「流星群とは?」を子供にわかりやすく説明する方法!

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流星群って言葉をニュースなどで一度は聞いたことがありませんか?

「しぶんぎ座流星群(りゅう座)」
「ペルセウス座流星群」
「オリオン座流星群」
「しし座流星群」
「ふたご座流星群」

どれも日本で見ることのできる流星群です。

想像以上にたくさんありますよね。

でも子供から「流星群っていったい何??」って聞かれて、あなたは答えることができますか?

「流れ星がたくさん見れる日?」
「でも、なんでたくさん見ることができるんだろう?」

考えてみたら、「わからないことだらけ」っていう人のために!

子どもにもわかりやすく「流星群」について教えてあげられるように、「流星群」について解説していきたいと思います。

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流星群はそもそも何なの?わかりやすく説明するとどうなる?

まず、流星群って言うのは、早い話が「たくさんの流れ星のあつまり」なのです。

「たくさん」ってどのくらいの数だとおもいますか?

流星群の場合、普通の流れ星とは違って、数10秒から数分に1個の流れ星を見られるのです。

多いときは1時間に40個くらいの流れ星を見ることのできる流星群もありますよ。

流れ星っていうのは何なの?

流れ星というのは、宇宙の中にある「ちり」でできているものなんです。

そしてこの「ちり」は、すい星がとおっていく時にまきちらしたもので、たくさんのちりが宇宙にはただよっているんですね。

そのすい星がとおりすぎたところ(すい星の通り道)に地球が入ったとき。

地球の引き寄せる力(引力)にちりが引き寄せられて、ちりと空気とこすれあって光ります。

この光はちりが燃えている訳ではなく、オーロラと同じプラズマの光なんですね。

これが「流れ星」と言われるものの正体なんですね。

どうして流れ星をたくさん見ることができるの?

そして、この流れ星がたくさんふりそそぐ現象のことを「流星群」と呼ばれているんです。

すい星がとおっていった後には、普通よりもたくさんのちりが残っています。

そのたくさんの「ちり」がただよっている毎年おなじ場所を地球が通るたびに、流星群を見ることができるということなんです。

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流れ星と隕石の違いは?隕石はどれくらい地球に落ちてきているの?

宇宙にある「ちり」が地球の空気とこすれあう時に光ってみえるものが「流れ星」でしたね。

流れ星になる「ちり」は、地球の空気の中(大気圏)に入ったときに燃え尽きてしまいます。

ですが、大気の中で燃え尽きずに地上に落ちたものが「隕石」と呼ばれるようになります。

「隕石」は、もともとは「流れ星」だったんですね。

隕石はどのくらいの大きさなの?

隕石は数グラムの軽いものから、数十トンの重いものまでさまざまあります。

これまで、大きい塊のまま地球に落ちてきたこともあるようです。

世界で発見された最大のものは、幅が3メートル、重さが66トンのものがあったとのこと。

大きな隕石が落ちる時は、巨大な火球(かきゅう)が見られて、夜だと夜空が昼間のように明るくなることもあるそうなんです。

さらに、衝撃音は数十キロ先まで聞こえることも。

こんな隕石が落ちてきたらとても怖いですよね…。

恐竜が絶滅したのも、大きな隕石が落ちてきたからだと考えられています。

隕石は年間で地球に大量に落ちている?

実は隕石は、1年間で地球に何千個も落ちてきているのです。

ですが、残念ながら見つかるのはそのうち10個ほどにとどまっています。

隕石の多くは、海や人のいない広い場所に落ちているのです。

ちなみに人が隕石に当たってしまう確率は、約100億分の1といわれています。

人生で隕石に当たる確率はほぼゼロと言えるので、そんなに心配する必要はありませんよ。

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火球と流れ星の違いは何?頻繁に見れるものなの?

テレビのニュースなどで、「火球(かきゅう)」が観測されました」などという言葉を聞いたことはありませんか?

火球は流れ星に比べてあまり聞きなれない言葉ですが、流れ星の1種なのです。

火球とは、流れ星の中でも特に明るいものをいいます。

はっきりした決まりがあるわけではありませんが、火球は明るさがマイナス4等級より明るいものを指します。

スーッと消えてしまう流れ星よりも、長い時間明るく見えるのでインパクトも大きいのが火球です。

この火球も流れ星と同じように、地上に到達する前には燃え尽きてしまいます。

地上まで落ちてきたものが、先ほど説明した「隕石」になるんですね。

火球はどのくらいの頻度で現れるの?

なんと日本では、数にすると1か月に数個程度はどこかで目撃されているようです。

私は火球を見たことがないので、1年に数個くらいとかもっと少ないものかと思っていました。

意外と火球を見たことがある方は多いかもしれないですね。

ちなみに火球は、流星群の時ではなく単独で観測されることが多いようです。

大きな流星群の時は、夜空を見上げて流れ星を探す人も多いと思います。

火球は流星群の中に混じることもありますが、ほとんどは夜空に単独で現れるので見れた人はラッキーですね。

火球は色がついて見えるってほんと?

流れ星には色がついて見えることがあります。

火球は明るいので特に色がはっきりわかることが多いそうです。

火球の温度と、どんな物質が燃えているかで色は変わってきます。

「温度が低いと赤く」、「高くなるとオレンジ、黄色、白、青白」と変わっていくのです。

また、含まれている物質によっても色の見え方は変わるようです。

たとえば、「酸素やマグネシウムなら緑色」、「窒素なら赤色」に見えます。

もし火球を見ることができたら、どんな色に光っているのかもぜひ見てみてくださいね。

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○○座流星群ってどういうこと?

○○座とは、最初に紹介した、たくさんの星座の名前が入ります。

毎年大体おなじ時期に、そのちりの中を通貨するので、地球から見える方角も同じような方角になります。

なので、毎年同じ星座の方角からたくさんの流れ星が見えるので、その星座の名前をとって「○○座流星群」とよばれているんですね。

○○座から流れてきている流れ星ではないんですね。

そして、だんだんと流星群のことがわかってくると、実際に流星群を見てみたくなりませんか?

たくさんの流れ星が見えるとはいえ、月明かりには負けてしまいますので、できれば月夜でないほうが見つけやすいです。

流星群の見られる日にちは2~3日ありますので、お月様とも相談してみてくださいね。

そして、目を暗さに慣らしてから夜空を見ることをおすすめします。

明るいところから出てすぐだと、目が暗さに慣れていないために何も見えないので、15分くらいしてから夜空をながめることをおすすめします。

流星群ってなに?のまとめ

「流星群ってなに?」ということについて、子供にもわかりやすく教えてあげる方法などを見てきました。

「流星群」が観測できる日にはたくさんの流れ星が見えるので、お子さんや大切な人と一緒に、何かお願い事をしてみてはいかがですか?