昼寝で3時間寝てしまうのが病気がどうかですが、病気の場合もありますし、ただ眠いだけという場合もありますね。
若い人は少ないかもしれないですが、中年以降だと昼間やたら眠い人は「無呼吸症候群」を疑われたりします。
夜寝ているのに眠い、これは寝ているようで眠れていないから疲れが取れないのです。
夜も昼も眠れなくてつらいって不眠の悩みもありますが、夜も昼も眠いってのも大変ですね。
無呼吸症候群になりやすい人は?対策はあるの?
無呼吸症候群になりやすい人は、一番は太った人ですね。
あお向けてで寝ると舌が気道をふさいでしまって呼吸が止まってしまいます。
痩せている人は首周りに肉があまりないので、気道が細くなることもないのですが・・・
あとは顎(あご)が小さい人は若い人でもなっている可能性があります。
顎が小さいというのと顔が小さいというのは別問題で、鏡を見て口をあーーんと開けてみたとき。
そのときにのどちんこが見えない人は、あごが小さいです。
私も口を開けた時にのどちんこ見えないんですよね。
だから無呼吸症候群になりやすいかもしれません。
ただ、こういう人は横向きで寝ることで予防できます。
あお向けじゃないと眠れない人にとっては少ししんどいですが。
他には、鼻炎もちで鼻が詰まっている場合、夜安眠できていなくて昼間も眠いってことあります。
昼寝で寝すぎる!対策と生活改善のチェックリストを紹介
夜寝ているのに、昼間も眠いから昼寝をする。
昼間眠くなるのは、たまには誰でもあることですが、毎日こうだと問題です。
こんなに眠いなんて病気かも?って思ったりするかもしれませんが、もしかしたら生活習慣がおかしいせいかもしれませんよ。
病院にかかるまえに、生活リズムを整えてみてから、それでも改善されないときに受診を考えましょう。
それでは生活改善チェックリストを書いてみますので、何個あてはまるかやってみてくださいね。
生活習慣チェックリスト
- 朝食を食べない、食べないことが多い
- 忙しくて昼食が食べられないことがある
- 夕食の時間が遅い
- 食事の時間が不規則
- 偏食(肉しか食べないとか栄養バランスの偏り)
- 毎晩晩酌
- 運動しない
- 休みは家でゴロゴロ
- 準備体操なしでいきなり運動する
- 朝起きてすぐに運動をする
- 落ち込みやすい
- 朝日をあびない、ほとんどあびない
- 寝る時間や起きる時間が決まっていない
- 眠りが浅くて何度も目が覚める
- 昼間に居眠りをする
- 休みの日にたくさん寝て寝だめをする
- ごはんを食べると横になって寝る
- 湯船に入らずシャワーのみ
- 夜遅くにジムなどに行く(寝る前に運動をする)
- 集中力がなくイライラしがち
- ストレスに敏感
安眠の妨げになることは避けよう
体によさそうなことをしているようでいて、実は安眠の妨げになっているものも多いです。
運動すれば体にいいと思いがちですが、寝る前に運動をすると興奮して逆に目がさえてしまいます。
寝る前にやるとしてもストレッチなど激しく動かないものを選びましょう。
やはり昼間に眠気がくるというのは、夜安眠できていないから慢性的な睡眠不足になっていると思った方がいいと思います。
カフェインの取りすぎなどでも夜中のトイレの原因になりますし。
寝る前じゃなければいいと思うかもしれませんが、できれば昼過ぎからはカフェインをとらないほうがいいのです。
どうしてもコーヒー飲みたいって人は、ノンカフェインがありますから、積極的にそういったものを選びましょうね。
昼寝で3時間寝てしまうと病気?何科にかかればいいの?
昼寝で3時間も寝てしまうと病気なんじゃないかと思ってしまいますよね。
ただ、若い人だといくらでも眠れるって人は存在するもので、眠いから病気というとちょっと違うかなと。
目覚ましなどをかけないで、横になったら深い眠りになって3時間も経っていたということは私も経験あります。
昼寝をするなら短時間を意識して、20分くらいで目が覚めるように、目覚ましをかけたり寝る前にコーヒーを飲むなどして、対策をしましょう。
無呼吸症候群の場合は昼間にどんな症状が出るの?病院での検査方法は?
