年賀状にユーモアを添えるだけで、いつものあいさつがパッと華やかになり、もらった相手の心にも残りやすくなります。
とくに気心の知れた友達には、ちょっと笑えるような「面白い一言」を添えることで、「あ、この子らしいな」と思ってもらえるきっかけにもなりますよね。
この記事では、仲の良い友達にぴったりなユーモラスな年賀状の一言例を、タイプ別にたっぷり紹介しています。
女子同士で盛り上がれる推し活ネタや、男子向けのイジり系のセリフ、関西風のボケツッコミ、仲良しだからこそ許される軽めのディスりなど、さまざまな場面で使える言葉をまとめました。
さらに、一言を引き立てるアイデアや、やりすぎ注意のNG例もあわせて解説。
2025年の年賀状をちょっと面白く、でもちゃんと心が伝わる一枚にしたい方に向けて、実用的で親しみやすいヒントが満載です!
友達向け年賀状に「面白い一言」がウケる理由
年賀状といえば、かしこまった挨拶が定番ですが、仲のいい友達に送るなら、ちょっとクスッと笑えるような「面白い一言」を添えるとグッと印象に残ります。
お正月のあいさつって、毎年なんとなく形式的になりがちですが、だからこそ少しユーモアのあるひと言が光るんですよね。
最近ではLINEやSNSで新年の挨拶をすませる人も増えてきました。
ですが、そんな中であえて手書きや印刷の年賀状を送り、その中にクスッと笑える言葉を入れると、それだけで「おっ!」と思ってもらえることもあります。
それに、久しぶりのやりとりのきっかけにもなります。
さらに、年賀状における「面白さ」は、堅苦しさをほどよくほぐしてくれる効果もあります。
相手も読むときに肩の力を抜いてくれるので、「今年も楽しい一年になるといいな」と思わせてくれるような、ポジティブな空気感も演出できるんですね。
文字だけで笑えるって意外とインパクト大
イラストや写真がなくても、文章だけで笑いを取れるのが「面白い一言」の魅力です。
むしろ、文字だけだからこそ想像力が働いて、読み手が頭の中で情景を思い浮かべることで、余計に面白く感じられることもあるんです。
「新年早々、笑わせてもらった!」なんて言われたら、送り甲斐もアップしますよね。
特に、普段からふざけ合っている友達に対しては、ツッコミ待ちのようなボケっぽい一言や、自虐を交えたクスっとくるネタが喜ばれる傾向にあります。
笑ってもらえるかどうかのハードルが高そうに思えるかもしれませんが、ちょっとしたセリフでも、「あの子らしいな」と思ってもらえるだけで成功です。
SNS映えやスクショされる時代だからこそネタが重要
今の時代、年賀状の写真をSNSに載せる人も多いですよね。
だからこそ、ちょっとした一言にも「センス」が求められる場面が増えています。
「この年賀状、見て!」と友達が他の人に見せたくなるようなネタや言葉は、自然と拡散されやすくなります。
たとえば、ボケとツッコミがセットになっていたり、ちょっとした言葉遊びやダジャレ、あるいはその人らしい口調で書かれたひと言は、それだけでネタになります。
SNS映えだけを狙う必要はありませんが、スクショされてまた見返されるような一言を目指してみると、おもしろ年賀状として一目置かれるかもしれませんよ。
タイプ別!友達にウケる面白い一言集
仲良し女子同士にぴったりな一言
- 「今年も推し活全力で!まずはお年玉でグッズ買うね」
- 「年賀状書きながら、あなたの顔がチラついた。笑」
- 「今年の初夢、あなたが出てきたんだけど…内容はナイショ」
- 「おせちよりあなたの推しトークが恋しい新年です!」
ちょっとした甘えや冗談まじりのやりとりは、「今年もよろしくね」という気持ちを軽やかに伝えてくれるので、照れずに書けるのもポイントです。
特に、推し活や恋バナ、スイーツ話など共通のネタがある相手には、会話の続きのように一言を添えると自然で楽しい雰囲気になりますよ。
男子ウケ&イジり系の一言例
- 「今年こそは、彼女できるといいな(って書いておけって言われた)」
- 「年始早々ゲーム三昧だろ?そろそろ運動もしてくれ!」
- 「初詣で“彼女できますように”ってお願いしといたから感謝して?」
