スマホが壊れてしまう原因は様々ですが、何はともあれ、急な故障って本当に困りますよね。
ちなみに、iPhoneの寿命はApple公式によると3年が目安とされています。
しかし、実際には3年以上使われているケースも多いです。
Androidに比べ使用期間が長いとなると、気になるのが故障ですよね。
そんなスマホの故障の原因を少しでも防ぐために、スマホの故障の原因をAndroidとiPhoneにわけてみていきたいと思います。
iphoneの故障の原因ランキング!故障を防ぐ対策はないの?
まずはiPhoneの故障の原因ランキングを見ていきましょう。
iPhoneの故障!原因ランキングTOP3
では、第1位から順に見ていきます。
iPhoneの故障の原因ランキング<1位>画面の故障(割れ・表示不良・タッチ不良)
iPhoneの故障として最も多いのが「画面の故障」。
故障の症状としては、画面割れや表示不良、タッチ不良などが挙げられます。
画面が故障する主な原因としては、スマホ本体の落下ですが、カバンやポケットの中でぶつけて故障するケースも意外と多いです。
また、画面が割れていなくても、衝撃や水濡れによって内部基盤が損傷して画面に損傷が出ることがあります。
そのため、表示不良やタッチ不良は画面の故障かどうか、素人目には判断しづらいこともあります。
iPhoneの故障の原因ランキング<2位>充電の減りが早い
バッテリーに優しい使い方をしていても、使い続けていればもちろん、バッテリーは少しずつ劣化します。
Androidと同じく、バッテリーの寿命は2年とされています。
充電の減りが早いと感じたら、バッテリーの容量を確認してみましょう。
↓
バッテリー
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バッテリー容量
このやり方でバッテリーの最大容量を確認できます。
もし最大容量が80%以下であれば、バッテリーの交換を検討しましょう。
iPhoneの故障の原因ランキング<3位>起動しない
iPhoneが起動しない主な原因は、
- システムの故障や不具合
- 基盤や部品の故障
ただしこれらの原因は、画面の故障や充電の減りとは違って「iPhone内部の故障」なケースも多くて、原因が見極めにくいです。
iPhoneの故障を防ぐ6大対策
ここまではiPhoneの故障の原因の傾向をご紹介しましたが、ここからは対策を考えていきましょう。
普通に生活していれば、うっかりスマホを落としてしまうこともあるし、長く使っていれば、もちろん劣化していきます。
いざという時のために、対策をするのとしないのとでは大違い!
では、さっそく見ていきましょう。
iPhoneの故障を防ぐ対策①ケースや保護フィルムを使う
スマホユーザーならば、大半の方が使っていると思いますが、ケースや保護フィルムはやっぱり大事!
iPhoneの落下や衝撃から守るために、ケースや保護フィルムを使いましょう。
いざという時に少しでも衝撃を減らしてくれます。
iPhoneの故障を防ぐ対策②液体に触れないようにする
iPhoneに液体が入ると、機器内部に深刻なダメージを与える可能性があります。
防水を過信してはいけませんよ。
iPhoneの故障を防ぐ対策③使用する温度を管理する
スマホの内部温度が極端に高くなったり、低くなったりすると故障の原因となります。
- 熱い場所や直射日光の当たる場所
- 気温差が激しい場所
真夏の車内にiPhoneの置きっぱなしも注意ですよ!
iPhoneの故障を防ぐ対策④ソフトウェアを常に最新にアップデートする
Apple社は定期的にiPhoneのソフトウェアをアップデートして、バグ修正や新機能の追加を行っています。
最新バージョンにアップデートすることで、iPhoneの安定性を維持し、故障を防ぐことができます。
iPhoneの故障を防ぐ対策⑤純正品の充電ケーブルを使う
純正のものは少しお値段が高いからと、100均ケーブルや安いケーブルを使っていたりしませんか?
