電動歯ブラシは子供にどんなデメリットがあるの?

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最近、キャラクターのデザインがされている「子ども用の電動歯ブラシ」が売られるようになってきました。

電動歯ブラシは、正しい使い方をすれば子どもでも、磨きの腰もなくキレイに歯を磨くことができます。

しかしその一方で、手元の感覚が電動歯ブラシの振動で邪魔をされてしまって、きちんと毛先が歯に当たっているのかわからず。

その結果、磨き残しが出来てしまうデメリットもあります。

電動歯ブラシは「3歳から使用可能」となっています。

でも、この時期の電動歯ブラシは「子供が自分で歯を磨くとき」ではなく、「親の仕上げ磨きのとき」に使うようにしましょう。

5歳を過ぎたら、電動歯ブラシを子どもが自分でも上手に使えるようになってきますよ。

電動歯ブラシが子どもに与える良い影響と悪い影響

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子供が電動歯ブラシを使うデメリットとメリットについてご説明します。

電動歯ブラシの子供へのメリット

まずは、電動歯ブラシが子供に与えるメリットです。

★簡単にブラッシングできる
電動歯ブラシは細かい振動が発生するので、自分でシャカシャカと動かして磨く必要がありません。

さらには、普段手で磨いていてもなかなか届きにくい奥歯なども、簡単に磨くことができます。

★短時間で磨ける
電動歯ブラシを使えば、手で磨くよりも短い時間で磨き終えることができます。

★特別感がある
自分の好きなキャラクターがかかれていたり、“自分専用の”というだけで子どもは特別感を感じます。

子供が「これ欲しい!」とおねだりして購入した場合は、さらに特別感があると思います。

これにより、歯みがきへの意欲が増すことが期待できますよね。

電動歯ブラシの子供へのデメリット

次に、電動歯ブラシが子供に与えるデメリットです。

★振動で毛先が歯に当たっているのかわかりにくい
毛先の感覚が、電動歯ブラシの振動で邪魔されてしまいます。

そのため、まだちゃんと磨けていないのに「磨けている気」になってしまうことがあります。

さらに、正しい磨き方を理解していないと、例えば前歯だけに歯ブラシを当てていても、奥歯や歯の裏側は磨けないので意味がありませんよね。

★歯や歯茎を傷つけてしまう
適切な時間の使用なら問題ありませんが、長時間使用してしまうと歯や歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。

★充電等の管理が必要
電動歯ブラシは、電池の残量や充電の管理をする必要があります。

コンセントを差すタイプであれば、コードが引っかかってしまうことがあるので注意が必要です(子どもの場合は特に)。

★替えブラシにコストがかかる
手で磨く歯ブラシももちろんコストかかりますが、電動歯ブラシの替えブラシはさらにコストがかかってしまいます。

★置き場所に困る
意外と困るのが「電動歯ブラシの置き場所」です。

電動歯ブラシは普通の歯ブラシよりもサイズが大きいことが多いので、小さな穴の歯ブラシ立てには入りません。

「子供が自分で起きやすい場所」というこおも考えて「どこに置くのか」をイメージしてから購入しましょう。

電動歯ブラシは子供に良いもの?悪いもの?

電動歯ブラシのメリットやデメリットについて見てきました。

これらのことより、電動歯ブラシが子どもに与える良い影響は

  • 綺麗に磨けて自信がつく
  • 歯みがきへの意欲アップ

悪い影響は

  • 長時間続けて使うと口内を傷つけてしまう
  • 磨けている気になってしまう
ということが言えるのではないでしょうか。

電動歯ブラシは、正しい使い方をすれば手で磨くよりも隅々まで磨けることは確かです。

私は学生時代に歯科矯正をしていたのですが、歯に装置を付けている間は

「虫歯になってはいけません!」

と歯医者さんに口酸っぱく言われていました。

そのため、歯医者さんからは電動歯ブラシを強く勧められ、電動歯ブラシを購入しました。

おかげで、装置を付けて磨きにくいにも関わらず、虫歯になることもなく矯正期間を終えることができました。

私が使っていた時代(10数年前)は電動歯ブラシ自体が重たかったのですが、今の電動歯ブラシは軽くて子どもでも持ちやすくなっています。

ご家庭での考え方や子供の状況によって、電動歯ブラシを購入するかどうかを考えられたら良いかなと思います。


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子どもの電動歯ブラシはいつから使ってもいいものなの?

電動歯ブラシは、3歳から使用可能です(メーカーによっては対象年齢が異なる場合があるので気を付けてください)。

しかし、6歳ぐらいまでの子どもは

  • 手で歯を磨いても
  • 電動歯ブラシで歯を磨いても
一人では、上手に歯みがきをすることができません。

電動歯ブラシは自動で振動してくれますが、自動で動いてくれるわけではありませんし、自動で磨きやすいように口を開けてくれる機能がついているわけでもありません。

3~5歳の子どもの場合は、親の仕上げ磨きに電動歯ブラシを使用すると良いと思います。

5歳以降は、自分一人で磨く練習を始めましょう。

すると、少しずつ上手に電動歯ブラシを扱うことができるようになってくると思います。

使い方が正しければ、子ども一人で磨いただけでも綺麗に仕上げることができるようになるそうですが、やはり定期的に親が磨けているかのチェックはした方が良いでしょう。

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電動歯ブラシは子どもにどんなデメリットが?のまとめ

電動歯ブラシは子どもにどんなデメリットがあるのか?ということについて見てきましたが、いかがだったでしょうか?

最後にポイントをおさらいしておきますね!

  • 電動歯ブラシを使うデメリットは「毛先が歯に当たっているのかがわかりにくい」「長時間使用で歯や歯茎を傷つけてしまう」「充電の管理が必要」「替えブラシにコストがかかる」「置き場所に困る」などがあります。
  • メリットは「簡単に隅々までブラッシングできる」「短時間で磨ける」「特別感がある」などです。
  • 子どもに与える良い影響は「綺麗に磨けて自信がつく」「歯みがきへの意欲アップ」、悪い影響は「長時間使用によって口の中が傷つく恐れがある」「磨けている気になってしまう」です。
  • 電動歯ブラシは、3歳から使うことができます。
  • 3歳~5歳は、大人が仕上げ磨きをしてあげるときに使用してください。
  • 5歳をすぎた頃からは、子どもが一人で使うように練習を始めましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。