イヤイヤ期が原因?保育園に行かないときの正しい対応は?

2~3歳のお子さんを持つお母さんにとって悩みなのが、子供の「イヤイヤ」ですよね。

特にお仕事しているお母さん、お子さんを保育園に送って行かなければならないのに…。

朝からいつのもごとく「イヤイヤ!」とされると、イライラしてしまいつい強く叱ってしまったり、しまいには遅刻してしまうなんてこともあるのではないでしょうか?

ではイヤイヤ期とはなぜ起こるのでしょう?

その時期で保育園に行きたがらない場合の対応の仕方はあるのでしょうか?

イヤイヤ期の子供をなんとか保育園に!朝イライラせずに対応するポイントは?

保育園に行っていない子ですら「イヤイヤ」と家の中でされるとかなり親としては疲れますよね。

その時期に重なって保育園に通うことで、嫌がって「行きたくない!」と言って拒否されると忙しい朝は特にイライラしてしまいます。

だってとにかく何をするにも「イヤイヤ」とされては全然子供も自分の支度も進みませんもんね。

そんな忙しさとイライラから、余裕を持って正しく子供を叱れないなんて時もありますよね。

どうにかイライラせず「イヤイヤ」する子供に、上手に対応するポイントはあるのでしょうか?

忙しい朝の時はどう対応する?

これに関しては、どうにかこうにかやっていくしかないのかな?と思います。

私が忙しい時に子供がグズグズしてしまった時に、対処しているコツをご紹介します。

★とにかく深呼吸
子供にどう対応するかより、自分の余裕がなくなってしまっていると口調が強くなってしまったり、「早く!」と急かしてしまったりしてしまいます。

しまいにはイライラがピークに達してしまい、あまりにいうことを聞かない子供のお尻をペチンとしてしまうこともありました。

なので、まずは自分の気持ちを落ち着かせるためにも、

  • 子供が「イヤイヤ」したら深呼吸
  • 自分がイライラしたら深呼吸
  • 「落ち着け」と自分に言い聞かせてもok
これらを試してみてくださいね。

★「早くして!」と急かさない
朝などの忙しい時は特になかなか準備が進まない子供に対して「早く」と急かしてしまいがちです。

これが逆効果だったりします。

急かされると、子供も機嫌を損ねてしまいやる気をなくしてしまったりします。

それにまだ2~3歳の子に「早く!」と言っても、どのくらいのスピードでやればいいのかわからないので混乱させてしまいます。

「早く」という言葉で急かすのではなく、スムーズにやってもらえるように工夫してみましょう。

★歌を歌って楽しくする
お着替えの時にいつもやっているのが、いつも観てる子供番組で覚えた子供も歌える「お着替えの歌」を一緒に歌うことです。

自分も一緒に歌って、お着替え頑張ってくれます。

★効果音で楽しく
わたしの家ではご飯の時エプロンを外す際に「エプロンシュー!」と言って外すようにしています。

靴をはめる時に「くっくガッシャーン」と言ってみたりして、明るい雰囲気作りを意識しています。

子供も少し泣いてても、笑いながら一緒に言ってくれる時もあります。

自分も明るく言っていると、割と心にゆとりができます。

とはいえ、毎回うまくいくわけでもないですし、そんなこと言ってらいられないレベルで嫌がることもありますよね。

単に「イヤイヤ期」だからではなく、何かしらの理由があって保育園に行きたくないという場合もあります。

保育園に行きたくない理由とは?

では次に、子供が保育園に行きたくないというときって、どんなケースがあるのでしょうか?

★休み明けだからイヤがるケース
休日はパパやママと一緒に過ごせた分。

保育園に行きママと離れてしまうのが「寂しい」「離れたくない」という理由で泣いてしまうケースです。

★プールに入りたくない
急に行かなくなることのケースの他に夏だけ嫌がるようなら、「プールに入りたくない」という理由の子が多いです。

★普段と違う状況のときに嫌がるケース
例えば、いつもはママが送るのに、パパや他の人が送ってあげる時に嫌がってしまうということもあります。

保育園にいる時間が前よりも長くなった時や、週に数回だったのが毎日に変わったとか、そういった変化でも嫌がっていることはあります。

★行きはギャン泣きなのに帰りは逆
保育園に行こうとする時は嫌がって泣くのに、帰りは逆に帰りたくなくて泣いてしまうようなケースです。

この場合、ママとバイバイした後は、すぐにケロッとしていることがほとんどです。

私も子供の頃そうだったのですが、実際にママがいなくなって保育園での環境に入ってしまうと、何かをやったりお友達がいて楽しくなっちゃったりするんですよね。

なので「帰りはむしろもっと居たい!」と思う事もありました。

とはいえ、私も行きたくないと駄々をこねていた1人です。

このように、単に「イヤイヤ期」が原因なのではなく、子供にしかわからない“行きたくない理由”が何かしらあるという事もあります。

なので朝対応するだけでは限界がありますね…

普段からそのほかの場面で工夫していく必要があります。

その他の場面での対応はどうすればいい?