確かに、非純正品は手軽に安くて、簡単に購入できるメリットがあります。
しかし!このメリットよりもデメリットの方が大きく上回るんです。
では、非純正品ケーブルを使うデメリットにはどのようなものがあるんでしょうか。
「本体の更新により、使えなくなることがあります。」
と書いてあることも多いので、返金交換などは難しいでしょうね…
サイズの違うケーブルを使用していると充電口が壊れてしまいやすいので、注意しましょう。
充電するときに電圧が変わってしまうと、バッテリーが劣化してしまうんです。
※モバイルバッテリーや車での充電も、バッテリーを傷める原因になります。
できるだけ、止めるようしましょう。
最悪の場合、本体が壊れてしまうこともありえます。
充電口を交換して、使えるようになればいいのですが。
まれに本体が壊れてしまって、いくら充電口を交換しても、充電ができないという事態になってしまいます。
今お使いのiPhoneを長く使いたいのなら、純正品以外のケーブルは使わないようにしましょう。
iPhoneの故障を防ぐ対策⑥内部データのバックアップをとる
いざという時のために、バックアップはしっかりとっておきましょう。
iPhoneが故障や紛失してしまっても、バックアップさえしていればデータの復元が出来るので、まだショックも少ないです。
スマホが壊れる前兆でアンドロイドの場合!平均使用年数は?
落としたり、水没したとかでなければ、スマホは突然壊れてしまうなんてことはあまりありません。
それなりに、何かしらの前兆が必ずあります。
ここからは、Androidが壊れる前兆の傾向を見ていきましょう。
Androidが壊れる前兆①バッテリー消費が激しく充電回数が多い
以前と変わらない使用頻度にもかかわらず、バッテリーの消費が激しい場合は、スマホが寿命を迎えつつあります。
バッテリーの消費が激しくなる原因は
- バッテリーの劣化
- スマホの処理能力の低下
Androidが壊れる前兆②アプリの動作が重い
スマホを数年使うと、経年劣化などの理由で処理速度が遅くなり、アプリの動作が遅くなってしまう可能性があります。
- タップしても反応しない
- スマホの操作が遅れる
注意~ストレージ容量の確認を~
たくさんのアプリをインストールしてしまうと、容量の圧迫が原因で、スマホの動作が遅くなるケースもあります。
なので、ストレージ容量についても注意しておきましょう。
Androidが壊れる前兆③バッテリーが膨張・もしくは発熱している
劣化しているバッテリーの症状として、膨張・発熱があります。
スマホ本体の裏側が膨らんでいたり、高熱を発している場合は、バッテリーの劣化を疑いましょう。
バッテリーの発熱は、充電の消費が極端に激しくなります。
そのため、バッテリーが発熱している状態でスマホを使い続けると、バッテリーの劣化をさらに早めてしまいます。
スマホのバッテリーは正規の修理ショップで交換してもらうことができます。
ただし、購入から2年以上経っている場合。
バッテリー交換をしても処理能力の低下が原因で、バッテリーに負荷がかかってしまって、すぐにバッテリーが熱くなってしまうことがあります。
バッテリーの交換かスマホの買い替えかは、スマホの利用年数を考えて選択しましょう。
Androidが壊れる前兆④電源が落ちる・フリーズが多い
スマホを何年も使っていると
- 電源が急に落ちてしまったり
- 画面がフリーズしてしまったり
特に、画面がフリーズしてしまう時は、処理が間に合っていない状態です。
こちらの現象に悩まされている方は、スマホの買い替えを検討したほうがいいでしょう。
Androidの平均使用年数は?
Androidの平均的な寿命は2年と言われています。
2年の理由としては、
- バッテリーの寿命
- OSのサポート期間の終了
(※Android OSとは、Androidと呼ばれるスマホに必ず搭載されている、オペレーティングシステムのことです。
オペレーティングシステムは基本ソフトウェアとも呼ばれています。)
スマホの不具合があれば早めの修理や買い替えを!
バッテリーやリチウムイオン電池を使う以上、500回程度の充電をすると、どうしても劣化していきます。
こればかりは、AndroidもiPhoneでも避けられません。
OSサポートの期間については、Androidは比較的短く、2年程度でサポートが終了するケースが多くなります。
サポート期間が過ぎたらすぐに使えなくなるというわけではありませんが、アプリによっては
- 正常に作動しなくなる
- フリーズしやすくなる
急に使えなくなっても困るので、スマホの不具合や異常を感じたら、早めに修理や買い替えを検討しましょう。
スマホの画面割れをごまかす方法は?そのまま使っても使えれば大丈夫?!
