除湿剤の捨て方は?何ゴミに捨てればいいの?

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以前1人暮らしをしていた時のことです。

「海が近かったせいもあるのか」
「建物の構造が何か合わなかったのか」

クローゼットの内壁が濡れていたことがありました。

そこで私が買ってきたのは、ジメジメする時期に大活躍する除湿剤です。

結局何が原因だったのかは分からずじまいですが、除湿剤は応急処置にはすごく役に立ちました。

また義実家でも湿気対策に、よく見かけるぞうさんの絵が描かれた除湿剤を使っています。

掃除を手伝っているときに、除湿剤の容器に水がいっぱいになっているのを処分するというお手伝いをしました。

いざ捨てるとき

「これって水を吸ってるわけだから、そのまま流して捨てていいのかな?」

と私は思っていました。

でも、詳しくは後ほどお話ししますが、除湿剤の容器に溜まった水は、水だけど水じゃないので、要注意なんです!

実は容器にも、きちんと「捨て方」が書いてあるんですよね。

「溜まった液を水道水と一緒に排水口に流す」

ここが大切なんです。

もし、台所(シンク)で流して処分する場合は、液を流し終えた後、シンクにも一通り水をかけて洗い流しておきましょう!

ほったらかしていたら、シンクにサビがついてしまうかもしれませんよ。

また、除湿剤の容器に薬剤が残っている場合は、ぬるま湯を注いで溶かせば大丈夫!

溜まった液と同様に、排水口に流して捨てられますよ。

容器はプラスチックゴミですので、お住まいの自治体の分別方法に従って捨ててくださいね。

容器に溜まった液は、排水口に流して捨ててもいいのですが、実は除草剤代わりにもなるそうです。

除湿剤の説明書きには、「植物に溜まった液をかけないでください。枯れることがあります。」と書いてあります。

これを活用して、枯らしたい雑草にまくことで除草剤代わりにするそうですよ。

もしも

「植物を植える予定がなく」
「雑草を枯らしたい」

って場所がありましたら、使い終わった後の除湿剤の液をまいて処分すると一石二鳥になっていいですね。

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除湿剤の成分は何?自分で簡単に作れるって本当?

ですが、なぜ除湿剤の容器に溜まった液で植物を枯らすことができるのでしょうか?

その答えは、除湿剤の主成分にあります。

水が溜まっていくタイプの除湿剤の主成分は、「塩化カルシウム」という薬剤です。

この塩化カルシウムは、空気中に含まれる水分に触れると溶け始めて、最後には液体になるという性質を持っています。

で、この溜まった液は、水のように見えますが、実は水ではなく「アルカリ性の塩化カルシウム水溶液」なんです。

「塩化」という名前の通り「塩」なので、植物には害となり枯れてしまうのです。

人間にとっては、毒性というほどの影響はありません。

ですが、

「小さな子ども」
「ペット」

が一緒に住んでいるご家庭では、万が一のことを考え使うのをためらってしまうこともあると思います。

そんな時におすすめなのが、重曹です!

重曹といえば、汚れを落とせるお掃除の万能アイテムですよね。

ですが、重曹にはそれだけではなく、

  • 除湿効果
  • 消臭作用
もあるので、お家で簡単に作れる除湿剤代わりになるんですよ!

作り方は、お好みの容器に重曹を入れるだけ!

簡単すぎてびっくりですよね。

除湿の効果を上げるためには、空気に触れる面を多くしたり、単純に容器に入れる量を多くしたりするといいですよ。

また、容器に

  • 不織布や
  • 薄い布
  • レースなど
をかけてふたをします。

こうすることで重曹がこぼれにくくなるし、ホコリよけにもなりますよ。

私は、排水口用に(ディスカウントドラッグ)コスモスで、不織布の水切りを買って使っているので、被せるものはこれで代用しています。

重曹を使った除湿剤の使用期間は、1か月から長いと半年くらい持ちます。

また、粉がサラサラしなくなってきたのも交換時期の目安になりますよ。

ダマになった重曹は、重曹水や重曹ペーストにして、掃除に使ってしまいましょう。

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除湿剤のゼリー状タイプの場合の捨て方は?燃えるゴミでも大丈夫!?

除湿剤には、使い終わりにゼリー状になるタイプのものもあります。

このゼリータイプの場合、何ゴミとして捨てれば良いのでしょうか?

さきほど説明した、使い終わりに水が出るタイプ(タンクタイプと呼ばれています)と比較しながら見ていきましょう!

まず、タンクタイプと違い、水がこぼれたり溢れたりする心配をしなくて良いのが、ゼリータイプの良いところですね。

また、タンクタイプに使われているのが「塩化カルシウム」だったのに対して、ゼリータイプの除湿剤には「塩化カルシウム+保水剤」が使われています。

この保水剤の効果で、湿気を吸収しても水にならず、ゼリー状に固まるというわけです。

もちろん、ゼリー状の固形になって固まっているので、タンクタイプのように水を水道に流して捨てることはできません。

ズバリ、ゼリー状になった除湿剤は、そのまま【燃えるゴミ】として捨てることができます!

