妊娠をして、赤ちゃんが産まれると、「児童手当」を受け取る事ができるようになります。
3か月に一回振り込まれるのですが、子育て家庭にとってはありがたい収入となります。
この児童手当ですが、少し前は「子ども手当」と呼ばれていました。
でもこの二つは、いったい何がちがうのでしょうか?
そんな疑問をわかりやすくまとめてみました!
児童手当と子ども手当は時代が違う!制度の違いを比較してみた
でもそんな「児童手当」と「子ども手当」、今はどちらの名前で呼ばれているかご存じですか?
現在支給されているのは、児童手当になります。
子ども手当ってなに?
子ども手当とは、2010年に当時の民主党がマニフェストに掲げた政策の一つです。
政権交代の選挙の時に、「子ども手当を支給します!」と言っていたのは、私も良く覚えています。
それまでの児童手当とは違い、支給対象が0歳から中学校卒業までと拡大されました。
また、金額も、月額26000円と大幅な引き上げになる予定でしたが、東日本大震災などの影響もあり、満額支給されることはありませんでした。
毎月26000円もらえてたら、かなりの臨時収入になりますよね!
児童手当ってなに?
児童手当とは、1972年に初めて制度化して支給され始まました。
当時は5歳未満の第3子以降に月額3000円が支給されるというとても限定的な制度でした。
しかし、その後は
- 支給額が増えたり
- 支給年齢が拡大されたり
先ほどご紹介したように、2010年には「子ども手当」に名称が変更しましたが、2013年には再度「児童手当」に戻りました。
そんな児童手当ですが、現在では
- 3歳未満一律15000円
- 3歳以上~小学校修了10000円(第3子以降は15000円)
- 中学生 一律10000円
- 所得制限以上 一律5000円
我が家も三人の子供がいます。
今回この児童手当を調べていて、最初は3000円というのがビックリしました!
1ヶ月のおむつ代にも足りないかもなぁ・・・と記事をかきながらため息がでました。笑
現在は増額されていることに、本当に感謝です(^^)
子ども手当から児童手当へ移行!所得制限に設けられた限度額は?
子ども手当と児童手当、この二つの一番大きな違いは「所得制限の有無」だと思います。
子ども手当だった時には、所得に制限はありませんでした。
でも現在の児童手当の場合は、扶養している親族の数によって所得制限が設けられています。
手当を受け取る人の前年12月31日時点の扶養親族の数で設定されます。
現在の所得制限限度額は、次のようになっています。
扶養親族の数 | 所得額 | 収入額 |
0人 | 622万円 | 833.3万円 |
1人 | 660万円 | 875.6万円 |
2人 | 698万円 | 917.8万円 |
3人 | 736万円 | 960万円 |
4人 | 774万円 | 1002.1万円 |
5人 | 812万円 | 1042.1万円 |
高収入のお家の場合は、児童手当をもらわなくてもお金に困る事はないと思います。
でも、せっかくの国の支給がもらえないと、なんだか損した気分になるのは私だけでしょうか?
子ども手当と児童手当ってどんな制度?のまとめ
子ども手当と児童手当の違いについて見てきました。
政治の影響でころころ名前が変わってしまいましたが、児童手当は子育て家庭にとってはなくてはならないものですよね!
子どもがいれば、その分支出もふえますからね(><)
ちなみに、我が家では子供たちの口座にそれぞれの児童手当を振り分け、手を付けずに貯金しています。
子どもたちが大きくなった時に、渡してあげようと計画しています。
児童手当の仕組みをしっかりと理解して、それぞれのご家庭で有意義につかってくださいね(*^^*)