よくやってしまいがちな「スマホの画面割れ」ですが、なんとかごまかして使う方法はないのでしょうか?
出来なくはないですが、スマホの画面はガラスなので、破片で指や耳を切ってしまう恐れもあります。
だから、修理に出すのが一番なのですが、自分でお安く修理出来たら、画面が割れた悲しみも少しは減りますもんね。
ただし、自分で修理する場合は必ずデータのバックアップをとったうえで、自己責任で行ってくださいね!
スマホの画面割れをごまかす方法①セロハンテープ
少しの割れ具合で、見た目を気にしないのであれば「セロハンテープ」を貼ることで応急処置ができます。
スマホの画面割れをごまかす方法②食品用ラップで巻く
画面全体が割れてしまっていて触るのも危ないという場合。
そんなときには「食品用ラップ」をスマホにぐるぐる巻くという方法もあります。
実際にこの方法で応急処置をしてみたという方もいらっしゃいましたよ。
スマホの画面割れをごまかす方法③UVレジンを使う
「スマホの保証期間も過ぎてるし、物は試しだ!」という考えであれば、『UVレジン』と『液晶保護ガラス』を使って、ひび割れをごまかす方法もあります。
やってみたいかたはこちらの動画を参考にしてみてくださいね!
ひび割れが目立たないのであれば、保護フィルムを画面に貼るだけでも応急処置にはなりますよ。
と、まぁ、こんな感じでスマホの画面割れは応急処置することができます。
なら、「そのまま使っても使えれば大丈夫」と思うかもしれません。
使えないことはないのですが、あくまで応急処置なので、修理してもらうのが安全です。
スマホの画面が割れたままだと
- タップ操作の反応が悪くなる
- 破損した部分が広がっていく
- 勝手に動作する原因にもなる
- 少しの水分で機能が停止してしまう
なので、修理に出すか、買い替えるかがおすすめですね。
スマホが故障したときに焦らないためにできる私のおすすめ対策2選!
いくら気を付けていても故障してしまう時は故障してしまいます。
そんな時、焦らないためにもあらかじめ対策をしておきましょう!
ここでは、私のおすすめ対策2選をご紹介したいと思います!
スマホの故障で焦らないための対策①バックアップ
もしスマホが故障してしまっても、バックアップを保存しておけばいくぶんかは安心できます。
スマホのバックアップ(1)iPhoneの場合
まず、「設定」から「自分の名前」をタップし、「iCloud」から「iCloudバックアップ」を選択します。
次に、「iCloudバックアップ」をオンにします。
この時手動でバックアップをする場合、「今すぐバックアップ」をタップしてくださいね。
詳しくはiPhoneのユーザガイドを参考にしてみてください。
引用元:「iPhoneユーザガイド iPhoneのバックアップを作成する」
スマホのバックアップ(2)Androidの場合
まず、「設定」から「Google」をタップし、「バックアップ」を選択します。
次に、自動バックアップを初めて設定する場合は、「Google One バックアップ」をオンにします。
画面に出た手順にしたがって操作し、「今すぐバックアップ」をタップします。
その他分からないことがあれば、こちらを参考にしてみてくださいね。
引用元:「Androidヘルプ Android デバイスのデータをバックアップ、復元する」
スマホの故障で焦らないための対策②サポートサービスに加入する
万が一故障してしまっても、故障などに対応したサービスに加入しておけば安心です。
月額利用料はかかりますが、
- 故障したときにすぐ相談ができる
- 最短で当日に交換してもらえる
大手キャリアのサポートサービスの他に、「スマホに特化した保険」もいろいろとありますよ。
ヤマト運輸が取り扱う「クロネコ「スマホもしも保険」」などもそうですね。
「故障した!」と思っても再起動してみたら直ったということもあります。
なので、一度冷静になることも大切です。
また、「動作がおかしくなった」とすぐ焦らずに、「セルフチェック」や「トラブル診断」などのアプリを活用するのもおすすめですよ。
スマホの故障原因のランキングのまとめ
ここまでスマホの故障の前兆や原因、対策までを見てきました。
スマホが突然、壊れてしまうと絶望的な気分になってしまいます。
でも、ちょっとの気遣いで長く使えたり、故障が防げたりします。
少しでもスマホの寿命を延ばすため、普段から気を付けていきましょうね。