生まれたばかりはふにゃふにゃの体で、おそるおそる抱っこしていた赤ちゃん。
生後3~4ヶ月経つと、首周りの筋肉が発達し、だいぶしっかりしてきますよね。
母子手帳には、その頃に首すわりすると書いてあります。
首すわりしているかどうかの確認方法は、
「腹ばいにしてみて顔を持ち上げられるか」
「あおむけに寝かせて両手を持って起こしたとき頭が遅れずについてくるか」
を見るとよいでしょう。
さて、首すわりすると抱っこが楽になるので、そろそろ抱っこひもデビューを考える方もいらっしゃるでしょう。
抱っこひもを使うことができると両手が空くので、お出かけや家事もしやすくなりますよね。
抱っこひもにもたくさん種類がありますが、多くの抱っこひもは対象月齢や体重が書いてあります。
その中で、「首すわりから」や「4ヶ月頃から」と書いてあるものであれば、首がすわったら使うことができますよ。
首すわり前でも抱っこひも 横抱きできるタイプって本当に便利なの?
きょうだいがいて低月齢の頃から外出しなくてはいけない場合や、家事をしたい場合など、首すわり前から抱っこひもを使うこともあるのではないでしょうか。
上述したように、抱っこひもには使える対象月齢や体重が記載されています。
それに合うものであれば、首すわり前でも抱っこひもを使うことができますよ。
横抱きタイプの抱っこひものメリット・デメリット
新生児から使える抱っこひもの中でも、横抱きタイプのものがあります。
赤ちゃんを横に寝かせた状態で、抱っこできるものです。
そのメリットとデメリットをご紹介しましょう。
- 赤ちゃんが布団で寝ているのと同じ姿勢で抱っこできる
- 手で直接抱っこするよりもママの負担が軽い
- 片手で支えなくてはいけないので、両手が空かない
- 片方の肩から斜め掛けするものがほとんどなので、肩こりすることがある
私の場合も、子どもが新生児期に「横抱きタイプの抱っこひも」を使ったことがあります。
それまで両手で直接抱っこをしていたのですが、腱鞘炎(けんしょうえん)になってしまい、抱っこひもを使い始めました。
そのときに使ったのは、右肩から斜め掛けして左手で赤ちゃんの頭を支えるものでした。
利き手の右手を使うことができたので、ちょっとした用事を済ませることができて、とっても便利でしたよ。
抱っこひもで赤ちゃんが寝たら、そのままそっと布団に降ろすという寝かしつけにも使えましたね。
一方で、赤ちゃんの体重が重くなってくると、右肩の肩こりが酷くなってきました。
また、片手しか使えないので、料理を作ったり洗濯をしたりといった家事をすることはできませんでした。
使用してみた私の感想は、横抱きタイプの抱っこひもは、まだ体重の軽い赤ちゃんを短時間抱っこするような状況ではとても使いやすいものだと思いました。
赤ちゃんが首すわりしていないのに縦抱きって本当にダメなの?
抱っこひもの中には、縦抱きタイプで新生児期から使えるものもあります。
繰り返しますが、対象月齢や体重に合っていれば首すわり前からでも縦抱きの抱っこひもは使用できます。
ただし、正しい使い方をすることが重要です。
抱っこひもには使用方法が記載されていますよ。
「首すわり前の場合、どのように抱っこひもを使ったらよいのか必ず確認して、安全に気を付けて使用してください。」
また、抱っこしている時の赤ちゃんの様子にも気を付けてください。
苦しくてぐったりしていないか、首がぐらぐらしていないか、体に抱っこひもが食い込んでいないか、かがんだ時に赤ちゃんが落ちそうになっていないか、などです。
首すわり前の縦抱きの抱っこひもはダメではありませんが、注意して使ってくださいね。
首すわり前の赤ちゃんって抱っこ紐はいつから?のまとめ
首すわり前後の抱っこひも。
抱っこひもを使えば、外出も楽になり、日常生活がしやすくなります。
ママやパパのライフスタイルや赤ちゃんの発達に合わせて、ちょうどよい抱っこひもを選んでくださいね。