登園・保育園内の際
■しばらく歩いて登園してみる
保育園までの距離がそんなに遠くない場合に限ってしまいますが…
  • 歩きながら色々な景色や、道端のものなんかに気を紛らしてあげたり
  • ママと一緒に歩いている時間で気持ちをほぐしてあげたり
保育園の事とは関係ない話題をなるべくふってあげます。

園に着く頃には、少し子供の気持ちが落ち着いているかもしれません。

■日曜日の夕方から声がけしておく
日曜日の夕方の時点で「明日は保育園に行くよ」と声がけをしているというママさんもいらっしゃいました。

うちの子供たちにも、事前に伝えておくという事はよくやりますが、2歳の上の子は割と理解してくれていたりします。

■プールが嫌な場合は、ママが一緒に入ってあげる
ママが一緒に入ってあげたことで、プールや行きたくない!を克服できた子もいます。

■嫌なことを無理に押し付けない言葉がけ
例えばプールを嫌がっている場合は「無理に入らなくてもいいんだよ」だったり「水着だけ先生に自慢してみよう」など。
なるべく、子供の気持ちがほぐれるような言葉をかけてあげるといいです。

■園に着いたら嫌がって泣いてしまうケース
これ私がそうでした。
いざ着くと離れるのが嫌で行きたくなくて泣いていました。

そんな時に母は「今日は◯時にお迎えに行くからあっという間だよ」とよく言ってくれました。

確かに行ってしまえばあっという間に時間はたつけど、嫌なものは嫌なんですよね。

私自身、母の作戦にひっかかっていたんだなと今思えばの出来事があります。
一時期保育園に行きたくない時期があり、よくお昼で迎えに来てもらっていた事がありした。

でも、ある日「鞄を外に出していけば迎えに行く」と言われ渋々保育園に行ったのです。

お昼に鞄を出しておこうとしたら、先生に「ママが来たら鞄を外に出そう」と説得されました。

その日は夕方まで母は来ませんでしたが、当時の私は「鞄を外に出さなかったからだ」と単純に思っていました。
でも恐らく母と先生の作戦だったのでしょう。

■お別れをする時はささっと
いつまでもなく我が子から離れずにいると、子供も余計に離れたくなくなってしまいます。

更に「このまま一緒に帰れるかも?」という期待を抱かせてしまいます。

どんなに子供が泣いていても、ササっと行ってしまう方が子供も諦めます。

登園や保育園内以外での対応
■子供の話をたくさん聞いてあげる
園に関する事もそうですが子供の話により耳を傾ける事で、なぜ行きたくないのかなどの理由がわかったりします。

■頑張ってあげたことをとにかく褒める
「頑張っていけたね」や、保育園でできたことなどをたくさん褒めてあげましょう。

そうやって認めてもらえると、子供は「次も頑張ろう」と思えるようになります。

■保育園は楽しいところと伝える
「保育園はとっても楽しいところだよ」ということを伝えてあげましょう。

「お友達とたくさん遊べるしいろんなことができるよ」などと話して、嫌な場所ではないということを伝え続けてあげましょう。

■お家でも保育園ごっこ
家の中で実際に保育園ごっこをして遊んだり、楽しいという認識にしてあげる作戦もアリです。


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この子供のイヤイヤ期はいつまで続く?ピークはいつ頃なの?

そもそも「イヤイヤ期」って何かご存知ですか?

イヤイヤ期って何?

イヤイヤ期は、必ず2歳や3歳というわけではありません。

この時期になると、より自我が芽生えたり言葉を覚えたり、自己主張が強くなります。

すると「自分でやりたい!」という欲や好奇心もより強くなるんです。

なので、一概に2歳から始まるというわけではなく、私の子供の場合1歳過ぎたら「イヤ」とは言わなくても、拒否したり嫌がったりすることはありました。

元々自己主張の激しいうちの娘は、言葉の発達も早く2歳現在も「イヤだ」とはっきり主張します。

イヤイヤ期とは、「イヤだ!」という自己主張・意思表現がしっかりとできるようになったという成長の第一歩でもあるんです。

イヤイヤ期のピークはいつ?

イヤイヤ期に関するあるサイトの調査結果をみたところ、2人に1人が1歳半からイヤイヤが始まっているという結果でした。

そして2歳に入ると、7割以上の子供がイヤイヤ期のピークを迎えるという結果も。

やはり2歳になる時期が、それ以前よりも成長の面に関して大きく変化があるのでしょう。

イヤイヤ期っていつ頃まで続く?

この先もずっと続くんじゃないか…なんて悩まされますよね。

でも、自分でまだうまく伝えられずに、その怒りや主張を「いや」という形で態度や行動で示しているというのもあるので、いつか和らぐ時がきます。

先ほどの調査結果の中で、“5歳になってもイヤイヤが続いている”という内容もありました。

ですが、この頃にはコミュニケーションもしっかりできるようになり、2歳や3歳の子よりも対応できる方法は多いでしょう。

少なくとも2・3歳のピークよりも落ち着いていることは確かです。
あまり長い目で見過ぎず、これも「成長の段階なんだ」と明るい目で見てあげれるといいかもしれませんね。

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イヤイヤ期に保育園に行かない!のまとめ

イヤイヤ期に保育園に行かない!ということについて見てきましたが、いかがでしたか?

保育園に行きたくない気持ち、私もそうだったのでよくわかります。

ご紹介してきたこともそうですが、子供の気持ちになってあげる事もとても大事だと思います。

朝はどうしても忙しいのでイライラしてしまうのもよくわかります。
なので普段からできることを試してみましょう。

ずっと続くのではないかと思いますが、もちろんずっとは続きませんので大丈夫です。

あんなに保育園拒否していたのに、急に行くようになった子もいます。

今は辛いかもしれませんが、お子さんも頑張って自分の主張をしているのもすごいことです。

この時期をお子さんと一緒に乗り越えていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。