母子手帳の表紙に書いた名前が旧姓のまま…入籍したのに、このままでいいのかな?と気になっていませんか。
入籍前に母子手帳をもらうと、そのときの姓、つまり旧姓で名前が記入されるのが一般的です。
いざ入籍して姓が変わったとき、「表紙の名前をどうやって直せばいいんだろう」「勝手に書き換えていいの?」と不安になりますよね。
実は、母子手帳の表紙の名前は自分で訂正して問題ありません。
しかも方法はいくつかあって、それぞれにメリット・デメリットがあります。
この記事では、母子手帳の表紙に残った旧姓を新姓に訂正する具体的な方法を3つご紹介します。
読み終わるころには「なんだ、そんなに難しくないんだ」とスッキリした気持ちになれるはずですよ。
母子手帳の表紙の旧姓は自分で訂正してOK
結論からお伝えすると、母子手帳の表紙に書かれた旧姓は、自分で新姓に書き換えて問題ありません。
母子手帳は公的な「書類」ではなく、あくまでもお母さんと赤ちゃんの健康を記録するための手帳です。
戸籍や住民票のように厳密なルールがあるわけではないので、名前の修正も自分の判断で行えます。
「勝手に直していいの?」と心配になるかもしれませんが、安心してください。
入籍や離婚などで姓が変わった場合に表紙の名前を訂正することは、ごく一般的なことです。
私自身も入籍前に母子手帳をもらい旧姓のままだったのですが、役所の窓口で「入籍後にご自身で書き直して大丈夫ですよ」と言われて安心した経験があります。
ただし一点だけ注意があります。
母子手帳の中身、たとえば妊婦健診の記録欄などに旧姓で記載されている箇所は、病院や自治体が記入した部分なので自分では書き換えない方が無難です。
あくまで「表紙の保護者氏名欄」を訂正する、と考えておきましょう。
旧姓のまま放置するとどんな困りごとがある?
「別にそのままでもいいかな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、旧姓のままでも母子手帳が使えなくなることはありません。
ただ、いくつか地味に困る場面が出てきます。
病院の受付で名前が一致しない
妊婦健診や赤ちゃんの予防接種で母子手帳を出すとき、保険証の名前と母子手帳の名前が違っていると、受付で確認を求められることがあります。
毎回「入籍前にもらったので旧姓なんです」と説明するのは、意外と面倒ですよね。
実際に私は健診で毎回「お名前が違いますが…」と聞かれて、正直ちょっとストレスでした。
3回目くらいでようやく「早く直そう」と決心しました。
子どもが大きくなったときに気になることも
小学校によっては、授業の一環で「自分の母子手帳を見てみよう」という学習があります。
そのとき、表紙のお母さんの苗字が今と違っていると、お子さんが戸惑ったり、お友達から質問されたりする可能性もゼロではありません。
もちろん家庭の事情はさまざまですから、旧姓が残っていること自体が悪いわけではありません。
ただ、「気になるなら早めに直しておくと安心」というのが多くの先輩ママの声です。
母子手帳の表紙の旧姓を訂正する3つの方法
ここからは、具体的な訂正方法を3つご紹介します。
それぞれにメリットと注意点がありますので、ご自身の状況に合った方法を選んでみてくださいね。
方法① 二重線で消して書き直す
もっともシンプルな方法が、旧姓の部分に二重線を引いて、その横や上に新しい姓を書く方法です。
公的書類の訂正で使われるおなじみの方法なので、見た目の「きちんと感」もありますし、手間もほとんどかかりません。
定規を使ってまっすぐ線を引くと、より丁寧な印象になります。
ただし、デメリットとしては旧姓が見えたまま残ってしまう点があります。
「旧姓を見られたくない」という方には、次の方法がおすすめです。
私は最初この方法で直しましたが、二重線の上から新姓を書いたらちょっと窮屈になってしまいました。
なので、書くスペースに余裕があるか、先に確認しておくのがポイントです。
方法② テプラや名前シールを貼る
テプラ(ラベルライター)で新しい名前を印刷して、旧姓の上から貼り付ける方法です。
名前シールとして市販のラベルシールに手書きしても構いません。
この方法のメリットは、旧姓をきれいに隠せて、仕上がりも美しいところです。
活字で印刷されるので読みやすく、見た目もスッキリします。
注意点としては、シールが剥がれないようにしっかり貼ることが大切です。
母子手帳は何年も使うものですから、端をしっかり押さえておきましょう。
また、他の記入欄にかからないサイズにすることもポイントです。
保育所や病院でもテプラでの名前シールは問題ないとされているので、安心して使えますよ。
