鉄フライパンとテフロン加工のフライパンだと、一般家庭では断トツテフロン加工のほうが多いと思います。
なんといっても手入れが楽ですし、焦げ付かないですから・・・
傷がつかないように柔らかいスポンジで洗ってという注意書きがありますね。
その逆で、鉄のフライパンは硬いたわしでごしごししないと汚れが落ちません。
鉄のフライパンというのは、最初に熱く熱して油をなじませるのですが、この作業は使うたびに行います。
鉄のフライパンは使い込むほどに油がなじんで焦げ付かなくなりいい感じになるわけですが、その油が落ちてしまうとせっかく育てた油膜がなくなってしまいます。
ですから表面の部分に洗剤を使うのは極力控え、お湯を使ってたわしなどで洗っていきましょう。
たわしといえば茶色いパーム(ヤシ)たわしですが、他にはステンレス製のたわしや細長い竹でできた「ささら」などもよく使われています。
私とさららさんで洗い物コンビ作る?
ささらとたわし pic.twitter.com/vdIGNQe88O— わたしデラックス (@moe_pi0306) October 19, 2019
たわしよりささらのほうが硬いので、たわしで落ちない汚れはささらで落とすというイメージですかね。
ステンレスたわしも汚れはよく落ちますが、ぐるぐるばねみたいに渦巻いているので、汚れカスがくっつくと取りにくいという難点があります。
鉄フライパンを洗うたわしが100均で購入可能!?便利グッズを紹介
鉄製のフライパンを洗うには、たわしやささらがおすすめと書きましたが、たわしはもちろん100均にも売っています。
1個あたりの値段がホームセンターより安いのがありがたいですね。
でもホームセンターのは高いからぼったくりというわけじゃなく、たわしにも品質があるということです。
100均のたわしも普通に使えますけど、長持ちするかという面ではなんとも言えません。
衛生面が気になるから、安いのを何個も買って短期間で替えるほうがいいと思えばそれはそれでいいと思います。
鉄フライパンを洗うおすすめのたわしは?
さて、たわしといえば丸くて手でわしっとつかんで使用するわけですが、これだととげとげが手に刺さって痛いですよね。
力を入れたくても痛いので思い切りこすれません。
そんな時は柄がついたたわしがおすすめですよ。
柄がついたたわしというと、靴を洗うたわしが頭に浮かびますね。
だいたいそんなイメージでいいのですが。
洗浄するには面積が広いほうがいいので、丸いたわしとか輪っかになったたわしが柄の先についてるものを選んだほうが効率的です。
柄がついていればぶらさげておけるので水切れも早く済みますし、早く乾けばカビも生えませんから、おすすめですよ。
ステンレスたわしは、1個入りのもありますが、小さいたわしが8個くらい入ったのもあります。
使い捨てでもいいかとは思うのですが、燃えないゴミがどんどん増えるので、環境面では「うーん」なってしまいます。
やはり、パームたわしが最強かもしれません!
かるかやたわしは鉄フライパンの汚れや他のガンコな汚れに超便利!?
かるかやたわしって聞いたことありますか?
実際に使っている方のツイートです。
鉄フライパンきたきた!カッコいいー!
…そして早速焦がした。だってリクエストでスペインオムレツなのだもの。難易度高い
かるかやたわし、とても使いやすかった。焦げも落ちるし、食材カスが全然入り込まなくて良い pic.twitter.com/TIs2ivKIpm— ツルピカ (@turupika999) November 19, 2021
こんな感じでささらに近いですかね。
「かるかやたわし」の特徴は?
かるかやたわしは「茅(かや)」を使って作ったたわしです。
茅ってなに?という方もいると思いますが「かやぶき屋根」の茅もこれが使われています。
家の中を掃除するほうきなども材料は茅なのです。
掃除機が主流になっているから、若い人は知らないかもしれないですが、昔は茅のほうきで家の中を掃いていました。
ほどよくかたく細長いので、持ちやすくてフライパンも洗いやすいです。
値段は普通のたわしよりちょっと高く1600円ほどしますが、細長いので手の届きにくい部分の洗浄にも使えるということで重宝されています。
例えば目の細かいザルなどは、スポンジでなかなか落ちませんが、かるかやたわしだと目に入るので簡単に落とせます。
まな板も、包丁でできた小さなくぼみなどの汚れもかきだしてくれるのできれいに落ちます。
SDGs時代になり、いいものを長く、自然のものを使うなど心がけようということで、かるかやたわしも人気ですよ。
自然にも優しい!鉄フライパンにおすすめ「かるかやたわし」の詳細を見てみる
鉄のフライパンにたわしで傷がついたとき!そのままでも大丈夫なの?
鉄のフライパンの汚れを落とそうと頑張った結果傷をつけてしまった!ということあるかもしれません。
フライパンは傷をつけたらだめ、使えなくなってしまう印象がありませんか?
鉄のフライパンは大丈夫です!
というか、鉄のフライパン自体、普段からフライ返しなどで目には見えない小さな傷がついています。
フライパンに傷をつけちゃダメなのはテフロン加工のものです。
テフロン加工は、焦げ付かないように表面にコーティングをしているので、加工を傷つけないようにする必要があります。
洗う時も柔らかいスポンジで優しくしないといけませんし、ターナーもシリコンやナイロンのものを選んで、ステンレス製はNG。
それでも普段使いの摩擦で少しずつ加工が剥がれてしまいそのうち食材がくっつくようになってしまいます。
なのでテフロン加工のフライパンはある程度で買い替えが必要です。
一方で鉄のフライパンは多少の傷ではくっつく原因になりません。
しっかり予熱して油を馴染ませれば、表面の凸凹に油が入り込んでくっつくのを防いでくれるんです 。
むしろフライパンの表面に焦げが残っている方がサビの原因になったりして良くありません。
多少の傷は問題ないので、しっかり洗ってお手入れし長く使いましょう。
鉄フライパンのたわしのおすすめ!まとめ
鉄フライパンを洗うのにおすすめのたわしは、
「パームたわし」
「ささら」
「かるかやたわし」
「ステンレスたわし」
です。
フライパンにできた油膜はできるだけ落とさないように。
なので、なるべく洗剤は使わないで、お湯とたわしで汚れを落とすようにしましょう。
ステンレスたわしは、汚れが絡みついて取りにくいことと、燃えないゴミがどんどん増えます。
なので、パームたわしの方が環境にはいいのではと思います。
かるかやたわしは、細長くて持ちやすいので、女性に人気です。
パームたわしのように手が痛くなることもないですし、力が入れやすいですよ。