親戚への年賀状は何年ぶりでも大丈夫?久しぶりに送る5つの例文

何年も連絡を取っていなかった親戚に、久しぶりに年賀状を送りたい。

そう思ったとき、いざペンを持つと手が止まってしまうこと、ありませんか。

「こんなに間が空いたのに、今さら送って変じゃないかな」「久しぶりですってひと言、入れるべき?それとも触れないほうがいい?」と、書き出しの一行から迷ってしまうんですよね。

しかも結婚や出産、引っ越しなど、伝えたい近況があるとなおさら。

自慢っぽくならないか、長くなりすぎないかも気になります。

この記事では、ブランクのある親戚への年賀状を、状況別の例文つきで安心して書けるようにご紹介します。

読み終わるころには、「これなら出せそう」と思えるはずです。

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久しぶりの年賀状は何年ぶりでも気持ちよく送って大丈夫

何年ぶりであっても、久しぶりの年賀状は気持ちよく送って大丈夫です。

「今さら送ったら変に思われるかも」と心配になる気持ち、よく分かります。

でも、年に一度のあいさつである年賀状は、ブランクがあっても受け取った相手が嫌な気持ちになりにくい、やわらかいきっかけなんです。

しかも親戚というのは、普段なかなか連絡を取り合わないからこそ、年賀状一枚が貴重なつながりになります。

久しぶりに届いた一枚を「迷惑だな」と感じる人は、そう多くありません。

むしろ「元気にしてたんだ」とほっとしてもらえることのほうが多いものです。

大切なのは、ブランクをなかったことにせず、かといって深く謝りすぎず、さらっとひと言触れること。

そのうえで近況を控えめに添えれば、それでもう十分に気持ちは伝わります。

焦らなくて大丈夫。

書き方のコツさえつかめば、迷っていた時間がうそみたいにすっと書けますよ。

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ブランクがあっても年賀状を送っていい理由

「何年ぶりでも大丈夫」と言われても、やっぱり不安は残りますよね。

ここでは、なぜ久しぶりの年賀状を気にしすぎなくていいのか、その理由を整理してお伝えします。

年賀状はもともとブランクを受け止めてくれるあいさつ

年賀状は、毎日連絡を取り合う相手だけに送るものではありません。

むしろ「年に一度だけのやり取り」という関係のほうが一般的です。

一年会っていなくても年賀状だけは続く、という間柄はめずらしくありません。

つまり年賀状は、もともと「間が空いていること」を前提にしたあいさつなんです。

だから何年かぶりに送っても、形式としては何もおかしくありません。

ブランクがあること自体は、マナー違反でも失礼でもないんです。(むしろ気にしているのは自分だけ、ということも多いんですよね)

親戚にとって年賀状は近況を知れる貴重な手段

親戚づきあいは、友人関係とは少し違います。

普段から頻繁に会ったり連絡したりする間柄は限られていて、冠婚葬祭のときくらいしか顔を合わせない、ということも多いはず。

だからこそ、年賀状で届く近況は相手にとって貴重な情報です。

あなたが元気にしているか、家族はどうしているか。

普段知るすべがないからこそ、一枚のはがきが「そうだったんだ」と知るきっかけになります。

久しぶりの年賀状は、相手にとっても歓迎されやすいものなんです。

久しぶりだからこそ丁寧さと温かさのバランスが伝わる

久しぶりの相手に送るとき、つい身構えて「きちんとした文章を書かなきゃ」と思ってしまいます。

でも、上手に書くことよりも大事なのは、気持ちがこもっているかどうか。

肩に力の入ったかしこまった文章よりも、「また会いたいな」「元気かな」という素直な気持ちを乗せた一文のほうが、相手の心に残ります。

久しぶりだからこそ、丁寧さに少しの温かさを添える。

そのバランスが伝われば、ブランクはまったく気になりません。

私も数年ぶりに、しばらく会っていなかった叔母に年賀状を出したことがあります。

投函するまでは「今さら変に思われないかな」とそわそわしていたのですが、年明けに「元気そうで安心したよ」と短い返信が届いて、拍子抜けするくらいあっさり受け入れてもらえました。