- 「新年早々、もう寝坊してるって聞いたぞ(笑)」
長年の付き合いがある相手なら、多少のブラックジョークや毒舌も笑いとして受け取ってもらえることが多いので、思い切ってツッコんだ一言を入れてみるのもアリです。
ただし、あくまで相手との信頼関係が前提。
笑いの加減を間違えると空気が凍る可能性もあるので、日頃のノリを思い出して選ぶと安心ですよ。
ボケ&ツッコミが光る関西風のネタ
- 「去年の年賀状、まだ届いてへんで?郵便局で寝てるんちゃう?」
- 「今年は跳ねるウサギみたいに、借金も跳ね返したい(ムリやけど夢はでっかく)」
- 「おみくじ引いたら“笑門来福”って書いてたし、あんたに年賀状出すしかないやろ」
関西弁の独特のリズムや親しみやすさもあって、ユーモアが自然に伝わるのがポイント。
普段から冗談を言い合っている関係なら、ちょっとしたセリフでも「らしさ」が伝わってグッと心をつかめますよ。
軽くディスるけど仲良し感あるセリフ
- 「今年も遅刻癖、直らないんやろ?もう“時をかける常習犯”やな」
- 「今年も“既読スルー王”でよろしくね!LINE送るのこっちだけやけど、気にしてないで?」
- 「そろそろ年賀状に“住所不定友達”って書かなあかん?」
ポイントは、“笑える内容であること”と“相手が不快に思わない距離感であること”。
ツッコミたくなるようなセリフや、本人が自覚しているような特徴を軽くイジるくらいがちょうどよく、むしろ笑って読んでもらえる年賀状になりますよ。
ちょっと変わった年賀状アレンジアイデア
イラストやスタンプで「一言」を引き立てる
手書きのイラストや、ユニークなスタンプを添えると、一言の面白さがより引き立ちます。
たとえば「今年は跳ねる!」という一言にウサギのイラストを添えると、視覚的にも伝わりやすくなりますし、見た瞬間に「あ、かわいい!」と心をつかまれます。
特に、干支にちなんだキャラクターや、相手の趣味に合わせたイラスト(例えばネコ好きな友達にネコの絵を添えるなど)は、ちょっとした気遣いとして喜ばれることも多いです。
スタンプも、最近は手書き風やユニークな表情のものがたくさんあるので、
「笑ってもらいたい」
「ちょっと驚かせたい」
など、メッセージの意図に合ったものを選ぶと、文字との相乗効果でさらに楽しい雰囲気が演出できますよ。
写真付き年賀状で“オチ”を作る方法
友達との写真や、ちょっと変顔した自分の写真を使って「オチ」にするのもアリです。
「こんな顔で新年迎えてごめん!」といった自虐系の一言との相性も抜群ですし、「これで運気下がったらごめん(笑)」といったセリフも添えると、さらに笑いを誘えます。
また、年越しそばをすすっている写真や、布団の中でぬくぬくしている寝正月風ショットを使うと、「リアルな正月感」と「親しみやすさ」が合わさって、ちょっとしたエンタメになります。
わざとピンボケや変な構図の写真を選ぶのも、逆にオチとして効果的だったりしますよ。
シンプルなデザインに面白い一言が光る
あえて装飾を少なくして、「一言」に注目を集めるのもテクニックの一つです。
モノクロの背景に、手書き風フォントでユーモアのある一言を書くだけで、逆におしゃれでウケることもありますよ。
特に、背景が静かな分、言葉そのものの面白さが際立ちやすくなります。
「元旦から笑ってしまった…!」なんて感想をもらえることも。
フォントもユニークな手書き風や、ちょっとレトロなものを選ぶと、ぐっとセンスが良く見えておすすめです。
やってはいけない!友達に送る一言NG例
笑いを狙いすぎて不快にさせるパターン
面白さを狙いすぎて、相手が引いてしまうような内容は避けるのがベターです。
ブラックジョークや下ネタなど、笑える人もいればまったく受け付けない人もいるので、そこは慎重に。
特に年賀状のようなフォーマルさも多少残る場面では、笑いのセンスが行きすぎると「なにこれ…」と違和感を持たれてしまうこともあるんですね。
たとえば「昨年は仕事辞めたけど、今年は運が良くなる気がする(根拠はない)」という程度の自虐ネタなら笑いとして成立しますが。