最初に書いた、無呼吸症候群などの場合は、昼間に耐え切れないほどの睡魔や、勝手に意識が飛ぶレベルの睡魔がやってきたりします。
そうなると車の事故などの危険もありますので、病院に行った方がいいですね。
睡眠中に呼吸が止まるのが問題なので、呼吸器内科にかかるといいでしょう。
近くにないとなれば、とりあえず内科にかかって紹介状を書いてもらったりするといいですね。
無呼吸症候群を診断するには、検査をしないといけません。
昔は入院しての検査でしたが、今は検査器具を貸してくれて自宅でチェックできるそうです。
だから入院は無理という人も、家でできるので不安な人は病院で相談してみましょう。
無呼吸症候群以外の眠くてたまらなくなる病気もあるの?
眠くてたまらないという病気にナルコレプシーというのがあります。
これは昼も夜もひたすらずっと眠い病気です。
日本だと600人に1人ということで、珍しい病気というわけでもないです。
原因は免疫系の異常や遺伝ということで、これをするとすぐ完治ということはないです。
寝不足でなるわけじゃなくて、脳の病気だし鬱などと同じで薬で興奮させて目を覚まさせるような感じです。
治療には長くかかりますが、一生治らないというものでもなく、少しずつ改善させていきます。
意識を失うレベルの睡魔なので、放置は本当に危険です。
思い当たる場合は検査してみましょう。
横になるとすぐ寝てしまうのは病気?考えられる病気は?
布団に入り横になるとすぐ寝てしまうとか、ちょっと休憩しようと横になっていたら寝てしまっていたなど、「眠たいな」と思っているときは特に寝落ちしやすいですよね。
横になるとすぐ寝てしまうのがたまになのであれば、「その日は特別眠かったんだよね~」とか「疲れていたもんな~」とそれ程気になることもないでしょう。
でも、
- 布団に入ると毎日すぐ寝てしまう
- ちょっと横になるとすぐ寝てしまう
慢性的な寝不足って何?どういう理由でなるものなの?
横になるとすぐ寝てしまう症状から一番に考えられることは、『慢性的な寝不足』になっている可能性です。
慢性的な寝不足になっている人は、
- 朝起きずらい
- 昼間眠くなる
- 布団に入った途端すぐ寝てしまう
- 電車などの座席に座るとうたた寝をしてしまう
- 休みの日に普段より3時間くらい長く眠れる
すぐ寝れることはいいことかと思ってしまいますが、5分も経たずに寝入ってしまっている人は要注意です!
1分以内に寝てしまう人は気絶しているのと同じ状態だとも言われています。
これは、「バタンキュー型睡眠不足」とも呼ばれている潜在的な睡眠不足な状態です。
また、「睡眠負債」という呼び方もあります。
睡眠負債とは、慢性的な寝不足の状態が借金のように蓄積していっている状態のことです。
睡眠負債が蓄積しすぎると、心身への支障をきたしてしまいます。
また、慢性的な寝不足の場合、「自分が寝不足である」ということに気が付いていない場合も多いのです。
その結果、自覚できるような睡眠不足の症状が出てくるころには、かなり深刻な事態になってしまっていることが多いそうですよ>< そうならないためにも、毎日1時間ずつ多く寝るようにするなど睡眠不足を解消していきましょう!
特発性過眠症ってどういう病気?
他にも、特発性過眠症という病気も考えられます。
ナルコレプシーと特発性過眠症の判定には、入眠にかかった平均時間が8分以内という基準があります。
よい睡眠へは寝付くまでに10~15分かかると言われています。
なので、入眠にかかった平均時間などを調べて病気かどうか診断する方法があるそうです。
他にも、身体の不調や他の病気の影響などにより寝落ちや日中の眠気があらわれていることもあります。
すぐに寝てしまうのが気になる頻度で起こっているようでしたら、深刻な状態になってしまう前に一度病院に行ってみることをおすすめします。
昼寝で3時間寝てしまうのまとめ
昼寝で3時間も眠ってしまうのは病気かどうかについてまとめてみました。
まずは生活リズムを整えてみて、それでもだめなら病気を疑い受診してみましょう。
昼寝とかいうレベルを超えて、突然意識を失うほどの睡魔が来たときは。
眠気そのものより交通事故などの危険があるので、早めに治療をした方がいいです。
もうひとつ、食後に急激に睡魔がきて寝落ちするというのがある場合、血糖値スパイクかもしれません。
すぐにそれで病気というわけじゃないです。
ですが、急激に血糖値が上がったために眠くなるという症状なので、最初に野菜を食べるなどの対応をしてみてください。