あんなに悩んでいたのは何だったんだろう、と思ったほどです。

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状況別に使える久しぶりの年賀状の例文5つ

ここからは、そのまま使える例文を状況別にご紹介します。

久しぶりの年賀状は「ブランクへのひと言+近況+これからのお願い」の3つを組み合わせると、自然でバランスのいい文面になります。

ご自身の状況に近いものを選んで、名前や中身を少し入れ替えるだけで使えますよ。

なお、これらは年賀状の賀詞(「あけましておめでとうございます」など)に続けて添える文面としてお使いください。

結婚を報告したいときの例文

結婚という大きな節目を、久しぶりの相手に伝えるとき。

うれしい報告ほど、自慢っぽく見えないかが気になりますよね。

事実を控えめに伝え、相手への感謝やお願いを添えるとやわらかくまとまります。

例文
ご無沙汰しております

お変わりなくお過ごしでしょうか

昨年〇月に結婚し新たな一年を迎えました

まだ慣れないことばかりですが二人で力を合わせていきたいと思います

本年もどうぞよろしくお願いいたします

報告は一文でさらっと。

あとは「これからよろしく」と結ぶと、押しつけがましくなりません。

出産や子どもの成長を伝えたいときの例文

子どもが生まれた、大きくなった、という報告も久しぶりの年賀状で伝えたい内容の定番です。

ただ、子どもの話は夢中になると長くなりがち。

ひと家族分の近況として、コンパクトにまとめましょう。

例文
ご無沙汰しておりますが 皆様お元気でお過ごしでしょうか

おかげさまで昨年〇月に長女が生まれにぎやかな毎日を送っています

落ち着きましたらぜひ顔を見せに伺いたいと思っています

今年もよろしくお願いいたします

「いつか会いたい」という気持ちを添えると、ただの報告で終わらず、これからのつながりを感じさせる文面になります。

引っ越しや転職など暮らしの変化を伝えたいときの例文

引っ越しや転職は、相手に新しい住所や状況を知らせる実用的な意味もある報告です。

変化をネガティブに書かず、前向きなトーンでまとめるのがポイントです。

例文
長らくご無沙汰しております

昨年〇月に〇〇へ引っ越し新しい暮らしにもようやく慣れてきました

近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください

寒い日が続きますのでどうぞご自愛ください

「近くに来たら寄ってください」のひと言は、久しぶりの相手との距離をやわらかく縮めてくれます。

喪中明けに年賀状を再開したいときの例文

喪中で年賀状を控えていた期間が明けて、再開するとき。

ブランクの理由がはっきりしているので、そのことに軽く触れると自然です。

例文
ご無沙汰しておりますがいかがお過ごしでしょうか

昨年は年始のごあいさつを控えておりましたが本年より改めてお便りさせていただきます

皆様のご健康を心よりお祈りしております

本年もよろしくお願いいたします

喪中明けの場合、相手も事情を分かっていることが多いので、長い説明は不要です。

さらりと一文で十分伝わります。

特に大きな変化はないけれど再開したいときの例文

報告するような出来事は特にないけれど、なんとなく途切れていた年賀状をまた送りたい。

そんなときは、無理に近況を作らず、相手を気づかう言葉を中心にすれば大丈夫です。

例文
ご無沙汰しております

お変わりなくお過ごしでしょうか

こちらは家族そろって元気に過ごしています

なかなかお会いできませんが皆様のご健康とご多幸をお祈りしております

本年もよろしくお願いいたします

特別な報告がなくても、「元気にしています」「あなたの健康を願っています」が伝われば、年賀状としては十分なんです。

久しぶりの年賀状で避けたいNG表現

例文と合わせて、やってしまいがちな失敗も知っておくと安心です。

久しぶりの相手だからこそ、気をつけたい点があります。

まず、ブランクを深く謝りすぎないこと。

「長い間ごぶさたして本当に申し訳ありません」と重く書くと、相手も気をつかってしまいます。

「ご無沙汰しております」程度の軽いひと言で十分です。

次に、相手の事情に踏み込みすぎないこと。

最後に会ったときの相手の状況がよく分からないまま、結婚や仕事の話題を投げかけると、相手を困らせてしまうことがあります。

独身の親戚に結婚や出産をうながすような言葉は避けましょう。

そして、近況を相手と比べる書き方もNGです。

「うちは順調です」のような表現は、受け取り方によっては角が立ちます。

あくまで自分たちの話としてさらっと書きましょう。

最後に、ネガティブな内容は控えること。

年賀状はおめでたいあいさつなので、つらい出来事や暗い話題は書かないほうが、相手も明るい気持ちで受け取れます。(近況がパッとしない年でも、そこは無理に明るく、です)

知っておくと安心な年賀状の基本マナー

久しぶりだと、基本のマナーもうろ覚えになっているかもしれません。

最低限おさえておきたい点をまとめます。

  • 句読点(。や、)は使わず、スペースや改行で区切る
  • 「去る」など縁起が悪いとされる言葉は「昨年」「旧年中」に言い換える
  • 賀詞は一枚に一つだけ(「新年あけましておめでとう」は重複なので避ける)
  • 年長の親戚には「謹賀新年」など四文字の賀詞を使うと丁寧
  • 手書きのひと言は鉛筆を避け、筆ペンや太めのペンで書く
投函の時期も気にしておきたいところ。

元旦に届けるには12月25日までの投函が目安です。

松の内(一般的に1月7日、地域によっては1月15日)を過ぎてしまいそうなときは、年賀状ではなく寒中見舞いとして出すのがマナーとされています。

久しぶりの親戚への年賀状で迷ったときのまとめ

何年も連絡していなかった親戚への年賀状は、何年ぶりであっても気持ちよく送って大丈夫です。

年賀状はもともとブランクを受け止めてくれるあいさつですし、親戚にとっては近況を知れる貴重な一枚。

久しぶりに届いて困る人は、そう多くありません。

書き方のコツは、ブランクに「ご無沙汰しております」と軽く触れ、近況を一文で控えめに添え、これからへのお願いで結ぶこと。

結婚も出産も引っ越しも、報告はさらっと一文にまとめれば自慢っぽくなりません。

深く謝りすぎない、相手の事情に踏み込みすぎない、近況を比べない。

この3つを避けるだけで、失礼のない文面になります。

久しぶりの年賀状は、途切れていたつながりをそっと結び直す小さなきっかけです。

一枚出してみたら、思いがけずあたたかい返事が届くかもしれません。

あんなに迷っていたのが不思議に思えるくらい、すんなり受け取ってもらえることも多いものです。

今年は、気になっていたあの人に一枚、書いてみるのもいいかもしれませんね。