「今年は人を呪わずに生きたい」といった攻撃的な表現や、「下半身の自由を守る年にします」などの下ネタは、さすがに年賀状にはふさわしくありません。
笑わせたい気持ちは大切ですが、あくまで相手が“楽しい気持ちになるかどうか”を想像しながら言葉を選ぶことが大切ですよ。
個人情報や失礼な内容は控えよう
たとえば恋愛の話題や、過去の失敗を掘り返すようなネタは避けたほうが無難です。
たとえば「今年も元カレの話いっぱい聞かせてね!」なんて書くと、一見親しいやりとりに見えても、相手にとっては触れられたくない話題かもしれません。
また、「去年の〇〇事件、まだ忘れてないよ(笑)」のように、仲が良くても振り返られたくない出来事には要注意です。
ユーモアは大事だけど、相手の気持ちを考えて書くことも忘れずに。
「この一言を読んで、相手が思わず笑顔になるかな?」という視点で選ぶことが、楽しい年賀状を作る一番のポイントです。
面白い一言を添えるときのちょっとしたコツ
相手との関係性を思い出してから書こう
一番大切なのは、その友達との関係性です。
毎年送り合っている仲なのか、それとも何年かぶりに送る年賀状なのかによって、内容のトーンも選ぶ言葉も変わってきますよね。
たとえば、毎年冗談を言い合っているような気心の知れた友達なら、思い切って少しブラックな笑いや毒舌ネタもウケるかもしれません。
ですが、久しぶりに連絡を取る相手には、まずは優しさやさりげない近況を交えた言葉に笑いを添えるくらいのバランスがちょうどいいです。
また、学生時代の友達、職場の同僚、趣味仲間など、付き合い方によっても「受け入れられる笑い」は違います。
仲の良さだけでなく、相手の性格や普段の会話のテンポを思い出しながら、一言に気持ちを込めてみてくださいね。
そうすることで、「この人、私のことちゃんと覚えてくれてるんだ」と相手に伝わりやすくなります。
文字数やフォント選びも印象を左右する
面白い一言があっても、フォントや文字サイズが読みづらかったら、せっかくの工夫が伝わりません。
たとえば、文字が小さすぎたり、明朝体など堅苦しいフォントを使ってしまうと、ユーモアがうまく伝わらないこともあります。
おすすめなのは、手書き風フォントや丸文字系のように、少し柔らかさや遊び心があるフォント。
太めで見やすい文字で書くだけでも印象がガラッと変わります。
また、文字の配置にもこだわって、余白を広めに取ると一言がより引き立ちますよ。
ちょっとしたレイアウトの工夫で、年賀状の雰囲気がグッとよくなります。
恥ずかしい人は裏面や小さめの文字で勝負
どうしてもユーモアのある一言を書くのが気恥ずかしい場合は、裏面の端っこに小さめの文字で書いてみるのもおすすめです。
「読んだ人だけがクスッと笑える」くらいがちょうどいいこともありますし、見る人によっては“隠しメッセージ”みたいな楽しさも生まれます。
また、表面にはシンプルな挨拶を書いて、裏面に「ひとことメモ」としてちょっとだけ面白いことを書くのもアリです。
お互いが照れ屋だったり、あまり大っぴらにふざけられない関係の相手にも、こういう形なら伝えやすくなりますよ。
「バレない程度にふざけたい…!」という方は、あえて鉛筆で書いておくなんていう裏ワザもあります。
まとめ
年賀状に面白い一言を添えるだけで、その一枚がグッと印象に残る存在になります。
何気ない「新年おめでとう」だけではなく、そこにちょっとしたユーモアやクスッと笑えるひと言が加わることで、
「あの人らしいな」
「センスあるな」
と感じてもらえるきっかけにもなります。
特に、毎年同じような定型文で済ませがちな年賀状だからこそ、ほんのひと工夫が相手の記憶に残る要素になるんです。
2025年という新しい一年のスタートに、「なんか元気出た!」「新年早々笑った~!」と思ってもらえるような、ちょっとした笑いを届けてみてはいかがでしょうか?
それがきっかけで、しばらく会えていなかった友達との連絡が再開したり、そこから新しい交流が生まれるかもしれません。
お正月という特別なタイミングを、あなたらしいユーモアで彩って、友達と笑いながら気持ちよく新年を迎えてみてくださいね。