短冊に願い事を書く意味って?願いのかなう!?書き方の文例

7月7日は七夕の日ですよね。

幼稚園児や幼稚園児、小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんなど、子供のいるご家庭では笹に飾り付けして、願いごとを短冊に書いて飾られると思います。

毎年七夕飾りは行っているのですが、その七飾りの意味や由来はどういったものなのでしょうか?

今回は、七夕について意味や願い事、書き方など説明していきたいと思います。

七夕飾りの種類と短冊の意味は?

七夕の笹に飾りには短冊以外にいろいろなものがあります。

では、色々な飾りの説明をしてから短冊の意味を紹介していきたいと思います。

◇七夕飾りとその意味は?
1.紙衣(かみこ/かみころも/かみきぬ:裁縫の腕が上がるように。病気や災いの身代わりになってもらうため。着るものに困らないように)

2.巾着(きんちゃく:お金がたまりますように)

3.投網(とあみ:豊漁祈願や食べ物に不自由しないように)

4.屑籠(くずかご:整理整頓、ものを大切に、節約する)

5.吹き流し(ふきながし:織姫のように、機織りが上手になるように)

6.千羽鶴・折り鶴(せんばづる・おりづる:家族の健康、長寿)

他にも

  • 輪つなぎ
  • 菱飾り
  • ちょうちん
などがあります。

七夕飾りの短冊の意味は?

この七夕飾りの短冊については諸説ありですが、「機織りなどをする人たちが、もっと上手になりますよう」にという願い事を行う中国から伝わる「乞巧奠」という行事があり、詩や歌を詠むことをされていたそうです。

この時は上達を願うために、笹の葉に機織りに必要な糸を巻き付けていました。

しかし鎌倉時代から室町時代にかけて、詠んだ歌や詩を笹の葉につけ、詩歌が上達するように願うことに変わっていったそうです。

江戸時代から七夕で短冊を飾るようになり、そのころは機織りや手芸、毛筆で仮名や漢字を書く練習をする「手習い」、現代でいう「けいこ」が盛んに行われていました。

そのため短冊には学問の習い事や詩や歌などが上手になるようにという意味を込めて飾られていました。

その事が現代では短冊には、色々な願い事を書くように変わっていったという由来があるようです。
時をかけて、このように変化していったのですね。


スポンサードリンク

短冊の書き方などいろいろ!文例もあるよ!

せっかく短冊に願いごとを書くのなら、願いが叶うようにしたいですよね。

そして、まだ保育園児や幼稚園児は自分で書けない場合があるので、ご両親が聞き出して書く場合があります。

ここからは

  • 「短冊の書き方」
  • 「小さな子供に願いごとを聞き出す方法」
  • 「願い事の文例集」
を紹介していきます。

短冊の書き方

短冊に願いごとを書くときには、その願い事をはっきり言いきることがおすすめです。

「~できますように」とか「~になれますように」ではなくて、「~できる」とか「~なれる」といったような書き方をしましょう。

はっきりとした言葉に表すことで、自分自身に「その願い事をかなえるんだ」といった意識が伝わります。
そうすると、その夢が叶いやすくなると言われています。

でも子供の場合は「~できますように」や「~になれますように」で構わないですよ!

◇小さな子供に願いごとを聞き出す方法
小さな子供に願いごとを聞き出す方法は、将来の夢『なにになりたいの?』と聞けばいいでしょう。

「アンパンマンになりたい」とか「仮面ライダーになりたい」といったことを言うと思いますが、子供だからかわいいので大丈夫です。

短冊の文例集

ここからは、書く人ごとの短冊の文例を紹介していきたいと思います。

小さな子供の場合【保育園・幼稚園】
  • プールが大好きになりますように。
  • すべり台が一人で滑れるようになりますように。
  • 発表会で元気にできますように。
  • 運動会で一等賞になれますように。
お母さんが書く場合
  • 心の優しい子供に成長しますように
  • お友達がたくさんできるように育ちますように。
  • 健康で元気に育ちますように。
  • いっぱいごはんがたべられますように。

お母さんなどご両親が書く場合は、子供にどのように育ってほしいか願うことを書くのが一番いいかと思います。

スポンサードリンク

七夕飾りに短冊に願い事を書く意味は?のまとめ

七夕の短冊について色々とご紹介してきました。

7月7日は楽しい七夕祭りです。

この記事を読んでいただいて、お子さんと七夕を楽しむ為の参考にしていただければ幸いです。