子供にとっては、待ちに待った楽しい夏休み。
あなたの子供さんは、どのように過ごされていますか？
宿題は順調ですか？
そんな夏休みの数ある宿題の中で、子供の後回しになってしまうもののひとつに「絵の宿題」がありませんか？
絵をかくことが好きだったり得意な子供は、特に何も言わなくてもスラスラ描くことが出来ますが、苦手な子供にとっては苦痛でしかありません。
そこで、絵をかくことが苦手な子供が、楽しく宿題を済ませることが出来るように
「絵の描き方や楽しさを教えるときのポイント」
について、詳しく見ていきたいと思います。
夏休みの宿題の絵は何を描けばいい？子供の好きなものがおすすめ
夏休みの宿題の絵は、夏休みが終わったあと、コンクールなどに出展する可能性が多いと思われます
コンクールの種類によって
- 何かしらの課題があるもの
- 自由課題のもの
夏休みの宿題で描く絵！最初は自由課題がオススメ
決められている課題に沿って、何を描こうかイメージができる子供は、そのイメージで進めて行けばいいのですが。
でも、そういったイメージの難しい子供には、自由課題のところを選びましょう。
自由課題は何を描いても良いのですから、子供の好きなものだとか、興味のあるもの何でもOKですよ。
男の子でしたら「車や鉄道」「ヒーローの絵」もありです。女の子は「花や果物」「パパやママの絵」もありですね。
わたしの子どもは「恐竜の絵」をかきましたよ。
そして、その翌年は「恐竜がごはんを食べているところ」をかいていましたよ。
夏休みの宿題で絵を描く前には下書きが大切！
絵に描くことが決まったからと、いきなり大きな画用紙に描き始めてしまうと
- 全体のバランスが悪かったり
- 描きたいものが一枚に全部収まらなかったり
一見面倒だなぁ～と思われると思いますが、いきなり本番を描いて思い通りにいかなかったときは「最初からやり直し！」になってしまいます。
やり直しの作業は、子どもにとってはとても辛いことです。
ますます絵をかくことに対してイメージが悪くなって絵が嫌いになってしまいます。
下書きでしたら消せばいいですし「失敗しても、簡単にやり直すことが出来るんだ！」くらい軽い気持ちで取り組むほうが、のびのびとした絵になりますよ。
夏休みの宿題の絵！低学年のうちはクレヨンで色塗り！
下書きが出来たら、次は色塗りですね。
絵の具セットを用意して、パレットに絵の具を出して…。
でも、絵の具を使うとなると、準備が結構手間ですよね。
特に絵をかくことが苦手な子どもにとってこの準備作業は、しんどいのではないでしょうか？
それよりも、保育所や幼稚園のときに慣れ親しんだ「クレヨン」はどうでしょう。
出してきて、塗るだけ！！なんてお手軽なのでしょう。
ここでワンポイントです！出来るだけ全面に色を塗りましょう。背景もキチンと塗っておくことで、ポイントがあがりますよ！
一年生で絵が書けないのは普通のこと？絵が好きになるにはどうすればいい？
「一年生になったけど絵が描けない」という子は珍しいことではありません。
大人で絵を描くのが得意な人と苦手な人がいるように、小学校一年生の子どもでも絵の得意不得意はあります。
絵を描くことが好きで普段からたくさん描いている子の絵は、やはり上達していきます。
しかし、絵を描くよりも外で遊ぶのが好きというタイプの子は、絵が上達しにくいです。
そうなると、「自分は絵が描けない、絵が苦手」と思い込んでしまう子供も出てくるでしょう。
絵に苦手意識を感じている子が、絵を好きになるにはどうしたらよいのでしょうか。
絵を描くこと好きになるには好きなキャラクタから描くことがおすすめ
絵を描くこと好きになるには、まず好きなキャラクターなどを描くことから始めましょう。
アニメやゲーム、漫画などから、気に入ったキャラクターを真似して描きます。
模写するのが難しければ、トレーシングペーパーを使ってうつすのもおすすめです。
最初はキャラクターの顔の部分だけだったのが、全身像や横向きの顔を描けるようになってきたりと、徐々に絵のバリエーションが拡がってくるはずです。
自分が好きなキャラクターを描けて楽しいという経験があると、もっと他の絵を描いてみようという気持ちになっていくでしょう。
子どもが絵を描くのを好きになるためには、周りの大人も気を付けたいポイントがあります。
それは批評しないということです。
子どもが絵を描くことに没頭しているときに周りの大人が、良かれと思って
- 過剰にほめたり
- 口出ししたり
絵を描くことを子どもが楽しんでいるという点を大切にして、時には大人も一緒になってお絵かきを楽しめるとよいですね。
小学生夏休みの宿題で絵の描き方のまとめ
絵の苦手な子供が少しでも楽に絵をかけるように、そのポイントを見てきました。
夏休みの宿題の中でもハードルの高い「絵の宿題」ですが、子どもの好きなものをお手軽にかかせてあげることで、二学期からの図画工作に自信がつけばいいですね。