断乳すると、胸が張って痛いですよね。
泣き叫ぶ我が子を見て心が痛み、その泣き声に反応してさらに作られる母乳。
「こんなに泣かせて悲しい思いをさせるなら、やっぱり断乳は諦めよう・・・。」
「いやでも、職場復帰も近いからなんとか耐えないといけない。」
「あぁでも、今日じゃなくて明日からでも良かったのかな・・・」
断乳のときに、心も体も疲れ切ってしまうお母さんはたくさんいらっしゃいます。
私もその一人でした。
私の二人目の場合は、自分の病気のための服薬がきっかけで思いもよらないタイミングでの断乳でした。
うう、今でも思い出しただけで泣ける・・・。
断乳が無事に成功したとしても、それで授乳生活終了ではありません。
残されたのは、張りがおさまらない胸。
この胸をなんとかして、やっと授乳生活終了と言えると思います。
熱をもってパンパンに張っている場合は迷わず病院行ってほしいですが、少し痛いぐらいならマッサージなどの方法で和らぐ場合もあります。
断乳中の痛みに効果的な方法4つを紹介!まずは家でケアを!
そんな、とってもつらい断乳中の痛みを、少しでも和らげる効果が期待できるケアの方法があります。
搾乳しすぎると、授乳と勘違いして母乳を作り続けてしまいます。
詳しい方法はこちらの「「断乳後おっぱいケアのスケジュールは? 圧抜きは? 乳腺炎予防ケアを実践」」を参考にされてみてくださいね。
ただし冷やしすぎると凍傷になるので気を付けてくださいね。
冷やす方法は、濡れタオルや保冷剤や、キャベツです。
「・・・ん?キャベツ?」と思いましたよね。
私も最初は思いました。
なんと、私がお世話になった産婦人科は、冷やしたキャベツをそのまま胸にあてて冷却していました。
昔ながらの方法でしょうが、一玉のキャベツの曲線が胸の曲線と一致して全体を包める点や、冷えすぎない点がなかなか良かったです。
保冷剤や濡れタオルのようにビショビショにならないし。
見た目は笑えますが、キャベツはかなり有能です。
自分の胸とキャベツのサイズを考えながら買い物するのも、なかなかシュールですよ。
和食中心の食事をこころがけ、水分もきちんととることが大切です。
なので断乳して2~3日は、シャワーだけにしましょう。
断乳中のケアを病院は快く引き受けてくれる?始める前に相談すべきなの?
断乳中の相談は有料・無料さまざまだと思いますが、断乳中のケアを快く引き受けてくださる病院がほとんどだと思います。
計画的な断乳の場合は、事前に病院に相談することをオススメします。
私のところがそうだったのですが、病院によっては「断乳した次の日に見せに来て」と言われるところがあるかもしれません。
そのアドバイスに従って断乳計画を立てると、お母さんの体の痛みは少なくて済むんじゃないかなと思います。
そして、きちんとアフターケアをしておくと、胸の痛みが軽減されるだけでなく、次に出産したときの授乳にもメリットがあります。
乳腺のつまりを取り除いておくことによって、次回のおっぱいの出がよくなったり、乳腺炎の予防になるようです。
私は一人目のときにアフターケアをしてもらったので、二人目が産まれたときは乳腺のつまりもなくスムーズに授乳を始めることができました。
ケアのおかげなのか、体が慣れていたからなのかわかりませんが、二人目のときは、あかちゃんが欲しがったときだけおっぱいが作られるシステムが導入され、母乳パットをあまり使いませんでした。
「便利なおっぱいやなぁ」といろんな人に褒め称えてもらい、授乳生活をエンジョイすることができました。
今でも、きちんとケアをしてもらった甲斐があったなと思います。
特に妊娠中から出産したあとは、自分の体なのにわからないことだらけです。
プロに意見を聞いて、助けてもらいましょう。
断乳中の胸が痛い!のまとめ
断乳中のいたみについておつたえしてきました。
ポイントを整理すると
- 計画的断乳のときは、事前に病院に相談する
- 適度にマッサージや冷却をして、食事に気を付けて、湯船につからないこと
- 違和感があったり張りがおさまらないときは病院へ!