長かった夏休みも、もうすぐ終わろうとしています。「夏休みがやっと終わる~」と、ホッとされる方もいらっしゃると思います。
でも、子どもの様子はどうですか?よーく観察してみてください。
- 二学期になって、先生やお友達に会えるのを楽しみにしていますか?
- 何か引っ掛かっているようすはありませんか?
- 連休明けに学校に行く時に、困っていることはありませんか?
意外と1年生の夏休み明けに、不登校になってしまう子供って多いんですよね。
子供が新学期早々、学校に行くのにぐずってしまって、新学期の朝からイライラしたくないですよね。
そこで、新学期最初の日の朝の対応ではなく、夏休みの終わりから少しずつ、子供に「不安を取り除くための魔法」をかけてみませんか?
誰だって休み明けはつらいんだよ!と思いを共有してみましょう
大人のわたしたちでも、長期休みの後は仕事を休みたくなりますよね。でも、社会人として家族を養って行くためには「働かなきゃいけない」って義務感があるから、出社できている方がほとんどだと思います。
しかし、小学生の子供は、楽しく自由に過ごせていた夏休みを思うと、学校のスケジュールがかたくるしく思えてしまって、「なんだか学校に行きたくない」と思ってしまうんですね。
『行くのはみんないやなんだよ!』と、パパもママもしんどいけど頑張っていることを話してみましょう。
自分だけではないということを一緒に共有すると、子供も『がんばろう!』と思えますよ。
学校に行くことに対しての不安の原因を探ってみましょう
パパさんやママさんと、「本当は行きたくない」という思いを共有しても、子供の気持ちの中で、何かしらの「不安材料」があるのであれば、取り除いてあげる必要があります。
「もうすぐ先生やお友達に会えるの楽しみだね」とお話してみて、子供の様子がいつもと違えば、少し子どもの心の中をのぞいて見ませんか?
- 先生のことだったり
- お友達とのコミュニケーションだったり
- 学習面での困りごとや心配ごと
そういった、不安な気持ちがある可能性もあります。
子どもは、自分の言葉で表現することが苦手ですので、ママさんやパパさんから声をかけてあげてみてください。そうやって、子どもの話すきっかけをつくってあげてみてはいかがですか?
学校の楽しさを思い出せるように魔法をかけてみませんか!
私が子どもにしていることなのですが、連休や長期休みが明ける前の晩に「あした学校に行って、先生に何をお話しする?」って聞くんです。
すると、子供の方から
- お休みのときに描いた絵のことだったり
- 遊んだおもちゃの話しだったり
- 公園でお友達と遊んだことだったり…
そうやって先生に話して、聞いてもらいたいことがイメージできていると、学校に行く楽しみができて始業式の朝が比較的スムーズに進みます。
学校へ行くことに、楽しみを持たせてあげることがポイントですよ!
小学校の夏休み明けに不登校のまとめ
「夏休み明けの不登校を避ける、魔法をかけてみませんか?」ということでお伝えしました。
小学生の子供は、先生に自分の話を聞いてもらうのが楽しみで、先生も子どもの話を聞いてくださいます。ニコニコと^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。