子供が1歳を超えたあたりから、今まで食べていた物を突然受け入れなくなる。
そんな経験はありませんか?
私の息子も離乳食が始まってから、しばらくは何でも好き嫌いなく食べてくれていたのですが、1歳になり保育園に預け初めたころから、突然野菜を拒否するようになりました。
半年経った今は、好き嫌いがますます酷くなり、野菜を見ただけで泣き叫んだり投げ捨てるように。
そのため、毎日の食事の献立に非常に頭を悩ませていました。
同じように、お子さんの好き嫌いで悩んでいるママは多いのではないでしょうか?
そこで今回は、そんなママたちの悩みのタネ、「子供の好き嫌い」についての原因と、どうすれば食べてくれるのかについて紹介したいと思います。
ぜひ参考にされてみてくださいね!
子どもが好き嫌いをする原因とは?1歳児はいろんな食感に敏感!
では、なぜ1歳ごろになると、突然好き嫌いするようになってしまったのでしょう。
理由は「味覚の発達」にあります。
離乳食が始まって1歳になる頃までは、赤ちゃんは味覚が未発達なため、口当たりさえよければ肉でも野菜でも何でも食べる傾向があります。
しかし、1歳を過ぎたあたりから
- 甘い
- 辛い
- しょっぱい
味の違いにも敏感になってくるため、味の違いが区別できるようになり、子供の好き嫌いが始まります。
そして、好き嫌いの中でも特に「野菜」を嫌がる子は多いです。これはなぜでしょうか。
それは人には毒や腐ったものなど、身体に害のある食べ物が持つ
- 酸味
- 苦み
子供は特に、この酸味や苦みを強く感じるようになっているんです。
なんと大人よりも2倍近く味に敏感なため、味が薄目なレタスでさえ苦く感じる子もいるそうです。
そうなると、酸っぱいトマトや苦いピーマンなどを口にすると、反射的に「これ苦手!」と感じる子が多いのも納得ですね。
ちなみにうちの子は、「緑色の野菜=苦い」と連想してしまうためか、緑の食べ物は見ただけで全力拒否!
トマトは甘いケチャップならOKですが、生のトマトは見ようともしません。笑
親からすると悲しいくらい、素晴らしい防衛本能の持ち主です。
また1歳を超えると「自我(じが)」が芽生えてきます。
そうなると、
- 「これが食べたい」
- 「今はこれはいらない」
- 「自分で食べたい」
いずれにせよ、好き嫌いは決して悪いことではなく、子供の成長のひとつと言えます。
私は野菜を拒否する息子を心配し、非常にストレスを感じていましたが「成長した証」なのだと知ってからは、あまり気にしすぎないようになりました^^
食べ物の好き嫌いの原因を知ろう!工夫次第で食べてくれることも!
「食べ物の好き嫌いが子供の成長の証」とは言え、あまりに好き嫌いが激しいと、栄養バランスを考えるとやはり心配ですよね。
でも、どうすれば苦手な食べ物を食べてくれるようになるのでしょう。
一番NGなのは、
- 嫌いなものを無理やり食べさせようと強要したり
- 叱ったり
好き嫌いの原因が原始反射であれば、まずは警戒心を解いてあげることが大事です。
そこで叱ったり、食べることを強要してしまっては、子供はトラウマを抱え「大人になってもトラウマのせいで野菜が食べられない…」ということにもなりかねません。
そこで、次の様なやり方が効果的です。
- ママやパパが目の前で美味しそうに食べることで、警戒心を減らしていく。
- 一口食べたら沢山ほめてあげることで、成功体験を植え付ける。
- 野菜をみじん切りにして形を変え、ひき肉に混ぜたり、ケチャップなどで味付けをして苦みや酸味を感じにくくする。
そうすることで、息子は警戒せず食べてくれています。
時々野菜が入っていると気づいたら、吐き出したりもしますが。笑
また自我が芽生え、自分で食べたい欲求が強くなってくる時期でもあるため、なるべく親は手を出さず、多少周囲が汚れても自分で手づかみやスプーンやフォークを渡して食べさせるようにしています。
すると、自然と食べてくれたりもしますよ。
1歳児は食べ物の好き嫌いが増える!のまとめ
子供の好き嫌いは、ほとんどのママが直面する悩みだと思います。
あまり
- 自分のやり方が悪いから?
- 自分の子供がわがままだからなの?
ママが、あまり神経質になってがんばりすぎないことも大事です。
多少栄養は偏っても、好きなものを楽しそうに食べてくれればそれだけで合格です。
食事の時間が楽しく過ごせるように心がけていれば、いずれ子供は自然と色んな物を食べてくれるようになります。
子育ては本当に悩みだらけですが、同じような仲間は沢山いますので、一人で抱え込まず、一緒に乗り越えていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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