毎年の夏休みの悩みの原因「自由研究」。
だんだんと、何をテーマに自由研究するのか考えるのが面倒くさくなってくる。
夏休みのあるあるですよね。
テーマを自由に選べるだけあって、さらに自分で考えなくてはいけないですよね。
考えているうちに、結局何をすればいいのか解らなくてきませんか?
ここを見てくれた、あなた。
今年くらいは、ラクしてみますか?
1日で終わらせることができる「自由研究」のテーマがあったらやりますか?
ここでは、夏の自由研究を一日で終わらせるための秘密をお話しちゃいましょう。
自由研究を小学生でも1日で仕上げるための3つのポイント!
自由研究を早く終わらせるための前もっての準備、ポイントを説明します。
自分の得意な授業でテーマを考える
自分の好きな教科のテーマだと、やっていて楽しくて始めやすい。
国語が好きなのに、算数がテーマのものだと計算が嫌いなのに。。。
と、地獄しか想像できまないですよね。
材料が簡単にそろえることができるテーマを選ぶ
家の中にあるものや、近くのスーパーなどで用意できるものを選びましょう。
もし、材料を買いに行くのなら必要な量よりも少し多めに買うようにしましょう。
もし、失敗したりしたらまた買いに行かなくてはいけないので、時間が無くなってしまいます。
そうならないように、失敗しても大丈夫な準備をしましょう。
どれくらい時間を使うか考えてみよう
自由研究が完成するまでの時間を考えて、一日の計画を立てましょう。
朝、ダラダラして結局お昼ご飯を食べてから始めて終わらなかった・・・
となるとまた、次の日に同じことをしなくてはいけないこともあります。
ちゃんと計画して失敗したとしても、一日で終わらせるように計画を立てましょう。
小学生におすすめな自由研究のテーマ!学年別
では、ここからは学年別におすすめの自由研究テーマをご紹介します。
小学1年生・2年生向けの自由研究テーマ~1円玉を沈めてみよう~
<準備するもの>
- 1円玉
- コップ
- 水
- 食器用洗剤
- 食用油または、お酢
<やり方>
①コップに水を入れる
②水がゆらゆらしなくなったら、ゆっくりと1円玉を浮かべる
③水に食器用の洗剤を1滴から2滴入れる
一円玉は、軽いので水に浮くものです。
しかし、食器用洗剤を水に入れるとどうなるでしょうか?
その様子を観察して、ノートに書いてみましょう。
また、他のお酢や油、ジュースなどなど入れてみるとどうなるのか予想して、結果をまとめてみましょう。
小学1年生・2年生向けの自由研究テーマ~家の中にある「マーク」どんなのがあるかな~
「マーク」とは、リサイクル用のマークを調べます。
<準備するもの>
- お菓子や日用品のパッケージ(いろいろ)
<やり方>
①調べてみたいパッケージをよく観察してみましょう。
マークが印刷されていたら、どんなマークかを書いておく。
いくつかマークが集まったら、書いたマークにはどんな意味があるのか調べてみましょう。
家のなかにあるものすべてが調査する対象です。
たくさん、調べて意味を発表しましょう。
小学3年生・4年生向けの自由研究テーマ~塩と氷でアイスキャンディーを作る
<準備するもの>
- 細い入れ物(プラスティック製のコップなど)
- 好きな味のジュース
- 割りばし
- ポリ袋
- 輪ゴム
- 塩
- 氷
- ボウル
- ゴムベラ
<やり方>
①プラスティックの入れ物にジュースを入れて、割りばしをさします。
②そのままポリ袋に入れて輪ゴムで口のところを止めます。
③ボウルに塩と氷を一緒に入れて、ゴムベラなどでゆっくり混ぜる。
④ボウルに②のジュースを入れて様子を観察する。
アイスキャンディーを作るには、冷凍庫などで凍らせておかないとできないですよね?
しかし、この方法でアイスキャンディーを作ることができます!!
