夏に植える野菜のプランターでの育て方!失敗しない2つのポイント

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家庭菜園デビューをする時期は夏が多いですね。

冬などはハウス栽培が中心ですから、素人では手が出ません・・・

春になるとホームセンターで野菜の苗がたくさん並び、わくわくします。

野菜栽培で大変なのは、種から苗まで育てるところだと思います。

庭に花壇などがある場合は、もともと土があるので、苗と肥料があればいいですが。

ベランダ菜園などの場合は、

「プランター」
「土」
「苗」
「肥料」

を買わないといけませんね。

野菜を育てるのに使うプランターは、花を植えるような細くて浅いものでは、すぐに根が詰まってしまい大きく育ちません。

あと土がたくさん入らないので、水をあげてもすぐ干からびてしまうのも問題です。

簡単にできる家庭菜園の野菜は?

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比較的手軽に始められる夏野菜は
「ミニトマト」
「なす」
「ピーマン」
などでしょうか。

ミニトマトなどは、学校でも授業で育てて夏休みに家に持ち帰って観察日記をつけるなんてありますもんね。

きゅうりなどもベランダの広さによっては栽培できると思いますが、支柱とかネットとかそろえるものが他の野菜より多くなります。

支柱もネットも100均で売っていますので、費用はさほどかかりません。

ですが、水切れがおこると実がすぐ枯れるので、夏休みで家にいる子供たちにみずやり当番を任せてみるのも楽しいかもしれません。

育て方は、大きいプランターに土をいれ(肥料入りを選ぶと楽)苗を植え付けて水を上げるだけです。

花が咲きそうな頃に粒などの肥料をまわりにまいてあげましょう。

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プランター野菜の水やりの頻度と失敗しがちなことを紹介

野菜栽培では、地植え(花壇など)とプランターでは水を上げる頻度が違います。

地植えなら土にたっぷりと水が含まれているので、すぐに干からびたりしません。

ですが、プランターは狭い空間だし、直射日光などで蒸発するしですぐに水がなくなってしまいます。

プランターで野菜を育てるときの注意点~ミニトマト~

1株なら丸くて深いプランター、2株なら四角くて深いプランター20cmくらい離して植えます。

かなり根が張って大きくなりますので。

水やりは葉っぱがしおれてきていたらあげます。

日中水やりをすると高温でゆだるので、基本的には朝あげましょう。

乾燥している方が好きなので、上げすぎると枯れます。

大きくなってきたら脇芽を摘み、倒れないように支柱を立てます。

プランターで野菜を育てるときの注意点~なす~

ミニトマトと同様な感じでプランターを選んでください。

なすは乾燥を嫌うので毎日たっぷりあげてください。

野菜の中ではなすが一番簡単かなと思います。

水と肥料さえあげてれば勝手に育つ感じです。

大きくなったら支柱を立ててください。

プランターで野菜を育てるときの注意点~ピーマン~

トマトやなすほどは大きく育ちませんが、野菜用のプランターを選びましょう。

ピーマンも乾燥を嫌うので朝たっぷりあげましょう。

ピーマンはたくさん花をつけるのですが、それを全部実にすると栄養が分散されすぎて大きく育ちません。

ですから花が咲いたらいくつか取ってしまいましょう。

プランターで野菜を育てるときの注意点~きゅうり~

きゅうりが一番乾燥を嫌います。

水が切れるとすぐ実が枯れますので大きいプランターに1株植えるくらいがいいと思います。

水は朝夕たっぷりと。

苗を植えた段階で支柱とネットもセットしておきましょう。

すぐツルが伸びてきますので。


プランター野菜の肥料のやり方は!?プランターで不足する成分を解説

プランターでも地植えでも野菜を育てるのに肥料は大事ですね。

肥料の「元肥」と「追肥」って何?

肥料には「元肥」と「追肥」という言葉がありますが、元肥は苗を植える前の土に肥料を混ぜ込むことです。

追肥は苗が大きくなってきて花が咲きそうなくらいとか、実がなりそうとか、そのあたりで一度追肥します。

また、肥料にも「化学肥料」と「有機肥料」という種類があり、野菜つくりの場合は、元肥に有機肥料、追肥に化学肥料をまくことが多いです。

化学肥料は、読んで字のごとく化学的に作られており

  • 「窒素」
  • 「リン」
  • 「カリウム」

を調合した肥料です。

有機肥料は自然のものから作られている肥料で、油カスや牛糞などがそれにあたります。

しかし、農家のように畑に大量に混ぜ込むようなこともないので、プランターの分だけ肥料入りの野菜土をホームセンターで買う方が楽ですよ。

100均にも油カスや化学肥料はお手頃サイズで販売しているので、夏野菜だけに使うならそれくらいでちょうどいいと思います。

プランター野菜の肥料はどのタイミングで与えるの?

元肥は野菜が成長する段階で使い切ってしまいます。

ですので、そのまま何もあげずに水だけあげても実が大きくならないとか、数が増えないとかになるので、定期的に追肥しましょう。

また、肥料には液肥というのもあり、液体の肥料でじょうろの中に液肥と水を混ぜてプランターにまきます。

液体なので即効性があり、あまり花が咲かないなどのときは、いったん液肥をあげてから化学肥料などの追肥をすると、早く効果が出てその後はしばらく安心です。

液肥は即効性がありますが、プランターだとそのまま下に流れ出てしまうので土にとどまりません。

そのため粒の肥料も追加しておかねばなりません。

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夏に植える野菜のプランターでの育て方のまとめ

自分で育てた野菜だと、好き嫌いの多い子供たちも食べてくれることが多いとよく聞きます。

やはり愛着がわくのでしょうか・・・

とても大事な食育ですね!

ベランダで採れた野菜で朝ごはんが作れたら素敵な1日になりそうです。

夏だとそうめんなどを食べることも多いですが、野菜を育てるついでに、薬味もちょこっと栽培できるととっても便利ですよ。

私は毎年青シソと小ねぎを作ってます。

小ねぎは種からじゃなくても、スーパーで買った束の根っこだけを土に植えておくと何度でも生えてきます。