方法③ 修正テープ+手書きで訂正する
修正テープで旧姓の部分を消してから、その上に新しい姓を手書きする方法です。
二重線よりも旧姓が目立たなくなるのがメリットです。
ただし、修正テープの上からボールペンで書くと、インクが乗りにくかったり滲んだりすることがあります。
修正テープが完全に乾いてから、油性ペンで丁寧に書くのがコツです。
ゲルインクのボールペンは滲みやすいので避けた方が無難です。
細めの油性ペンや、ネームペンだときれいに仕上がりますよ。
訂正するときにやってはいけない3つのNG行動
訂正方法がわかったところで、やりがちだけれど避けた方がいいことも押さえておきましょう。
NG① 病院や自治体が記入した欄まで書き換えてしまう
表紙の保護者氏名欄は自分で訂正して問題ありませんが、母子手帳の中のページで医師や保健師が記入した部分は、勝手に書き換えないようにしましょう。
健診結果や予防接種の記録が含まれる部分は医療情報ですので、変更が必要な場合は病院や自治体に相談してください。
NG② 表紙全体を覆うような大きなシールを貼る
名前シールを貼ること自体は問題ありませんが、表紙全体を覆ってしまうような大きなシールは避けましょう。
母子手帳には自治体名や管理番号が印刷されていることもあり、それらが隠れてしまうと確認が必要な場面で困ることがあります。
NG③ 「書き間違えた」と偽って安易に再発行を求める
母子手帳の再発行は可能ですが、名前の訂正だけを理由にした再発行は、あまり推奨されていません。
すでに妊婦健診の記録が書き込まれている場合、再発行した母子手帳にその記録を転記してもらう必要があり、病院によっては転記に費用がかかったり、対応してもらえないこともあるためです。
まだ何も記入されていない状態であれば再発行のハードルは低いですが、記録が増えてからの再発行はデメリットが大きいので、上記3つの方法で訂正する方が現実的です。
知人が再発行を希望して窓口に行ったところ、「紛失でなければ再発行は難しい」って言われたそうです。
自治体によって対応が異なるので、どうしても再発行したい場合は事前に電話で確認するのがおすすめです。
そもそも旧姓で記入されるのを防ぐには
これから母子手帳をもらう予定の方、あるいは二人目以降の妊娠で「今度こそ失敗したくない」という方のために、旧姓で記入されること自体を防ぐ方法もお伝えしておきますね。
窓口で「入籍予定がある」と伝える
母子手帳を受け取るとき、妊娠届出書を提出します。
このとき、窓口で「近々入籍する予定で姓が変わります」と一言伝えるだけで、配慮してもらえることが多いです。
具体的には、名前の欄を鉛筆で仮書きにしてくれたり、氏名欄を空欄のまま渡してくれたりと、自治体によって対応はさまざまです。
二人目の妊娠のときは、先に「入籍予定です」と伝えたら、窓口の方が鉛筆で薄く書いてくれました。
あとから消しゴムで消して新姓を書けたので、とてもスムーズに対応できて助かりました。
入籍後に母子手帳をもらいに行く
スケジュール的に可能であれば、入籍してから母子手帳を受け取りに行くのがもっとも確実です。
ただし、妊婦健診の時期との兼ね合いもありますので、無理のない範囲で検討してみてくださいね。
妊娠届出書の提出が遅れると、妊婦健診の補助券の発行も遅れてしまいます。
健診のスケジュールを最優先にしたうえで、入籍時期と調整するのが賢い進め方です。
母子手帳の表紙の旧姓訂正は難しくない
ここまでの内容をまとめると、ポイントは次のとおりです。
- 母子手帳の表紙の名前は自分で訂正してOK
- 訂正方法は「二重線」「テプラ・名前シール」「修正テープ+手書き」の3つ
- 中身の医療記録部分は自分で書き換えない
- 旧姓のままだと病院受付で毎回説明が必要になることも
- これからもらう方は窓口で入籍予定を伝えると安心
母子手帳は、お母さんと赤ちゃんの大切な成長の記録です。
表紙の名前ひとつで「ああ、直さなきゃ…」とモヤモヤし続けるのはもったいないですよね。
訂正自体はほんの数分で終わる作業です。
テプラがあるならテプラで、なければ二重線か修正テープで、今日にでもサッと直してしまいましょう。
きれいに整った母子手帳を開くたびに、きっと気持ちもスッキリするはずです。
お子さんが将来この母子手帳を手に取る日が来るかもしれません。
そのときに「お母さん、ちゃんと記録してくれてたんだな」と思ってもらえるような、愛情のこもった一冊にしてあげてくださいね。
読み終わったあとに、全体の確認ポイントに戻りたい方は、こちらの案内ページも参考になりますよ。
⇒母子手帳の表紙を書き間違えた…消す?隠す?きれいに整える方法