家に温度計があれば、温度計で温度を測って何度になったらジュースが凍り始めたかを書いておくのもいいでしょう。
小学3年生・4年生向けの自由研究テーマ~消しゴムはんこを作ってみよう~
<準備するもの>
- 消しゴム(大きいほど作りやすい)
- 鉛筆
- 彫刻刀
- トレーシングペーパー(あれば)
- はんこ用のインク台
<やり方>
①はんこにしたい絵やデザインを考える。
②消しゴムに、1で考えたデザインを描き写す。(トレーシングペーパーを使うと簡単)
③線に沿って彫刻刀で消しゴムを掘っていく。
インク台が家にない時は、朱肉や水性ペンなどを使って表面に色をつけた紙に押すと絵がうつります。
はんこを押すときに、いろんな角度で力を加えると絵も変化していきます。
注意!彫刻刀は危ないので必ず大人と一緒に使いましょう
小学5年・6年生向けの自由研究テーマ~アルファ化米を作ってみよう~
<準備するもの>
- ご飯 お茶碗1杯分(固めがべんり)
- 電子レンジでも使えるお皿
- 箸
- ミトン
- はかり
- ざる
- 電子レンジ
<やり方>
①ごはんの重さをはかりで量る。(書きとめておく)
②お皿にご飯を薄く広げる。
③電子レンジで約5分間加熱する。
④5分経ったら、箸で混ぜてまんべんなく熱が伝わるようにする。
⑤③と④を2回ずつ繰り返す。
⑥電子レンジから出して、ざるに開けて箸で軽く混ぜる。
⑦ご飯の重さを量る。
⑧ご飯に水をかけて1時間ほど置いておく。
もとに戻るかどうかを観察する。
ご飯の重さを最初と最後に図ることで、電子レンジで温めることでどれくらいの水の量がなくなったのかがわかります。
そして、失われた水分の1.5倍以上の水にお米をつけることで元のごはんに戻ります。
アルファ化米とは、何かを調べながら実験の結果をレポートに仕上げましょう。
小学5年生・6年生向けの自由研究テーマ~マヨネーズを作ってみよう~
冷蔵庫を開ければ、チューブに入っているのが当たり前のマヨネーズを作ることができます。
<準備するもの>
- 酢
- 卵の黄身だけ
- サラダ油
- ボウル
- ゴムベラなど
- 塩
<やり方>
①ボウルにお酢と卵の黄身を入れてよくかき混ぜる。
②少しずつサラダ油を加えながらよくかき混ぜる。
③とにかく混ぜ続けて白っぽくなってきたら、塩を入れて味を整える。
「乳化(にゅうか)」という現象をつかってマヨネーズを作る実験です。
かき混ぜ時間と状態、油の量など書いておいてレポートにまとめましょう。
自由研究を小学生が1日で終わらせたとはわからない上手なまとめ方
自由研究のレポートをちゃんと完成させること!
まず、どうしてその実験をしようと思ったか・・・から始めます。
そして、準備したもの実験の様子や予想、結果まできちんとまとめられていたら先生は何も言いません。
そして、丁寧に書くこと!
汚い字で急いで書くと「時間がなかったんだな」と思われます。
丁寧な字で書くことで「あせってませんよ~」とアピールすることができます。
来年こそ!自由研究を早めに取りかかるようにするにはどうすればいい?
夏休みに入ると、長いお休み期間なので「いつでもできる!」と思ってしまいますよね。
でも、それは大きな間違いです。
自由研究や作品作りは、自分で考えて準備をしてから取りかかるものなので、思っているよりも時間がかかります。
夏休みに入ったら、出された宿題をいつやるかちゃんと計画をして先延ばしにしないようにしましょう。
夏休みの前半で終わらせることができたら、あとは自由!
お母さんに、怒られながら勉強しなくても済みますよ。
自由研究で小学生が1日でできることのまとめ
夏休みの自由研究を一日で終わらせる方法をお話しましたが、どうでしたか?
今年は、時間も無くて焦ってやってしまった人も。
来年こそはじっくりと考えて、自分の普段不思議に思っているようなことをテーマにして、取り組んでみましょう。
もしかしたら、知らなかった発見がたくさん見つかるかもしれませんよ。
高学年になったら、お母さんに怒られてからするのではなくて自分から、自分のことをできるようになりましょうね。