はじめて出産される方で里帰り出産される方は多いのではないでしょうか?
里帰り出産とは、産前に実家に帰り近くの病院で出産し、退院後は実家で親のサポートを受けることをいいます。
出産前は実家でゆっくりくつろぐ事もできますし、出産後は育児に専念できます。
出産後は全く想像のつかない育児が待っていますから、親の手助けがあるととても心強いですよね。
育児で寝不足になっても休めるときは何もせず休むことができます。
ご飯の支度や献立も考えなくてもいいのです。
私は長男の時だけ産後から実家にお世話になりましたが、食事面や洗濯など母が助けてくれたのでとてもありがたかったです。
しかし育児だけに専念できる環境はとても恵まれているのに、正直ストレスも感じていました。
親の助けはとてもありがたいのにイライラする。
この気持ちを親にぶつけられるわけでもなく、一人涙していたこともありました。
今思い返すと本当に自分はトゲトゲしていたなと思います。
では、なぜ里帰り出産はとても恵まれているのにストレスになるのでしょうか?
今回はそのストレスの原因について、また他のママさん達も同じだったのか経験などもお話したいと思います!
里帰り出産のストレスが限界!実家の居心地が悪くなる理由
実家の居心地が悪くなる理由は様々あります。
どの様な理由があるのか見ていきましょう。
実家の居心地が悪くなる理由~自分の家との違いでペースが上手くつかめない~
いくら実家でも独り立ちして年月が経つと別な場所に感じることもあります。
使っている家電や日用品も違いますし、親の生活パターンも違いますよね。
一度お正月休みをすべて実家で過ごしたことがあったのですが、
「ここはもう私が住むところではないな……」
と、ふと思った事があります。
それ程自分の家以外での生活はペース配分が変わってくるということです。
実家の居心地が悪くなる理由~食事の内容~
産前産後はバランスの良い食事が大切です。
親に食事の準備をしてもらうのはとてもありがたいのですが、野菜が少ないことや揚げ物が多いとストレスになってきます。
母親の味で育ってきたとしても生活を別にすると味付けも変わってくるものです。
実家の居心地が悪くなる理由~親の赤ちゃんを迎える準備ができていない~
親と自分の赤ちゃんを迎える準備の差があると少し残念な気持ちになります。
赤ちゃんの使うものや身につけるものは清潔でありたい、親はそう思います。
赤ちゃんをお世話するのは母親の自分だということはよくわかっています。
実家にはお世話になる身なので赤ちゃん用のものは準備するべきだとも思っていました。
しかし、洗濯槽の除菌や赤ちゃん用の洗剤・スポンジが無いことが、ホルモンバランスの乱れている私には悲しくストレスでした。
実家の居心地が悪くなる理由~思ったほど親を頼れなかった~
高齢出産も増えてきていますが、そうなると頼る親も年配者になることもあります。
そうすると全ておまかせ!
とはいかなくなることもありますよね。
逆に気を遣って疲れてしまうこともあります。
実家の居心地が悪くなる理由~育児に対して口出しされる~
産後のママさんにとって、これが一番ストレスに感じるのではないでしょうか?
おじいちゃんおばあちゃん向けとして育児冊子があるのを見たことがあるくらいですから、今と昔の育児はかなり違います。
産後のホルモンバランスの変化でいわゆる“ガルガル期”になっているママさんもいます。
親からのアドバイスは自分を否定されている気がして素直に聞けないことが多々ありました。
今の育児は○○なのだよと、教えるのでされ億劫だった記憶があります……
自分も昔の育児方法で育てられてきて無事に生きているわけですが、なかなか受け入れられない育児アドバイスは今でもあります。
実家の居心地が悪くなる理由~生活の音がうるさすぎる~
慣れない育児ですと、泣いた赤ちゃんを寝かしつけ布団に置くのも一苦労です。
やっと寝たところで大きな声や音……
赤ちゃんも自分も休めないですよね。
私は親のテレビの音が本当に嫌でした。
赤ちゃんと私が生活する部屋はリビングのすぐ隣でした。
高齢なのもありますが、アクション映画を見る時スピーカーを使い大迫力で見る父親……
赤ちゃんは寝ていて生活リズムを大切にしたい私には苦痛でした。
やはりお世話になっている身分……という感覚がなかなか抜けず親に音を小さくするようにも言えませんでした。
産後のストレスは寝不足やホルモンバランスの変化によって起こりうる
たとえ実家でも自分の親でも居心地が悪くなる理由は沢山あります。
産後の寝不足・ホルモンバランスの変化でいつもは気にしなかったことも気になったりするのです。
あなただけではありません。
では、先輩ママたちはどうだったのでしょうか?
見ていきましょう!
里帰り出産の途中で帰るのは私だけ!?先輩ママたちはどうだった?
先輩ママたちによりますと、里帰り出産の途中で帰る方もいらっしゃいました。
実際に途中で帰らなくても悩んでいる方はたくさんいます。
やはり前章でお話した内容で限界になり、妊婦にストレスは大敵ということで帰っているようです。
私も出産後は実家で過ごしストレスを感じました。
早めに帰ろうかとも思っていましたが、親との関係が悪くなるのではないかと心配になり耐えていました。
しかし、耐えることで親との関係が悪化する場合もあります。
話し合いが可能であれば自分はどうしたいか、親に伝えてみるのもいいでしょう。
そこでどうしても解決しないようであれば里帰り出産の途中で帰るのもありです。
途中で帰る際は、出産予定の病院へ連絡・帰った後出産する病院への連絡を忘れずにしておきましょう。
里帰り出産のストレスで帰りたい!のまとめ
確かに里帰り出産できるということは恵まれています。
しかし親子であっても一緒に生活するとなると違いがあり、ストレスになります。
産前産後はホルモンのせいで余計に感情も乱れやすくなります。
里帰り出産の途中で帰る方もいらっしゃいますし、いま里帰り出産中でストレスの方は帰ることも選択できます。
ご自分の身体を第一に考えてストレスフルで生活されないようにしてくださいね。
そして、そんな産前産後の中でも、産後は無理をしてはいけないということを耳にします。
「産後の無理は一生祟る」なんてこと、聞いたことありませんか?
でも、実際に産後の無理っていっても、
「しなきゃいけないことは、たくさんあるし」
「無理といっても、何もしないわけにはいかないし」
「どれくらいまでなら大丈夫なんだろう?」
と、疑問に思うことだらけですよね。
そんな「産後の無理」についてのことを
「産後の無理は一生祟るは本当!?無理なく過ごすには何に気を付ければいい?」
に詳しくまとめています。
ママの体にとってとっても大切な「産後」には、どんな無理をしたらいけないのか?無理をしたらどうなるのか?
参考にして、産後の大切な時期を過ごされてくださいね。