発達障害のお子さんに対してみんなに共通することが「分かりやすく説明をする」ということだと思います。
ちょっとした注意をするときでも、長く話をしていると「途中からは気持ちここにあらず…」のようになってしまいます。
そんな発達障害のお子さんに、「時間」というものを分かりやすくするために、ママさんが簡単使うことの出来る「療育グッズ」について、おはなししたいと思います。
ただ、これからお伝えすることは「発達障害」って伝えられていないお子さんにも通じることですので、ぜひ小さなお子さんをお持ちのママさんも、ぜひ参考にされてみてくださいね。
発達障害の子どもには時計にひと工夫
みなさんのお家には、どんな時計が置いてありますか?お子さんに分かりやすいのは「アナログ時計」です。
時計の針の動きで、数字がまだ読めなくても「あとどれくらいの時間」というのが目で見て分かるからです。
デジタル時計だと55分の時にあと「5分で時間よ」といっても、時間の感覚がつかめないのです。
アナログ時計にひと手間かけて効果抜群の療育グッズに
そんなアナログ時計も、ちょっとひと手間工夫するだけで、とっても効果抜群な「療育グッズ」にすることができちゃいます。
使い方は、付箋(ふせん)を用意します。
そして、とアナログ時計の「目標の時間の長針」のところに『ここよ』と、目立つように付箋に矢印などのマークを書いたものを貼り付けます。
すると、付箋の矢印に時計の長針がどんどん近づいて、ちいさなお子さんでも残り時間を感じることができますね。
もちろん『時計の長い針が○の所にきたらおしまいよ』と声をかけるだけでもいいのですが、目に見えるような形にしておいてあげるだけで、お子さんの理解度や意識が変わりますよ。
子どもへの時間感覚を教えるにはストップウオッチの活用もおすすめ
小さなお子さんには、先ほどご紹介したような「時計に付箋をはる」という方法はかなり効果的です。
でも、もう少し大きくなったお子さんには、ストップウオッチを使ってみるのも効果的です。
ストップウオッチを使った子供にと時間をわかりやすくする方法
最近だと、ストップウオッチはスマートフォンにアプリとして、大抵のものには入っていると思います。
「5分でお片づけをしてみよう!」
「ピッ・ピッ・ピッがなるまでにおわらせるよ!」
と声をかけてスタート。
「ピ・ピ・ピ」とアラームがなることで、お子さんは時間との競争が始まり、楽しく時間の感覚を覚えることができますよ。
この、5分という時間がお子さんの体に染み付けば、「5分でこのくらいのことが出来るんだ」と、実際の経験として、理解することができます。
なれてきたら少しずつ時間を延ばしていく
5分になれたと思ったら、少しずつ時間を延ばしても大丈夫。
時計とは違って、ストップウオッチには「残りの時間」が表示されるので、お子さんにも分かりやすいですよ。
わが家でも、子供が自分でストップウオッチの残り時間を確認して「あ~、もう時間がない!!」って、毎日アタフタしています。
わが家では、毎日大活躍のアイテムです。
発達障害の子供に時間感覚を学ばせるまとめ
発達障害のお子さんの療育グッズということでお伝えしましたが、いかがでしたか?
まずは、「子供にも分かりやすく伝えてあげること」がポイントです。
目に見やすくしてあげる=視覚に訴えてあげる
これは、とても大切なことです。
また発達障害っていわれていないお子さんにも、これらの方法は時間の感覚を覚えるために有効な手段ですので、ぜひ参考になさってくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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