家政婦と聞くと、ドラマのイメージがすぐに思い浮かびますが、昔の家政婦だと住み込みの人が大半でしたね。
お金持ちの家だと敷地も広いので家政婦さんを何人も雇って家事全般をやってもらっていたりしました。
家政婦の仕事ですが、1日の家事を全部やる場合と、何時間かだけの契約で特定の家事だけをしてもらうなど働き方も変化しています。
今では住み込みでという家はほとんどなく、通いの場合が多いですね。
住み込みとなると部屋を用意したりしないといけませんし、食事や水回りを共同というのも抵抗がある人が多いからでしょう。
家政婦の給料や仕事をするまでの流れ
家政婦の給料ですが、時給にすると1200円あたりが相場です。
家政婦の仕事をする場合、どのような流れかというと
- 「家政婦紹介」から紹介される場合
- 家事代行サービスに登録して派遣される場合
家政婦紹介からですと、雇い主と家政婦間での契約になりますので、何かトラブルがあっても自己責任となります。
家事代行サービスに登録の場合は、その会社のスタッフとして働くわけですから、雇い主と会社との契約なので、お金をもらえなかったなどのトラブルは回避できそうですね。
また、家政婦というとオールマイティというか、「料理」・「掃除」・「洗濯」など、どれもこなせる人でないと厳しいです。
それに比べて家事代行サービスというのは、特定の家事を依頼されることが多くいです。
夕方までに料理を作ってほしいとか、仕事に行っている間に掃除と洗濯をしてほしいなど、得意分野の仕事を選べるのが魅力ですね。
家政婦の仕事はきつい!?経験談できついと感じたことを紹介!
家政婦の仕事はきついという話もあります。
どんなところがきついのか、体験談をご紹介したいと思います。
家政婦の仕事はきついと感じた体験談①依頼先がゴミ屋敷だった
一般的に家政婦というと、日常の掃除や料理をするものと思いますよね。
ドラマなんかでもごく普通の家庭に依頼されて、というイメージです。
ところが、現実には家政婦を依頼する人は、家事全般が苦手というかまったくできない場合が多いです。
まったく掃除をしないような人が、もう生活を送るのにどうにもできないような状態。
いわゆるゴミ屋敷になってから頼んでくることが多いんだとか。
だから仕事を依頼されて、ドアを開ける瞬間が一番怖いという人もいます。
想像よりすごい量のゴミをため込んでいる人もいたりしますし、臭いの問題もありますからね。
あまりにひどいと家政婦レベルじゃ無理で、特殊清掃みたいな人に頼まないとダメな時もありますが・・・
家政婦の仕事はきついと感じた体験談~犯人扱いされた~
他には、家政婦というのは他人ですから、貴重品が紛失したりするとまっさきに疑われます。
何もしてないのに、物がなくなったことで疑われて警察沙汰になったという体験談も・・・
雇い主が仕事に行っている間に掃除して、なんていう依頼はちょっと怖いですね。
家政婦の仕事はきついと感じた体験談②市販のルーでカレーを作るのはNG?!
また、料理が得意という人が家事代行のアルバイトを始めたら、さっそくトラブルに見舞われて心が折れたとのことです。
依頼主にカレーを作ってほしいと言われ、自宅に市販のルーがあったから豚肉と野菜のカレーを作ったそうです。
そうしたら、わざわざお金払って作ってもらったのに、なんで市販のルー使ってるんだと怒られたのだとか。
こういうのは難しい問題ですよね。
確かにプロに頼んだわけですからお店にあるようなスパイスのきいたカレーを期待しちゃうのも無理もないです。
しかしカレーを作るためのスパイスを全部揃えるとけっこうな金額になります。
それに、カレーのスパイスの材料費を依頼主が出してくれればいいですが、高いから払わないと言われてもまた困りものです。
料理を依頼されたときは、かなり細かく打ち合わせしないと後が怖いという体験談でした。
家政婦の仕事はきついと感じた体験談③依頼主が細かい・文句を言われた
最後の体験談は、依頼主が細かすぎるという悩みでした。
家政婦を頼むのだからプロのおまかせすればいいわけなんですが、自分のやり方を押し付ける人はめんどくさいですね。
掃除なども依頼主の順番通りにやらないといちいち文句をつけてくるので仕事が進まないというものです。
こういうのは高齢者に多いようですが、自分の体が動けば自分でやりたいんだけど、自由がきかないから仕方なく家政婦に頼んでいるとか。
とにかく文句言わないと気が済まない人などもいますしね。
ストレスがたまるかもしれません・・・
家政婦の時給の相場は?交通費は出る?ちゃんと稼げるの?
家政婦の時給の相場はだいたい1200円です。
内容によってはもう少しアップすることも・・・
一般的なパートやアルバイトよりは少し高額というくらいですね。
交通費ももちろん依頼主から出ますので安心してください。
今どきの家政婦や家事代行サービスの仕事は3時間くらいの契約が多く、掃除だけとか料理だけとかが多いですね。
家政婦には資格などは何もないので、料理が得意だとか掃除なら任せとけ!って人はぜひその才能を生かしてみてください。
共働きが多い時代なので、家事代行サービスは依頼がとても多いのに、スタッフが不足しているということでした。
家政婦の仕事内容のまとめ
昔のように住み込みや1日家政婦という仕事は減り、短時間の特定家事サービスの仕事の方が多くなってきました。
自分の得意分野を生かして働けるというのもすばらしいですね。
テレビでもよくやっていますが、依頼主のリクエストで料理何品目を作るなんていうのが多いようです。
共働きで育児もプラスされると、誰かに頼りたくなる時もありますよね。
時間に余裕があって、家事が得意な方は家事代行サービスの会社に登録してみてはいかがでしょうか?