ただし、ゼリー状になった除湿剤には触らないよう注意しましょう。

また、要注意なのが、シートタイプの除湿剤です。

ゼリータイプの除湿剤と同じく、シートタイプもゼリー状に固まりますが、こちらは【燃えないゴミ】として捨てましょう。

ゼリータイプのものと同じ感覚になって、うっかり燃えるゴミとして捨てないよう気を付けてくださいね。

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除湿剤が繰り返し使える?!その理由とコスパ抜群おすすめ5選

除湿剤と言えば、水がいっぱいになったり、効果がなくなったら「捨てて新しいものと交換するもの」と思っていませんか?

実は、除湿剤として使えるものの中には、「繰り返し使える」といった、コスパ抜群のアイテムがあるんです!

そんな「繰り返し使える除湿剤」の中からコスパ抜群なおすすめのものを5つ、ご紹介していきたいと思います。

繰り返し使える除湿剤①炭八

楽天市場にて、話題のランキングで1位を獲得したことがある除湿剤です。

木炭の持つ調湿効果を利用し、湿度が高い時には除湿してくれるという商品です。

炭なので、脱臭効果があるという点も嬉しいですね。

また、
「湿気を溜めたり
「溜めた水分を放出したり」

するので、干したりする手間もかからないのもポイントですね!

一度買えば、ほぼずっと使えるというのはお財布にも環境にも優しくていいですね。
炭でずっと除湿できる!「炭八」の詳細を見てみる

繰り返し使える除湿剤②ドライペット ぐんぐん吸いこむ大判シート

大判シートタイプの除湿剤です。

日が高い時間に直射日光に当てて干すことで、繰り返し使えます。

干す目安となるのは、再生おしらせサインがピンク色に変わった時です。

ブルーに戻るまで干しましょう。

外に干せない場合は、日当たりのよい窓際で室内干しでもOKなのも嬉しいですよね!
干して何度でも使える除湿剤!「ドライペット ぐんぐん吸いこむ大判シート」の詳細を見てみる

繰り返し使える除湿剤③ドライペット 除湿剤 ふとん快適シート

さきほどご紹介したドライペットの大判シートより、もっと大きな除湿シートです。

布団の下に敷いて使う除湿剤ですね。

布団っていつの間にかカビが生えたりするので、日頃から予防できるこのシートは便利ですね!

花粉などで布団が干せないって人にもおすすめです!

こちらも、天日に干すことで除湿消臭効果が再生し、繰り返し使うことが出来ますよ。
布団の除湿もこれで安心!「ドライペット 除湿剤 ふとん快適シート」の詳細を見てみる

繰り返し使える除湿剤④くり返し使える消臭除湿シート

この「くり返し使える消臭除湿シート」は、ニトリからでている消臭除湿シートです。

この商品の他にも、

「くり返し使える防ダニ消臭除湿シート(引き出し用)」
「消臭除湿シート(L シキフトンヨウ)」
「【吊るせる】くり返し使える消臭除湿シート」

などといろいろありますので、お好みの除湿シートを選んで使うことが出来ますよ。
お値段以上!ニトリの「くり返し使える消臭除湿シート」の詳細を見てみる

繰り返し使える除湿剤⑤【無電源】除湿機

これは、繰り返し使える除湿剤を調べていて初めて知りました!

  • 除湿機みたいに音も出ないし
  • 狭いところにも置け
  • 最大15日間連続で使える
電源要らずの除湿機です。

除湿ペレットという、水分を吸収してくれるものが入っています。

また、付属のケーブルに繋ぐことで、熱で除湿ペレットを乾燥させることにより繰り返し使えますよ。

塩化カルシウムが主成分の除湿剤は、

「水があふれたり」
「こぼれてしまったり」

という可能性が少なからずあります。

ですが、こちらの除湿機はそんな心配はご無用です。
電源いらずの除湿器!「【無電源】除湿機」の詳細を見てみる

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除湿剤の捨て方のまとめ

じめじめ解消の便利なアイテム「除湿剤」

そんな除湿剤を使い終わった後の捨て方について見てきました。

梅雨時期などの湿度が高い時に欠かせない湿気対策。

「除湿剤の捨て方」
「手作りできる除湿剤」
「繰り返し使える除湿剤」

についても見てきましたね。

最後に見てきた内容のポイントをまとめておきますね。、

  • 塩化カルシウムが主成分の除湿剤を捨てるときは『溜まった液を水道水と一緒に排水口に流す』
  • 手作りするときは、『重曹』が除湿剤の代わりになる。
  • 除湿剤には、半永久的に使えるものや、天日に干すことで繰り返し使えるもの。熱を加えることで繰り返し使えるようにするものがある
ということをお伝えしました。

除湿剤と一言で言っても、様々なタイプがあります。

自分の部屋に合ったものを見つけ、その除湿剤の説明をよく読んで使うようにしましょう。