わたあめといえば、縁日などのお祭りで買うものという先入観がありますよね。
なぜなら家で作れるものじゃないと思っているからです。
ところがどっこい、わたあめも自作の道具で家で作れちゃうんです!
めちゃ楽しそうですね。
小さい子供がいたらすごく喜びそうです。
もちろん、市販のおもちゃでわたがし作りセットみたいのも売っていますが。
高いわりにすぐ飽きちゃって、たいして作らないまま放置なんてことも多いですよね。
それならば。
家にある道具や、100均の材料を使って安くそして手づくりの楽しみも味わいつつ、わいわいしたほうがいいじゃないですか。
夏休みの研究みたいなのにも使えそうな気がします。
わたあめを作るのには欠かせないのが遠心力なんですね。
ざらめを入れた入れ物を高速回転することで、わたがしができるというわけです。
この高速回転させるには何を使うか、というところにつきます。
わざわざ買わなくても、回転させる機械を家の中から探し出す、というのが第一関門だと思いますよ。
子供たちに「電気で回るものさがせー!」っていうので半日楽しめそうです(笑)
わたあめの材料はザラメだけ?必要な道具はどうやって揃える?
縁日のわたがし屋さんが作っているのを見ていると。
大きなボールのようなものの中に筒があって、その中にザラメを入れていましたね。
ザラメを入れると、わたあめが雲のようにふわーーーっと浮き出てきて、それを割りばしでからめとるという感じでした。
機械があれば、材料はざらめと割りばしくらいですが、今回は機械も自作しないとですよね。
家にある高速回転させるアイテムは何がある?
まず、高速回転させるものをみつけないといけません。
実際に作った人の中には、電動ドライバーや扇風機を使った人がいました。
ですが、扇風機だと場所をくうし、電動ドライバーがないうちの方が多いですよね。
家にない場合は、100均でハンドミキサーやミニ扇風機などを購入してください。
ミニ扇風機は夏限定かもなので、ない場合はハンドミキサーなら1年中ありますので・・・
わたあめを自作するために必要な道具
わたあめを自作するために必要な道具をご紹介します。
- 高速回転する道具(ハンドミキサーや扇風機)
- ざらめを入れるもの(蓋つきの缶ボトルなど)
- 加熱するもの(固形燃料)
- 未使用のバケツなど
- 缶ボトルとミキサーなどを固定する部品(ネジなど)
- ざらめ
自作でわたあめを作る方法
では、ここからは自作のわたあめの作り方の手順をご紹介していきますね。
自作でわたあめを作る①蓋つき缶ボトルの下の方小さい穴をたくさんあける
蓋つきの缶ボトルの下の方に小さい穴をたくさんあけます。
ここからわたあめが出てきますよ。
あまり大きい穴だとざらめが出てきてしまうので、極力小さい穴を開けてください。
自作でわたあめを作る②缶ボトルの蓋とハンドミキサーをつなぐ
缶ボトルの蓋とハンドミキサーの先端をつながないといけないのですが、このへんがみなさん試行錯誤しているところですかね。
ただ穴を開けただけだと、回転したと同時に吹っ飛んでしまいますから、飛ばないようにねじで止めるなりテープで止めるなり工夫しています。
缶の下部だけを固形燃料で加熱するので、炎でテープが焼けるということはないですが、多少は熱くなるので耐熱アルミテープなんかがいいんじゃないかと思います。
自作でわたあめを作る③新しいバケツに固定燃料を置く
新しいバケツの中央に、固形燃料を置きます。
そのままだとバケツが溶けるので、下にアルミホイルなど敷いてください。
自作でわたあめを作る④蓋つき缶ボトルの中にザラメを半分ほど入れる
蓋つき缶ボトルの中にザラメを半分くらい入れます。
ハンドミキサーと蓋は先につなげておいてください。
自作でわたあめを作る⑤固定燃料に火をつけてハンドミキサーのスイッチを入れる
蓋を閉めたら固形燃料に火をつけて、缶ボトルの下部に火を当てます。
そしてハンドミキサーのスイッチをオン!
温まってザラメが溶けてくると、開けた穴からわたあめが吹き出してバケツの周りにくっつきますよ。
たくさん出てきたら一旦止めて割りばしでくるくるかき集めてください。
色付きのわたあめを作ることはできる?
色付きのわたあめ作りたいなぁ・・・ってなってくると思います。
そんなとき、Amazonで色付きのざらめが売っているので、先に購入しておくといいですね。
蓋つき缶ボトルを使ってわたあめを作っている人の動画をいくつかご紹介しますので、参考にしてください。
普通のろうそくと家庭用ハンドミキサーで作っていました。
少量しかわたがしできていませんでしたが、ハンドミキサーとの固定が甘くてぶれていたのと穴が大きすぎですかね。
わたあめを自作するのに茶こしでできる?作り方の動画を紹介
わたあめを自作するのに、缶ボトルじゃなくて茶こしでもできるそうですよ。
茶こしなら最初から小さい穴が無数に空いてるので、楽なんじゃないかな?って思います。
だけどハンドミキサーと茶こしを合体させるのはどうやって?と考えてしまいますが、作り方の動画がありました!
道具の作り方が紹介されているので、参考にしてみてください。
ハンドミキサーの先端部をカットしないといけないので、ペンチやニッパーが必要っぽいですね。
自作わたあめを茶こしを使って作る!作り方動画①
動画を見てちょっと思ったのは、茶こしだと火がダイレクトにざらめに当たってしまうので、溶ける前に焦げている気がしました。
自作わたあめを茶こしを使って作る!作り方動画②
ワオ!化学実験ナビの茶こしを使ったわたあめ機です。
動画は機械を作るところで終わってますが、その後の工程は他と同じです。
やはり底部分はアルミでふさいでいますので、ざらめを直火にあてるのはだめということのようですね。
サイエンスのプロといえばでんじろう先生ですが、先生の公式動画でも手作りわたあめ機を作っています。
自作わたあめを茶こしを使って作る!作り方動画③
こちらの動画で使われているのは・・・蓋つきボトル缶でした!
たくさんわたあめできてましたよ。
やはり開ける穴はなるべく小さい方がいいようです。
いろんな動画を見て、わたあめができる仕組みを研究してから実際に作るといいかもしれませんね。
わたあめの作り方のコツのまとめ
今回は、自作のわたあめ機を作る方法についてまとめてみました。
だいたいのものは100均で揃えられますので、安く工作できそうですね。
色付きざらめだけは100均は無理そうなので、通販を利用してみてください。
一番苦労するのは、「扇風機」や「ハンドミキサー」と「缶ボトル」の固定だと思いますが、これらさえ出来てしまったらあとは簡単そうですね。