で綺麗になります。
でも1度でキレイにならないようでしたら、再度ウィンカーのレバーを動かし、洗浄液を噴射しましょう。
ただしこのときのポイントが、ワイパーのレバーを動かし続けて何度かに分けて噴射させる、ということです。
ずっと長時間洗浄液を出しっぱなしで噴射させていると、洗浄液を出す部品に過度な負荷がかかり、故障の原因になってしまうからなんです。
なので、一度で終わらせようと、大量の洗浄液を出したりせずに、数回に分けて洗浄する。
これが、車に負担をかけない方法なのです!
車の後ろの窓からはウォッシャー液ってどうやって出せばいいの?
車の後ろの窓、いわゆるリアガラスが汚れてしまった場合も、ウォッシャー液を出して綺麗にする事ができます。
リアガラスを綺麗にするには、ウィンカーのレバーの先にあるスイッチを操作します。
レバーの先はくるくる回るようになっており、スイッチを前方に回すと洗浄が始まります。
スイッチを回す方向は、フロントガラスを出す時と逆に回すと覚えておきましょう。
また、フロントガラスの時同様、スイッチを動かしている間はウォッシャー液が噴射し続けますので、注意してくださいね。
(1)ウォッシャー液の選び方
実は、車のウォッシャー液には、様々な種類があるんですよね。
お住いの気候や環境に合わせ、ウォッシャー液を賢く選びましょう!
カー用品店以外にも、スーパーやドラッグストア等で手に入ります。
雨降りの日でも快適に運転できるようになるため、人気のウォッシャー液ですね。
しかし、油膜洗浄効果つきのウォッシャー液を使用していれば、にっくき油膜を簡単に落とす事が出来るのです。
ですが、解氷効果がついたウォッシャー液を日頃から使っておくと、フロントガラスやリアガラスが凍結しにくくなるのです。
車のウォッシャー液が片方だけでない時ってどうすればいい?
ウォッシャー液を噴射すると両側から出るはずですが、片側しか出ないと焦ってしまいますよね。
故障だと思って修理工場に持って行く人もいますが、実は自分で対処できる可能性が高いのです!
その対処方法とは、「ウォッシャーノズルの洗浄」です。
ウォッシャーノズルは、ボンネットやワイパー付近についている、爪のような形をした部分です。
片方しかウォッシャー液が出ないとなると、出ない方のウォッシャーノズルが目詰まりを起こしていると考えられます。
洗浄といってもとても簡単です。
用意するものはまち針や、細い針金1本のみです。
まち針や針金をウォッシャーノズルの穴に入れ、何度か出し入れしてゴミをかき出しましょう。
何度か出し入れした後、もう一度ウォッシャー液を出してみてください。
目詰まりが原因であれば、ウォッシャー液は出てくるはずです!
車のワイパーから出る洗浄液の出し方のまとめ
車のフロントガラスにウォッシャー液を噴射したい時は、ウィンカーのレバーを手前に傾けます。
一方リアガラスに噴射したい場合は、ウィンカーの先のスイッチを前方に回します。
ちょっとやり方はややこしいですが、覚えておくと快適に運転が出来ますよ!